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チクロップ (チクロピジン)

チクロップ (チクロピジン)は抗血小板薬です。血小板の癒着を防ぐことで有害な血栓の形成を減少させます。 心臓発作や不安定狭心症の治療に使用されます。

チクリッド Ticlid

有効成分

チクロピジン Ticlopidine

その他のブランド名

チクリッドジェネリック,パナルジン,ジルペンダー,ソーパー,ソロゾリン,チクピロン,ニチステート,パチュナ,パナピジン,パラクロジン,ヒシミドン,ビーチロン, ピエテネール,ピクロジン,ファルロジン,マイトジン, Ticlop

製造元

Zydus

包装

10

形状

含有量

250 mg

SKU

3086

【チクロップ (チクロピジン)】 食事の有無にかかわらず摂取することができます。

【チクロップ (チクロピジン)】  アルコールとの相互作用は不明です。 医師に相談してください。

【チクロップ (チクロピジン)】  妊娠中も恐らく安全に使用することができます。 動物研究では、胎児への悪影響は少ないかまたは全く示されませんでしたが、ヒトの研究は限られています。 念のため医師に相談してください。

【チクロップ (チクロピジン)】  おそらく母乳育児中に使用するのは安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから乳児には重大なリスクがある可能性があります。

【チクロップ (チクロピジン)】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【チクロップ (チクロピジン)】 情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

【チクロップ (チクロピジン)】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また薬の服用中は肝機能検査が定期的に行われます。

シルデナフィル

チクロピジン

使用方法
チクロップ (チクロピジン)は、心臓発作および不安定狭心症の治療に使用されます。
効能・効果
チクロップ (チクロピジン)は抗血小板薬です。血小板の癒着を防ぐことで有害な血栓の形成を減少させます。これにより心臓発作または脳卒中の可能性を低下させます。
一般的な副作用
吐き気、嘔吐、下痢、白血球数の減少
専門家のアドバイス
  • チクロップ (チクロピジン)は食べ物の有無にかかわらず摂取することができます。
  • 手術や歯科治療を受ける場合、一時的にチクロップ (チクロピジン)の投与を中止するように求められることがあります。
  • 一般的な副作用として出血があります。もし、尿中に血液が混入したり、便が黒くなったり、身体に容易に傷がつき、鼻血、歯茎からの出血がみられたり、出血した際に血が止まるまでに時間がかかる、また月経出血がより重いなどの症状が見られた場合は医師へ知らせてください。
  • 誤って身体のどこかを切ってしまった場合は、清潔で乾燥した包帯を使用し、少なくとも5分間、しっかり圧力をかけて止血してください。それでも出血を止めることができない場合は、直ちに医師に連絡するか、直接病院へ行ってください。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断されたことがある場合は、医師にご連絡ください。
よくある質問
Q.チクロップ (チクロピジン)はどのように作用しますか?
チクロップ (チクロピジン)は血小板凝集阻害剤です。チクロップ (チクロピジン)は、血小板とフィブリノーゲンの結合、および血小板間相互作用を減少させることにより、血小板凝集の用量依存的な減少を誘発することで、出血時間を増加させます。
すなわち、血小板が凝塊を集めて形成するのを防ぐことによって作用します。

Q.チクロップ (チクロピジン)は抗凝固剤ですか?
いいえ、チクロップ (チクロピジン)は抗凝固剤ではありません。抗血小板薬です。

Q.チクロップ (チクロピジン)はプロドラッグですか?
はい、チクロップ (チクロピジン)は活性型に代謝されるプロドラッグです。

Q.チクロップ (チクロピジン)はどのように代謝されますか?
チクロップ (チクロピジン)は肝臓によって広く代謝されます。

Q.チクロップ (チクロピジン)は何に使われますか?
チクロップ (チクロピジン)は、忍容性がなく、アスピリンに対してアレルギーのある患者、またはアスピリン治療に失敗した患者や、脳卒中を経験した患者において、血栓性脳卒中のリスクを減らし、また予防するために使用されます。
チクロップ (チクロピジン)はまた、冠状動脈ステント移植を受けた患者において、アスピリンを用いた補助療法として使用されることもあります。

基本情報
本剤の有効成分であるチクロピジンは凝集し、血小板の血液凝固を阻害する作用を持つお薬です。血小板のP2Y12受容体に結合することによりで活性化血小板からアデノシン二リン酸(ADP)の活性化を阻害し、血液凝固を防ぐことができます。チクロピジンはP2Y12阻害剤と呼ばれる薬剤のクラスに属します。このタイプのお薬にはクロピドグレル(プラビックス)、チカグレラ、プラスグレルなどがあります。クロピドグレルは、クロピジンと同様の化学構造と薬理を持ちます。脳や身体の他の部分で動脈内に形成された血栓がはがれ落ちるち、脳内血管に詰まることで脳卒中を引き起こすことがあります。同様に、血栓が心臓内の動脈をに詰まった場合にも心臓発作を引き起こす原因となります。いずれの場合においても、脳や心臓の一部への血液供給が遮断され、脳や心臓の一部が破損し死に至ることもあります。チクロピジンは、脳卒中や血液の凝固を阻害することで心臓発作を起こりにくくします。チクロピジンは1991年10月に米国FDAにより承認されました。
警告
○血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、無顆粒球症、重い肝障害等の重大な副作用が主に投与開始後2ヵ月以内に発現し、死亡にまで至ったケースが報告され ています。使用開始後は特に慎重に副作用の症状に注意して下さい。2週に1回、血球算定(白血球分画を含む)、肝機能検査を行って下さい。
○上記のような副作用の症状(初期症状含む)がみられたら、直ちに使用を中止して適切な処置を受けて下さい。
○本剤の使用中は、定期的に血液検査を行って、副作用の発現に注意して下さい。
○万一、血栓性血小板減少性紫斑病、顆粒球減少、肝障害の発現等が疑われた場合には、使用を中止して必要に応じ血液像もしくは肝機能検査を行い適切な処置をとること。
○使用前に副作用の可能性について患者及び適切な立場の者に説明し理解を得ること。また、以下について説明し理解を得ること。本剤の使用開始から2ヵ月間 は定期的に血液検査を行う必要があり、原則として2週に1回の通院が必要となること。副作用を示唆する症状が現れた場合には、直ぐに医師などに伝え、指示 を守ること。本剤開始後2ヵ月間は、原則として1回2週間分までの処方とすること。
禁忌
下記の場合の使用の使用はできません。
○チクロピジン塩酸塩による白血球減少症の既往歴がある場合
○チクロピジン塩酸塩に対て過敏症(アレルギーの既往歴がある場合
○重い肝障害がある場合
○出血している場合
○白血球減少症の場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。
○生理中の女性
○出血傾向並びにその素因がある場合
○肝障害の既往歴がある場合
○高齢者
○白血球減少症の既往歴がある場合
○高血圧の場合
相互作用
【併用注意】
シクロスポリン
バルビツール酸誘導体
テオフィリン
チザニジン塩酸塩
フェニトイン
抗凝固薬
・ワルファリンなど
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
・アスピリンなど
血栓溶解薬
・ウロキナーゼ
・アルテプラーゼなど
高齢者への投与
高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合の使用は避けること。授乳中の使用も避けることが望ましい。
小児等への投与
小児等への安全性は確立されていません。
保存等
室温保存