エフェクサー XR
エフェクサー XR はうつ病の症状緩和に効果のあるお薬です。有効成分のベンラファクシンはSSNRI第四世代抗うつ剤です。他のお薬と併用して利用される場合もあります。
エフェクサー XR, Efexor-XR
ベンラファキシン, Venlafaxine
エフェクサー XR, Efexor-XR
14, 28
Wyeth
カプセル (徐放性)
37.5mg 75mg 150mg
トルコ, イギリス, ニュージーランド, オーストラリア
1787
【エフェクサー XR】 食事と一緒に服用ください。
【エフェクサー XR】 アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【エフェクサー XR】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。
【エフェクサー XR】 母乳育児中の使用は恐らく安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクがある可能性があります。乳児に過度の眠気がないか、適切な体重増加あるかなどを監視する必要があります。
【エフェクサー XR】 めまい、眠気、疲労を感じたり、視力に影響を及ぼすことがあります。そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【エフェクサー XR】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【エフェクサー XR】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。
シルデナフィル
- 深刻な相互作用
アミトリプチリン - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン セルトラリン - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム ダルナビル - 深刻な相互作用
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム ダルナビル ドスレピン - 非常に危険な相互作用を引き起こす
アミトリプチリン ハロペリドール パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム ダルナビル ドスレピン リネゾリド
ベンラファキシン
- 十分な効果が見られるまでに、2〜4週間かかることがあります。
- 医師からの指示がない限り、薬の服用を突然中止してはいけません。多くの患者において3日ごとに50％まで服用量を減少させることができますが、テーパリング中に離脱症状が現れた場合は、 数週間にわたってより緩やかに線量を減少することが必要となります。
- 心臓病（心臓発作、心不全、遅いまたは不規則な心拍数）と診断されたことがある場合は、医師に知らせてください。
- これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。
- 落ち着きがなくなり、じっと座っていることや立っていることができない場合があります。これは、治療の最初の数週間以内に起こる可能性が最も高いため、もしこのような症状が現われた場合は、医師に相談してください。
- フルオキセチンなどの選択的セロトニン受容体阻害剤（SSRI）に応答しないうつ病である患者においてはより効果的であるとされています。
いいえ、エフェクサー XRは精神安定剤としては承認されていません。うつ病および不安障害の治療に使用されます。
Q.エフェクサー XRは鎮静を引き起こしますか？
はい。エフェクサー XRは鎮静を引き起こす可能性があります。エフェクサー XRでの治療を開始する前に、既に他の睡眠誘導薬を服用している場合は、医師にご連絡ください。
Q.エフェクサー XRは鎮痛剤として使用できますか？
いいえ、エフェクサー XRは鎮痛剤ではありません。うつ病および不安障害の治療に使用されます。
Q.エフェクサー XRは向精神薬ですか？
はい。エフェクサー XRは向精神薬です。感情や行動に影響を与える薬物は、向精神薬と呼ばれます。
Q.エフェクサー XRは1日2回服用できますか？
はい。投薬スケジュールは、障害のタイプに応じて医師により決定される必要があります。
Q. エフェクサー XRは麻薬ですか？
いいえ、エフェクサー XRは麻薬ではありません。麻薬は、睡眠を誘発する性質を持つ薬物、ヘロインやモルフィンのようなアヘンの通常の派生物です。
Q.エフェクサー XRと一緒にビタミンB複合体を服用できますか？
はい。エフェクサー XRはB複合ビタミンと一緒に服用することができます。これらの薬物療法の間には、重要な相互作用は知られていません。
