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コンピュータゲームをする若い女性に肥満傾向が・・・

スウェーデンで20代の女性2,500人以上を対象に調査した研究結果として、コンピュータゲームで遊ぶ若い女性には肥満傾向があることがわかりました。

シャールグレンスカアカデミーの研究者は、この研究では、20歳~24歳くらいの2,500人の成人女性を対象に、2007年、2008年、2012年の3つの異なる時期に調査、回答を得て、若い人たちが自分の時間にメール、チャットやゲームなどでコンピューターで遊ぶ時間の長さはBMIに影響するかどうかを調べました。
結果は、少なくとも、1日1時間、コンピューターゲームで遊ぶ女性は、コンピューターゲームで遊ばない女性と比較して、5年間の試験期間中、25以上のBMIをボーダーとして、肥満になる可能性が高かったことを示しています。

*その他の考えられる肥満要因*

「平均身長と体重の若い女性を等しく調査したところでは、1日2時間以上コンピューターゲームをした人たちに、3.7キロもの体重増加があり、コンピュータゲームをした人たちにBMIの増加が見られました。
その計算は、年齢、職業、毎日コンピューターを使用する時刻、自由時間の物理的な活動、睡眠など、
肥満になる他の危険因子を考慮に入れており、社会的支援が必要となります。」と、シャールグレンスカアカデミーの研究者である、サラ・トーミー氏は述べています。

*原因を特定する必要*

「男性にはこのような傾向は見られませんでした。なぜ、女性にだけ体重の増加が見られたのかは不明です。」
とサラ・トーミー氏は述べ、結果を検証し、考えられる原因を特定するための更なる研究の必要性を説いています。ヨーテボリの研究者たちはまだ若い女性ゲーマーは、公衆衛生予防への取組みに対しての、重要な標的グループになりえると結論づけています。

記事は、科学誌、BMC Public Health に紹介された、「来るべき研究-余暇でのコンピューターの使用による青年の肥満について」より抜粋しています。

出典:ヨーテボリ大学