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オクスカーブ (オクスカルバゼピン)

オクスカーブは、てんかんの治療薬です。有効成分のオクスカルバゼピンは脳内の電気的活動を安定化し、脳神経の興奮をおさえる作用があります。

同義語

オクスカーブ, Oxcarb

有効成分

オクスカルバゼピン, Oxcarbazepine

その他のブランド名

オクスカーブ, Oxcarb

包装

10

製造元

Cipla

形状

含有量

150 mg, 300 mg, 600 mg

製造国

インド

SKU

3249

【オクスカーブ】食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。

【オクスカーブ】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【オクスカーブ】オクスカーブを妊娠中に使用するのは安全ではありません。動物実験では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。医師へご相談下さい。

【オクスカーブ】不明です。医師へご相談ください。

【オクスカーブ】車の運転や機械を操作する際には、注意が必要です。

【オクスカーブ】腎疾患がある場合は、注意が必要です。

【オクスカーブ】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

シルデナフィル

オクスカルバゼピン

使用方法
オクスカーブは、てんかんの治療に使用されます。
効能・効果
オクスカーブは、脳内の神経細胞の異常に過度な活性を抑制することにより、発作またはけいれん発作を制御します。
一般的な副作用
眠気、頭痛、悪心、嘔吐、複視、疲労、めまい
専門家のアドバイス
  • オクスカーブ、またはこの薬の他の成分のいずれかにアレルギーがある場合は、使用しないでください。
  • オクスカーブの血中濃度は定期的にモニタリングして投与量を調整する必要があります。これらの検査を行う時期については、医師のアドバイスに従ってください。
  • 皮膚や白目部分が黄変したりてんかん発作や心拍数が増加、または、自殺思考が起きた場合は、直ぐに医師へ連絡して下さい。
  • 異常な疲れ、はげしい息切れ、頭痛、めまい、頻繁なウイルス感染、口腔潰瘍、鼻や体の他の部分からの出血、痣ができやすくなった、皮膚の発疹などが見られる場合は直ちに医師へ連絡して下さい。
  • オクスカーブは、避妊薬の有効性を低下させる可能性があります。 オクスカーブを服用している間、避妊を行う場合は非ホルモン避妊薬(コンドーム、殺精子剤を含む隔膜系の避妊具)の使用について医師に相談してください。
  • オクスカーブでの治療中は、車の運転や機械の操作を行わないで下さい。特に、治療を開始したばかりの頃や用量を増やしたりすると眠気やめまいを感じることがあります。
よくある質問
Q.オクスカーブは安全ですか?
オクスカーブは、医師の指示に従って、規定の用量で使用すると安全です。


Q.オクスカーブは麻薬性またはアヘン性または制御薬物ですか。また、中毒性はありますか?
オクスカーブは習慣性ではないため、麻薬や規制物質ではありません。しかし、それは医師によって規定された量でのみ利用可能です。
アヘン剤ではなく、てんかん発作の発生を防ぐために使用されるお薬です。


Q.オクスカーブはザナックス(アルプラゾラム)のようですか?
ザナックス(アルプラゾラム)は、不安およびパニック障害を治療するために使用されますが、オクスカーブは、てんかんの発生を防止するために使用されます。


Q.ラミクタール(ラモトリジン)、アレブ(ナプロキセン)、タイレノール(パラセタモール)、アドビル(イブプロフェン)、ベナドリル(ジフェンヒドラミン)、ザナックス(アルプラゾラム)、トラマドールなどと一緒にオクスカーブを服用できますか?
オクスカーブは、ベナドリル(ジフェンヒドラミン)またはザナックス(アルプラゾラム)またはトラマドールの鎮静効果を高める可能性があります。
また、トラマドールは、オクスカーブの効果を損なう可能性のあるてんかんを誘発する傾向がある。 オクスカーブと抗てんかん薬ラモトリギンを一緒に使用すると、吐き気、眠気、めまい、頭痛などの副作用のリスクが高くなります。
オクスカーブとアレブ(ナプロキセン)、またはタイレノール(パラセタモール)との間には、既知の相互作用はありません。
これらの薬剤のいずれかと一緒に服用する必要がある場合は、常に医師にご相談下さい。


Q.オクスカーブの服用により感情の高ぶりは発生しますか?
いいえ、オクスカーブは知覚や感情を変えず、また感情を高めることもありません。


Q.オクスカーブは体重増加を引き起こしますか?
オクスカーブは体重変化を引き起こすことは知られていません。


Q.オクスカーブは、にきびや脱毛を引き起こしますか?
はい、にきびと脱毛はオクスカーブの一般的な副作用です。


Q.オクスカーブは疲労を起こしますか?
オクスカーブは異常な疲労と衰弱を引き起こします。


Q.オクスカーブはうつ病に効果はありますか?
オクスカーブは抑うつ気分に効果はありません。


Q.オクスカーブはカルバマゼピンより優れていますか?
オクスカーブはカルバマゼピンと化学的に関連しています。両方とも、同じタイプの発作を治療するために使用されます。
オクスカーブは、カルバマゼピンより高用量での使用が必要です。しかし、カルバマゼピンよりも肝毒性のリスクが低く、併用薬物との相互作用は少ないです。


