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セレニア 犬用 (マロピタント)

セレニアは犬用の制吐剤です。愛犬の胃腸疾患、腎機能障害、腫瘍、膵臓疾患(膵炎)、肝臓疾患(肝機能障害)、代謝性疾患、糖尿病、脳疾患、薬剤による副作用などを原因とする急性の嘔吐を抑制します。

同義語

セレニア, Cerenia

有効成分

マロピタント, Maropitant Citrate

その他のブランド名

セレニア, Cerenia

包装

4

製造元

Pfizer

形状

含有量

60mg

製造国

ニュージーランド

SKU

2819

基本情報
セレニアは、マロピタント Maropitant Citrateを有効成分として含む犬用の制吐剤です。有効成分であるマロピタントには、嘔吐中枢および第四脳室底の最後野にあるCTZ(Chemoreceptor Trigger Zone ケモレセプタートリガーゾーン:化学受容器引金帯)に分布するニューロキニン1受容体とサブスタンスの結合を阻害することで、さまざまな刺激を原因とする嘔吐に対して広く制吐作用を発揮します。胃腸疾患、腎機能障害、腫瘍、膵臓疾患(膵炎)、肝臓疾患(肝機能障害)、代謝性疾患、糖尿病、脳疾患、薬剤による副作用などを原因とする急性嘔吐の抑制など、さまざまな原因による嘔吐の抑制に対応します。また、乗り物酔いの予防としても用いられことがあります。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

セレニア錠は、経口薬です。
乗り物酔い予防には薬の投与前に少量の餌やおやつを与えることが推奨されています。
投与前は、長期間餌を抜くことは避けて下さい。
しかし、薬の分解および効き始めが遅れる可能性があるため、セレニア錠は食べ物に包んで与えてはいけません。
薬の投与後は、犬が全ての錠剤を飲み込んだことを確認するまで慎重に観察して下さい。

化学療法によって引き起こされる吐き気の予防、嘔吐の治療および予防(乗り物酔いを除く):
セレニア錠を化学療法による嘔吐の治療および予防に使用する場合は、体重1kgあたりマロピタント2mgを1日1回投与して下さい。
錠剤は真ん中の割り線に沿って分割することができます。

嘔吐を予防するには、錠剤は1時間以上前に投与する必要があります。
薬の効果持続期間は約24時間ですので、嘔吐を引き起こす可能性のある薬(化学療法など)を投与する日の前日の夜にセレニア錠を投与することができます。

セレニア錠は嘔吐の治療および予防薬として、錠剤もしくは注射液の形態で、1日1回最大5日間投与することができます。

【体重毎の推奨用量】
(化学療法によって引き起こされる吐き気の予防、嘔吐の治療および予防(乗り物酔いを除く)に使用する場合)

体重3~4kg: 16mg錠を2分の1個
体重4.1~8kg: 16mg錠を1個
体重8.1~12kg: 24mg錠を1個
体重12.1~24kg: 24mg錠を2個
体重24.1~30kg: 60mg錠を1個
体重30.1~60kg: 60mg錠を2個

乗り物酔いによる嘔吐の予防:
セレニア錠を乗り物酔いによる嘔吐の予防に使用する場合は、体重1kgあたりマロピタント8mgを1日1回投与して下さい。
錠剤は真ん中の割り線に沿って分割することができます。

錠剤は乗り物に乗る最低1時間以上前に投与する必要があります。
制吐作用は少なくとも12時間は持続するため、朝に乗り物に乗る予定がある場合は前日の夜に投与することもできます。
セレニア錠は、最長2日間まで継続して投与することができます。

【体重毎の推奨用量】
(乗り物酔いの予防に使用する場合)

体重1~1.5kg: 24mg錠を2分の1個
体重1.6~2kg: 16mg錠を1個
体重2.1~3kg: 24mg錠を1個
体重3.1~4kg: 16mg錠を2個
体重4.1~6kg: 24mg錠を2個
体重6.1~7.5kg: 60mg錠を1個
体重7.6~10kg: 160mg錠を2分の1個
体重10.1~15kg: 60mg錠を2個
体重15.1~20kg: 160mg錠を1個
体重20.1~30kg: 160mg錠を1個+2分の1個
体重30.1~40kg: 160mg錠を2個
体重40.1~60kg: 160mg錠を3個

マロピタンを多量に使用した場合、及び繰り返しの投与により用量が蓄積した場合の薬物動態は個体により大きく異なるため、個体によって、および錠剤を繰り返し使用する場合は、用量の減量が推奨される場合もあります。

警告
本品は犬用です。ヒト用ではありません。

慎重投与
マロピタント Maropitant Citrateは肝臓で代謝されるので、肝臓障害がある動物へ使用する場合は注意が必要です。
心臓に問題がある場合の使用は特に注意が必要です。

重要な基本的注意
5日間以上は使用しないこと。5日間以上を越えて使用する場合は、休薬期間を設けること。

相互作用
カルシウムチャンネル阻害剤との併用はできません。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、授乳中の場合は使用を避けて下さい。妊娠中、授乳中の動物への使用についての安全性は確立されていません。

小児等への投与
生後16週から使用可能です。

その他の注意
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。

保存等
室温保存

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