電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / コロナウイルスのパンデミックと夏の暑さ:都市は困難な課題に備える

コロナウイルスのパンデミックと夏の暑さ:都市は困難な課題に備える

コロナウイルスの集団感染によって、米国では多くの都市が荒廃し続けており、夏が到来した今、この問題は多くの人の間で更なる悪化を見せています。
このため多くの都市では、集団感染と暑さの厳しい組み合わせに対抗するための戦略が立てられています。

「COVID-19と気候変動が衝突することになるでしょう。今季、私達は前例のない課題に直面することは間違いありません。」と、ニューヨーク市緊急管理部の広報担当者であるオマール・ボーン氏は、WebMDの取材に対して述べたといいます。

気温の上昇する夏の間、都市の噴水公園やエアコンの聞いた施設は非常に活発になり、多くの人が頻繁に訪れます。
しかし、暑さに関連した健康障害に対抗するための戦略は、同時に、新型コロナウイルスを減少させるための戦略と直接対立するのです。
そのため、このような施設はパンデミック中閉鎖されていました。

「人々が密集し、噴水公園を走り回るような肉体的に激しい運動をすると、感染リスクが高まるようです。」と、ニューヨーク市ロチェスターのスポークスマンであるジャスティン・ロジ氏は言います。

全国の政府関係者が、暑さ関連の問題とCOVID-19感染リスク両方に対応する方法を模索しています。
しかし、専門家らは、この致命的なウイルスの拡大予防と、暑さ関連疾患予防のバランスを取ることは、非常に困難なものとなると述べています。

気温の上昇により、屋外に長時間滞在すると、熱疲労、さらには熱中症を発症する恐れがあります。
前者には吐き気やふらつき、倦怠感、めまい、筋けいれんといった特定の兆候があります。
一方熱中症は、直ちに医師の診察を受ける必要がある深刻な状態です。
熱中症を発症した人は、頭痛や混乱、嘔吐、心拍上昇が起こったり、意識を失うことさえもあります。

糖尿病や心臓病などの基礎疾患を持つ人々は、熱中症にかかるリスクが高くなります。
米国では90%の家庭にエアコンが設置されていますが、家の中に均等に設置されていません。

出典 2020年6月29日更新 Medical Daily『Coronavirus Pandemic And Summer Heat: Cities Prepare For Challenging Combination』 (2020年7月1日に利用)
https://www.medicaldaily.com/coronavirus-pandemic-summer-heat-454736