Q.オクスカーブはベンゾジアゼピン、あるいはモノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAOI)ですか?
オクスカーブは、ベンゾジアゼピンでもモノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAOI)でもありません。抗てんかん薬であり、その痛みを治療するために使用されます。
基本情報
オクスカーブは有効成分オクスカルバゼピンを含むお薬です。てんかん発作障害の治療薬として他のてんかん薬と併用または単独で使用されています。
このお薬は脳内の電気的活動を安定化し、脳神経の興奮をおさえてくれます。
カルバマゼピンとは同等の効果があり、副作用も弱いと考えられています。 トリレプタルなどの商品名で販売されています。
起こりやすい副作用としては、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、2重に見えるなどの視覚異常などがありますが、まれにアナフィラキシーショックを起こすことがあることが判っています。
オクスカーブの有効成分オクスカルバゼピンは、てんかん発作以外では三叉神経痛などの神経疾患の治療に用いられることもあります。
治験は行われているものの、2016年現在、日本では未承認薬となっています。

てんかんは、脳の神経活動に異常を起こし(てんかん放電、過剰活動)、発作症状を引き起こす脳の病気です。
100人~200人に1人の割合でてんかん患者がいると言われています。てんかんは、突然の​発作を繰り返すことが特徴的な脳の慢性疾患です。
以前は子供の病気と考えられていましたが、実際は高齢になってから発症することもあることが分かっています。
てんかんの発作は突然起こり、全身の痙攣や、意識の低下、運動機能や感覚の変化などを生じます。
通常、短時間(数十秒~数分)で発作症状がおさまることがほとんどです。
てんかん患者の多くは、複数のてんかん発作タイプを持っていることが多くいとされています。また、てんかん以外の神経学的疾患を抱えていることもまた多い傾向があります。
てんかん患者の中で、脳波検査、病歴、家族歴などに共通点がみられることがあります。こうした患者の場合、特定のてんかん症候群グループとして捉えることができます。

てんかんを引き起こす原因は脳にあります。脳内で発生した電気的刺激が発作症状を誘発し、身体の特定の部分に影響を及ぼした症状を引き起こすと考えられています。
それがどのように、また、どのくらいの脳範囲に影響を及ぼすのか、影響を及ぼす時間はどれくらいなのかなどが深く関わってきます。
これらの要素全てが、個々の発作を特徴づける要因となります。

発作は身の安全や人間関係、仕事、運転、作業など生活の様々なことに関わってきますので、発作自体よりも、その後、周囲がどのように認識し、対応をするかということが大変重要です。
アルコール離脱や超低血糖、その他の医学的原因以外で発作を1回または複数回の起こすとてんかんと診断されます。
てんかん発作は、脳損傷または家族歴に関連している可能性がありますが、多くの場合、原因は未だ不明です。
てんかんの発作は大きく分けて、2つに分類することができます。
ひとつは、はじめから脳全体が発作を起こす全体発作。
もうひとつは、脳の一部がはじめから発作を起こす部分発作です。
症状も痙攣だけでなく、ボーっとした欠神状態が短時間続く欠神発作として現れる場合もあります。
部分発作では、身体の一部にのみ運動機能や感覚異常を生じるということもあります。

【てんかん発作に居合わせた場合】
万が一、てんかん発作に居合わせた場合、家族や周囲の人がまず安全確保をすることが大切です。

(対応すべきこと)
呼吸の確保、嘔吐物などで窒息しないようにするなどの配慮、危険物を遠ざけるなど。

(行ってはいけないこと)
てんかんの発作を起こしている人の身体をゆする、抱きしめる、顔や背中を叩く、大声で話しかけるなど。

意識低下を繰り返す場合や、意識が低下し、それが回復しないまま発作を繰り返す、激しい痙攣が止まらないなどの重積症状が見られた場合は直ちに医師による処置が必要となります。
てんかんの正しい診断や処置のためには、どのような状態、症状があらわれたのか十分に観察し知ることが大切です。
てんかん発作を起こしている場面に居合わせ、救急隊が到着したら、発作が起きた時間、状況、誘因となった可能性があるもの、意識の有無、痙攣の状態、顔色・唇などの身体の状態、
発作後の様子などについて十分に観察したことを医師、もしくは救急隊員へ伝えて下さい。周りの方のそうした、手助けが、てんかんの早期発見・治療には大変な助けとなります。
警告
本剤オクスカーブの成分に対しアレルギーをもっている場合の使用はできません。
他の薬を使用している場合はオクスカーブ投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者へのオクスカーブの投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
ペットの届かない場所に保管してください。
浴室に保管することはしないでください。
湿気を避けて保管してください。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
肝臓や腎臓、血液の検査を定期的におこなってください。
禁忌
高齢者の場合
腎機能が低下している場合
肝機能が低下している場合
心不全の場合
不整脈がある場合
低ナトリウム血症の場合
ポルフィリン症の場合
6歳未満の子供
果糖不耐症
相互作用
オクスカーブは下記の相互作用を引き起こす可能性があります。万一、下記の薬剤を使用している場合は必ず事前に医師にそのことを伝えてください。 以下の薬との併用により、オクスカルバゼピンの効果が弱まる可能性があり、その場合投与量を増加する必要があります。
カルバマゼピン、シクロスポリン、ラモトリジン、経口避妊薬、フェロジピン
以下の薬との併用によりオクスカルバゼピンの血中濃度が弱まる可能性があり、その場合投与量を増加する必要があります。
フェノバルビタール、フェニトイン
以下の薬と組み合わせることで低血中ナトリウム濃度のリスクが高まる可能性があります。
フロセミド、ベンドロフルメチアジド、インドメタシン、デスモプレシン
セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)と併用する場合には注意が必要です。 血液中の薬の量を増やす可能性があります。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠している、または妊娠の予定がある場合は事前に医師にそのことを伝えてください。 授乳中、または授乳の予定がある場合は事前にそのことを医師に伝えてください。
過量投与
万一、過剰摂取を下場合は医師に診てもらこと。

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