Q.B型肝炎ワクチンを接種していますがエフェクサー XRを服用することができますか？
はい。エフェクサー XRを摂取していてもB型肝炎ワクチン接種を受けることができます。これらの2つの薬物の間には、重要な相互作用は知られていません。 エフェクサー XRを服用している間に、他の薬剤治療を開始する場合は事前に医師に相談してください。
Q. エフェクサー XRのCmaxとは何ですか？
即時放出型エフェクサー XR錠剤を摂取した後エフェクサー XRのピーク血漿濃度は2時間後に見られます。
Q.エフェクサー XRの使用により気分の高揚はありますか？
いいえ、エフェクサー XRが気分の高揚を引き起こすことは知られていません。
Q. エフェクサー XRは体重の増加を引き起こしますか？
いいえ、研究により、エフェクサー XRを数週間服用した後、体重減少が引き起こされることが示されています。
Q.エフェクサー XRの半減期はどのくらいですか？
エフェクサー XRの血漿半減期は5時間、±2時間です。
Q.エフェクサー XRERとXRの違いは何ですか？
どちらも同じ薬です。エフェクサー XRERおよびXRは両方とも、薬剤を徐々に体内に放出し、一定の必要な薬剤レベルを維持する徐放性製剤を意味します。
ER錠やXR錠を服用する利点は、投与量を減らすことができることです。
Q.エフェクサー XRと一緒にミルタザピンをとることはできますか？
いいえ。ミルタザピンをエフェクサー XRと一緒に服用すると重大な副作用が発生します。それはセロトニン症候群と呼ばれ、激越、幻覚、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、不安定な血圧、発熱および昏睡など
潜在的に生命を脅かす可能性がある重篤な症状を引き起こします。
Q.シタロプラムと一緒にエフェクサー XRを摂取できますか？
いいえ、シタロプラムとエフェクサー XRはどちらもセロトニン値を上昇させます。代替薬を使用しないでください。それはセロトニン症候群と呼ばれ、激越、幻覚、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、不安定な血圧、発熱および昏睡など潜在的に生命を脅かす可能性がある重篤な症状を引き起こします。
Q.エフェクサー XRとセルトラリンを併用することはできますか？
セルトラリンはエフェクサー XRと併用することができません。セロトニン値が上昇するためです。それはセロトニン症候群と呼ばれ、激越、幻覚、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、不安定な血圧、発熱および昏睡など潜在的に生命を脅かす可能性がある重篤な症状を引き起こします。
Q.エフェクサー XRとデュロキセチンを併用することはできますか？
デュロキセチンは、セロトニンレベルの重大な上昇を引き起こすため、エフェクサー XRと併用することはできません。これはセロトニン症候群と呼ばれる潜在的に生命を脅かす症状につながる可能性があります。
Q.エフェクサー XRとP糖タンパク質にはどんな関係がありますか？
P糖タンパク質は、脳からのエフェクサー XRの放出を担います。いくつかの研究においては、エフェクサー XRおよびその代謝産物がp糖タンパク質を阻害することを示しています。
Q.エフェクサー XRはどこで吸収されますか？
エフェクサー XRは、肝臓によって代謝された後に腸から吸収されます。
Q.エフェクサー XRに有効期限はありますか？
エフェクサー XRの有効期限は、通常錠剤のストリップ上に示されていますが、製造業者によって異なります。
Q.エフェクサー XRはどのような効果をもたらしますか？
エフェクサー XRは効果が出始めるまでに時間がかかり、それは個人によって異なります。
Q.エフェクサー XRはいつ摂取すべきですか？
エフェクサー XRは、一般化された抑うつ障害またはうつ病を治療するための薬物です。この薬を服用する前に医師にご相談ください。
Q.エフェクサー XRを服用するのに最適な時期はいつですか？
それは錠剤の種類によって異なります。エフェクサー XRXRの場合、それは毎日1回服用するだけでよく、そうでなければ、1日の用量は2〜3回に分けられます。
Q.エフェクサー XRは高血圧を引き起こしますか？
エフェクサー XRの治療は、一部の患者の血圧の持続的な上昇と関連しています。エフェクサー XRを服用している患者は定期的な血圧の監視が推奨されます。エフェクサー XRを摂取している間に、 血圧が持続的に上昇する患者では、用量の減量または中断のいずれかを考慮する必要があります。
Q.エフェクサー XRは便秘の原因になりますか？
はい。エフェクサー XRは一部の患者で便秘の原因となることが知られています。
Q.エフェクサー XRは発汗を起こしますか？
