セファレキシン XR (ケフレックス ジェネリック)

セファレキシン XRは、細菌感染症の治療に使用されます。尿路感染や皮膚などの軟部組織、血液、腹部、生殖器や肺（肺炎）などの感染症への短期治療、また、手術後の感染症予防にも使用されます。

セファレキシン XRは抗生物質です。 細菌が生存するために必要な細菌保護カバーの形成を防ぐことで、細菌を死滅させます。

発疹、嘔吐、アレルギー反応、胃痛、悪心、消化不良、下痢

• セファレキシン XRは感染症状を改善するために医師により処方されます。
• 気分が良いと感じても、線量をとばしたりせず常に医師の指示に従い、治療コースを完了してください。早期に不規則な投薬をすると感染症の治療が難しくなります。必ず医師から指示された用量用法を守って下さい。
• 発疹、かゆみ、顔や口の腫れ、呼吸困難がみられる場合は、セファレキシン XRの使用を中止し、すぐに医師に連絡してください。
• 下痢は副作用として起こることがありますが、投薬コースを終了すると止まります。もし下痢が止まらない場合や、血便が見られる場合は、医師にご相談ください。
• 胃への負担を減らすため食事と一緒か食後に服用して下さい。
• 副作用の可能性が高まりますので、セファレキシン XRの服用中はアルコールを摂取しないで下さい。

Q.セファレキシン XRにはスルファまたはペニシリンが含まれていますか？
セファレキシン XRはスルファやペニシリンを含んでいません。セファロスポリン系抗生物質です。

Q.セファレキシン XRはケフレックス、スポラノックス、またはアモキシシリンと同様ですか？
ケフレックスはセファレキシン XRの商品名ですが、スポラノックスとアモキシシリンは他の薬剤です。

Q.セファレキシン XRは安全ですか？
セファレキシン XRは、医師の指示に従い、所定の用量で使用する限り安全です。

Q.ナイキル（アセトアミノフェン、デキストロメトルファン、ドキシラミン、プソイドエフェドリン配合）、タイレノール（パラセタモール）、デイキル（フェニレフリン、アセトアミノフェン、デキストロメトルファン配合）、ベナドリル（ジフェンヒドラミン）、タミフル（リン酸オセルタミビル）、アドビル（イブプロフェン）と一緒にセファレキシン XRを服用できますか？
はい、ナイキル、タイレノール、デイケイル、ベナドリル、タミフル、またはアドビルと一緒にセファレキシン XRを摂取できます。薬を併用する前には医師にご相談ください。

Q.セファレキシン XRをシタロプラム、またはビタミン剤と一緒に服用できますか？
はい、セファレキシン XRをシタロプラム、またはビタミン剤と一緒に服用できます。

Q.風邪の治療にセファレキシン XRを服用できますか？
セファレキシン XRは細菌によって引き起こされる細菌感染症の治療薬です。一般的な風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症は治療しません。

Q.セファレキシン XRは性感染症（STD）、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）、ブドウ球菌感染症または細菌性膣炎（BV）を治療しますか？
セファレキシン XRは、STDの治療には承認されておらず、MRSAやBVに対しても有効ではありません。ブドウ球菌感染症に対しては有効です。

セファレキシンはケフレックスのジェネリック薬品になります。セフェム系の代表的な抗生物質であり大腸菌などグラム陰性菌の一部にも有効です。細菌の細胞壁の形成を阻害することで殺菌する作用があります。主に呼吸器系、泌尿生殖器系、皮膚、眼、耳鼻、歯科などの感染症に広く用いられます。 ペニシリン系にくらべ比較的副作用は少なく安全性の高い抗生物質です。ショック症状には十分に注意を払ってください。腎臓が悪い場合や高齢者の場合、副作用に十分に注意して下さい。

(1)セフェム系の抗生物質の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること (2)飲み合わせの悪い薬があるので医師と相談すること (3)妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること (4)服用後にめまい，傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる

下記の場合の使用はできません。
○本剤に含まれる成分に対してショックの既往歴がある場合
○本剤に含まれる成分、またはセフェム系抗生物質に対して過敏症の既往歴がある場合

下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。
○ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴がある場合
○本人又は両親、兄弟などの近親に気管支喘息、発疹、じんま疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質を持つ方がいる場合　
○重い腎障害がある場合
○経口摂取が不良の場合、または非経口栄養の場合、全身状態が悪い場合
○高齢者

高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが大切です。特にビタミンK欠乏による出血症状やその他の副作用の症状などに注意を払ってください。

妊娠中、妊娠している可能性がある場合は事前に医師に伝えて下さい。