ダラプリム　Daraprim、ピリメタミン　25mg　箱　錠剤　（Aspen社製）

ダラプリム　Daraprim、ピリメタミン　25mg　有効期限　（Aspen社製）

ダラプリム　Daraprim、ピリメタミン　25mg　製造情報　（Aspen社製）

ダラプリム (ピリメタミン)

(1 お客様のレビュー)

ダラプリムはマラリア予防・治療、トキソプラズマ症の治療に効果のあるお薬です。

同義語

ダラプリム, Daraprim

有効成分

ピリメタミン, Pyrimethamine

その他のブランド名

ダラプリム, Daraprim

包装

製造元

GSK, Aspen

形状

錠

含有量

25mg

製造国

イギリス

SKU

2812

【ダラプリム (ピリメタミン)】　医師へご確認ください。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験で望ましくない繁殖作用を示しています。しかし例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には使用される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　車の運転などに影響を及ぼすかどうかは不明ですが、反応や集中力に影響するような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。

【ダラプリム (ピリメタミン)】　肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

非常に危険な相互作用を引き起こす
コトリモキサゾール

ピリメタミン

使用方法

ダラプリム (ピリメタミン)は、マラリアの治療に使用されています。

効能・効果

ダラプリム (ピリメタミン)はマラリア原虫内の高濃度に達する弱塩基で、有毒ヘム色素の蓄積を引き起こし殺虫します。

一般的な副作用

異常なあざ、異常な皮膚の色素沈着、貧血、血液検査結果の変化、めまい、頭痛、嘔吐、衰弱、下痢、吐き気

専門家のアドバイス

ダラプリム (ピリメタミン)は、スルホンアミドと一緒に投与された場合、葉酸（ビタミン）サプリメントを摂取する必要があります。
ダラプリム (ピリメタミン)やその他の成分にアレルギーがある場合は、ダラプリム (ピリメタミン)を使用しないでください。
葉酸欠乏症のため巨赤芽球性貧血がある場合は、ダラプリム (ピリメタミン)を服用しないでください。
腎臓や肝臓に問題がある場合、てんかん発作、うつ病、骨髄の問題、胃または腸の問題（例えば、吸収不良症候群）、フェニルケトン尿症、またはアルコール依存症である場合はダラプリム (ピリメタミン)を服用しないでください。

よくある質問

Q.ダラプリム (ピリメタミン)は何のために使われていますか？
ダラプリム (ピリメタミン)は、トキソプラズマ症を治療し、マラリア感染症を他の医薬品と共に治療、または予防するために使用されます。

Q.ダラプリム (ピリメタミン)はどのように作用しますか？
ダラプリム (ピリメタミン)は駆虫薬であり、寄生虫を殺すか、血流の成長を妨げる働きがあります。

基本情報

ダラプリム（有効成分：ピリメタミン）は寄生虫の駆虫薬で主にマラリア予防・治療、トキソプラズマ症の治療にもちいられます。

　マラリアは熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症です。世界保健機関・WHOの推計によりますと、年間３～５億人の感染者。150万～270万人の死亡者数があるとされています。この数字の多くはサハラ以南のアフリカでの５歳児未満の小児が占めますが、アフリカ以外の東南アジア、南亜細亜、南太平洋諸国、中南米でも多数の発生例があります。旅行者が帰国してからマラリアを発症するケースは約３万人と推計されています。日本では2000年以降は100例を下回り、減少してきています。感染すると高熱、吐き気、頭痛などの症状が現れます。悪性の場合では脳マラリアによって腎不全や意識障害など深刻な状態を引き起こし死に至る危険性があります。

　マラリアの病原体は4種あります。熱帯熱マラリア原虫（P. falciparum ）、三日熱マラリア原虫（P. vivax ）、卵形マラリア原虫（P. ovale ）、四日熱マラリア原虫（P. malariae ）。媒介動物は蚊（マハダラカ）です。マハダラカの唾液腺にスポロゾイトとして蓄積されたマラリア原虫は、メスのマハダラカが産卵に備えて吸血する際に唾液を注入するさいにヒトの体内にスポロゾイトが侵入します。血液中に入った後は45分ほどで肝細胞に取り付きます。その後肝細胞の中で１～３週間かけ増殖し、分裂小体（メロゾイト）が数千個になると肝細胞を破壊して赤血球に入り込みます。赤血球の中で８～32個に分裂し、赤血球を破壊して血液中に流れ出て、また別の赤血球に取り付きこの過程を繰り返します。

　マラリアを発症すると、40度もの高熱が出ますが比較的短時間で下がります。ただし、三日熱マラリアですと約48時間置き、四日マラリアですと72時間おきに高熱を繰り返します。卵形マラリアの場合、三日マラリアとほぼ同じ50時間毎に発熱を繰り返します。いずれの場合、一旦熱が下がるため油断しやすいのですが、早急に治療を開始しないと重篤化する危険性が高くなります。三度目の高熱を発症したときは大変危険な状態とされています。治療をせずに放置すると、慢性マラリア化し、発熱の間隔が延びて血中の原虫は減少します。三日熱マラリアと卵形マラリアでは一部の原虫が肝細胞内で休眠型となり、長期間潜伏する場合があります。日熱マラリア原虫の成熟体は、血液中に長期間（数か月～数年間）潜伏し発症させることがあります。

警告

下記に該当する場合は本剤を使用する前に医師に相談して下さい。
ピリメタミンに対して過敏症の既往歴がある場合
葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血の場合
てんかんの場合
腎臓疾患がある場合
肝臓疾患がある場合

本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
高齢者へは慎重に投与してください。

相互作用

下記のお薬との併用は慎重に行う必要がある、または併用できない可能性があります。事前に医師に伝えて下さい。
オーラノフィン
チオグルコース
金チオリンゴ酸ナトリウム