はい。エフェクサー XRは一部の患者で発汗を増加させることが知られています。
Q.エフェクサー XRは体重の減少を引き起こしますか？
はい。エフェクサー XRは一部の患者で体重の減少を引き起こすことが知られています。調査研究では、エフェクサー XRで数週間治療した患者において、用量依存的な体重減少が認められました。
Q.エフェクサー XRは中毒を引き起こしますか？
いいえエフェクサー XRには習慣形成の可能性はありません。
Q.カプセルの代わりにエフェクサー XR錠剤を服用できますか？
カプセルの代わりに錠剤で摂取できますが、それは医師への相談、または処方された線量下でのみ行うことができます。薬物放出の違いが異なり、薬物の異なる製剤が異なる作用を有する可能性があるため、自己判断で変更するべきではありません。自己判断で決定することは不適切な治療につながり、副作用や治療の失敗につながる可能性があります。
Q. エフェクサー XRと一緒にフェンテルミンを使用できますか？
いいえ。セロトニン値が上昇するためフェンテルミンはエフェクサー XRは併用できません。この組み合わせはセロトニン症候群と呼ばれる重篤な状態を引き起こす可能性があります。それは激越、幻覚、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、不安定な血圧、発熱および昏睡など潜在的に生命を脅かす可能性がある重篤な症状を引き起こします。
Q.ガバペンチンはエフェクサー XRと一緒に使用できますか？
はい。ガバペンチンはエフェクサー XRと併用することができますが、医師への相談が必要です。これらを一緒に服用した場合、眠気や鎮静、仕事の集中力の低下を引き起こします。慎重に行ってください。
Q.トラマドールとエフェクサー XRを併用することはできますか？
いいえ、トラマドールとエフェクサー XRの併用は絶対に避けるべきです。それらは、体内のセロトニン値の上昇を引き起こし、生命を脅かす可能性のあるセロトニン症候群の可能性を増加させます。
Q.エフェクサー XRとデスエフェクサー XRの違いは何ですか？
デスエフェクサー XRは、エフェクサー XRの活性代謝物です。それは活発形というだけで同じ薬です。
Q.線維筋痛はエフェクサー XRで治療できますか？
エフェクサー XRは線維筋痛の治療薬として承認されていません。いくつかの研究研究は、線維筋痛の治療においてエフェクサー XRは有望といった結果を示しています。投薬を開始する前に医師に相談してください。
Q.エフェクサー XRの代わりにシタロプラムを服用できますか？
シタロプラムとエフェクサー XRはいずれも抗うつ剤ですが、その作用は異なります。シタロプラムはセロトニンレベルの上昇をもたらしますが、エフェクサー XRはセロトニン以外の多くの他の神経伝達物質を増加させます。 投薬を変更する前に、医師にご相談ください。
Q.うつ病はエフェクサー XRで治療できますか？
はい。エフェクサー XRはうつ病の治療薬です。
Q.不安障害にエフェクサー XRを使用できますか？
はい。エフェクサー XRは不安障害の治療に使用できます。
Q.エフェクサー XRを緊張性頭痛に使うことはできますか？
いいえ、エフェクサー XRは緊張性頭痛の治療薬として承認されていません。うつ病および不安障害の治療に使用されます。
Q.神経痛はエフェクサー XRで治療できますか？
エフェクサー XRは神経痛の治療薬として承認されていませんが、一部の研究者は神経痛の効能を証明しています。
Q.エフェクサー XRを片頭痛に使用できますか？
エフェクサー XRは片頭痛の治療薬として承認されていませんが、一部の研究者は片頭痛の予防においてその有効性を証明しています。
Q.ホットフラッシュ（ほてり）はエフェクサー XRで治療できますか？
エフェクサー XRは、ほてりの治療薬として承認されていません。うつ病および不安障害の治療に使用されます。
Q.ブスピロンまたはエフェクサー XRはどちらの薬がより優れていますか？
ブスピロンは、一般的に不安障害の治療のために与えられる抗不安薬です。エフェクサー XRは抗うつ薬です。エフェクサー XRの効果を高めるためにブスピロンをエフェクサー XRに加えることができます。
しかし、これはセロトニン症候群と呼ばれる潜在的に重篤な副作用につながる可能性があります。それは激越、幻覚、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、不安定な血圧、発熱および昏睡など潜在的に生命を脅かす可能性がある重篤な症状を引き起こします。
Q.なぜエフェクサー XRを使用すると食欲を失うのですか？
エフェクサー XRは、脳内の神経伝達物質レベルと化学物質の変化を引き起こし、食欲の低下を引き起こすことが知られていますが、この食欲不振は用量に依存します。
Q.エフェクサー XRをデスエフェクサー XRに突然切り替えることはできますか？
