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ディオバン (バルサルタン)

ディオバン(バルサルタン)は、降圧薬です。血管を弛緩させ、血液をよりスムーズに流すことで、心臓が効率的に働くように作用します。

同義語

ディオバン, Diovan

有効成分

バルサルタン, Valsartan

その他のブランド名

ディオバン, Diovan

包装

28

製造元

Novartis

形状

含有量

40mg, 320mg

製造国

トルコ, オーストラリア, イギリス

SKU

2707

【ディオバン (バルサルタン)】食事の有無にかかわらず摂取することができますが、いつも同じ時間に服用することが推奨されています。

【ディオバン (バルサルタン)】アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご確認ください。

【ディオバン (バルサルタン)】妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、
例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ディオバン (バルサルタン)】母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【ディオバン (バルサルタン)】通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【ディオバン (バルサルタン)】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。定期的な血圧の監視が推奨されます。 軽度から中等度の腎疾患では、用量の調整は必要ありません。

【ディオバン (バルサルタン)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。

バルサルタン

使用方法
ディオバン (バルサルタン)は、高血圧および心不全の治療に使用されます。血圧を下げることで、心臓発作や脳卒中のリスクが低下します。
効能・効果
ディオバン (バルサルタン)はアンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)です。 血圧を下げる血管を弛緩させ、血液をよりスムーズに流すことで、心臓が効率的に働くように作用します。
一般的な副作用
めまい、背中の痛み、副鼻腔炎、血中カリウム濃度の上昇
専門家のアドバイス
  • ディオバン (バルサルタン)は食事の有無にかかわらず摂取できますが、常に一定の時間に服用されることをお勧めします。
  • 症候性低血圧を軽減するために、最初の用量は就寝前に服用してください。
  • ディオバン (バルサルタン)は、血液中のカリウムのレベルを上昇させる可能性があります。カリウムサプリメントやバナナやブロッコリーなどのカリウムが豊富な食品は避けてください。
  • 呼吸に影響する可能性のある唇、舌、および喉の急激な腫脹があれば、すぐに医師に連絡してください。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。
  • 妊娠中、または妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
よくある質問
Q.ディオバン (バルサルタン)はACE阻害剤、β遮断薬、スタチン、カルシウムチャネル遮断薬、アルファ遮断薬、血液希釈剤、または、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)ですか?
ディオバン (バルサルタン)は、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)です。

Q.ディオバン (バルサルタン)はディオバンと同じですか?
はい、ディオバンはディオバン (バルサルタン)の商品名です。

Q.ディオバン (バルサルタン)はジェネリックですか?
はい、ディオバン (バルサルタン)はジェネリック医薬品です。

Q.タイレノール(アセトアミノフェン)、バイアグラ(シルデナフィル)、アドビル(イブプロフェン)、アムロジピンと一緒にディオバン (バルサルタン)を服用できますか?
ディオバン (バルサルタン)はアドビルと一緒に服用できません。一方で、タイレノール、バイアグラ、またはアムロジピンと相互作用することは報告されていません。
同時に使用する場合は医師の指示に従ってください。

Q.ディオバン (バルサルタン)は体重の増加、咳、口の渇き、不眠症、かゆみ、脱毛、勃起不全(ED)、または心拍数の低下を引き起こしますか?
ディオバン (バルサルタン)は、咳、体重の増加、勃起不全、または心拍数を低下させることがあります。
一般的には、口の渇き、不眠症、かゆみ、または脱毛を引き起こすことは示されていません。 これらの副作用が現れた場合は、医師に相談してください。

Q.ディオバン (バルサルタン)は安全ですか?
ディオバン (バルサルタン)は、医師の指示に従って、所定の用量で使用した場合安全です。
基本情報
ディオバン(有効成分:バルサルタン)は血圧を上げる原因となる物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑え、これにより血管が広がり、水分や電解質が調整され結果として血圧が下がります。血圧を適度なレベルに保つことで、将来の病気を防ぐことにつながります。 ACE阻害薬の系統ですので安全性が高く、年齢を問わず広く利用することができます。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
成人の高血圧・・・
初回投与量: 80mgもしくは160mgを1日1回服用
用量範囲: 80mg~320mgを1日1回服用
目標維持用量: -

子供(6~16歳)の高血圧・・・
初回投与量: 体重1kgあたり1.3mgを1日1回服用(最大1日40mg)
用量範囲: 体重1kgあたり1.3mg~2.7mgを1日1回服用(最大1日40~160mg)
目標維持用量: -

心不全・・・
初回投与量: 40mgを1日2回服用
用量範囲: 40mg~160mgを1日2回服用
目標維持用量: 160mgを1日2回服用

心筋梗塞後・・・
初回投与量: 20mgを1日2回服用
用量範囲: 20mg~160mgを1日2回服用
目標維持用量: 160mgを1日2回服用

【用法および用量調節について】
高齢患者や軽度~中等度の腎障害および肝障害がある患者への初回投与量の調節は必要ありません。
重度の腎障害および肝障害のある患者に対する用量決定は慎重に行う必要があります。

ディオバン錠は、食事の有無にかかわらず服用いただけます。
心不全患者は、併用する利尿薬の用量減量を検討して下さい。
心筋梗塞後に使用する際、症候性低血圧もしくは腎機能障害が起こった場合は、用量の減量を検討する必要があります。

警告
(1)本剤の成分に対しアレルギーがある患者へ使用をさけること
(2)飲み合わせの悪い薬があるので医師と相談すること
(3)妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること
(4)服用後にめまいや傾眠が起こることがある為、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意すること

禁忌
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合。また本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合の使用はできません。

相互作用
カリウム保持性利尿剤
・スピロノラクトン
・トリアムテレン等
カリウム補給製剤
・塩化カリウム
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性があります。そうすると血清カリウム値が上昇し腎機能障害を招く危険性があります。血清カリウム濃度に注意する必要があります。

高齢者への投与
高齢者は一般的に生理機能が低下しています。低用量から開始するなど、十分注意を払い慎重に使用を進めることが大切です。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていません。

保存等
室温保存

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