いいえ、治療途中で変更したり、他の薬に切り替えるべきではありません。中断症状と呼ばれる様々な副作用を引き起こす可能性があります。
エフェクサー XRに慣れていない場合は医師に相談し、ゆっくり徐々に線量を減らして停止する必要があります。
Q.副作用で性欲が減退している場合に、エフェクサー XRの良い選択肢は何ですか？
性欲の減少やインポテンスなどの副作用を医師に相談した場合に他の薬が処方されることがあります。エフェクサー XRの服用を自己判断で止めないでください。副作用が増えることがあります。
Q.エフェクサー XRの使用を中止すると、めまいが起こりますか？
はい。めまいはエフェクサー XRに起因する可能性があります。エフェクサー XR療法は血圧の上昇につながりますが、薬を突然停止すると血圧の低下につながり、めまいの原因となります。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
エフェクサーXRは1回分ずつ食事と併せて、朝もしくは夜、毎日同じ時間に服用して下さい。
カプセルは分割したりかみ砕いたり水に入れることなく、そのまま飲み込んで下さい。
【初期治療】
大うつ病性障害（MDD）：
ほとんどの患者において、エフェクサーXRは1回75mgを1日1回の開始投与量が推奨されています。
中等度のうつ症状を患う外来患者を対象にエフェクサーXRの効果を調べた臨床試験では、ベンラファキシンの初回投与量は75mg/日でした。
人によっては、最初の4～7日間は37.5mg/日から始め、薬に適応してから1日75mgに増やすことが望ましい場合もあります。
エフェクサーXRの抗うつ作用と用量の関係性は十分に調査がされていませんが、75mg/日の初回投与量で効果が見られなかった場合は、最大225m/日gまで増量することで効果が見られる可能性があります。
用量の増量は必要に応じて75mg/日ずつ行い、各増量の間隔は少なくとも4日間空けて下さい。
臨床試験では、用量の漸増は2週間以上の間隔を空けて行われ、平均用量は約140～180mg/日でした。
また、中等度のうつ症状を患う外来患者に対するエフェクサーXRの最大推奨用量は225mg/日であり、より重症のうつ病患者に対する最大用量の中央値は350mg/日（150～375mg/日の範囲）でした。
より重症度の高いうつ病患者にこれ以上の増量が必要となるかどうかは不明です。
全般性不安障害（GAD）：
ほとんどの患者において、エフェクサーXRは1回75mgを1日1回の開始投与量が推奨されています。
全般性不安障害（GAD）を患う外来患者を対象にエフェクサーXRの効果を調べた臨床試験では、ベンラファキシンの初回投与量は75mg/日でした。
人によっては、最初の4～7日間は37.5mg/日から始め、薬に適応してから1日75mgに増やすことが望ましい場合もあります。
GADに対する用量と反応性の関連は、固定用量研究では確率されていませんが、75mg/日の初回投与量で効果が見られなかった場合は、最大225m/日gまで増量することで効果が見られる可能性があります。
用量の増量は必要に応じて75mg/日ずつ行い、各増量の間隔は少なくとも4日間空けて下さい。
社交不安障害（SAD）：
ほとんどの患者において、エフェクサーXRは1回75mgを1日1回の開始投与量が推奨されています。
社交不安障害（SAD）を患う外来患者を対象にエフェクサーXRの効果を調べた臨床試験では、ベンラファキシンの初回投与量は75mg/日、最大投与量は225mg/日でした。
人によっては、最初の4～7日間は37.5mg/日から始め、薬に適応してから1日75mgに増やすことが望ましい場合もあります。
SADに対する用量と反応性の関連は、固定用量研究では確率されていませんが、75mg/日の初回投与量で効果が見られなかった場合は、最大225m/日gまで増量することで効果が見られる可能性があります。
用量の増量は必要に応じて75mg/日ずつ行い、各増量の間隔は少なくとも4日間空けて下さい。
パニック障害（PD）：
エフェクサーXRの初回投与量としては、7日間37.5mg/日の服用が推奨されています。
パニック障害（PD）を患う外来患者を対象にエフェクサーXRの効果を調べた臨床試験では、ベンラファキシンの初回投与量は37.5mg/日を7日間継続した後、75mg/日へ増量し、その後は1週間毎に75mg/日ずつ、最大225mg/日まで増量されました。
PDに対する用量と反応性の関連は、固定用量研究では確率されていませんが、75mg/日の初回投与量で効果が見られなかった場合は、最大225m/日gまで増量することで効果が見られる可能性があります。
用量の増量は必要に応じて75mg/日ずつ行い、各増量の間隔は少なくとも7日間空けて下さい。
〔妊娠第3期の妊婦への使用〕
妊娠第3期にエフェクサーXRやその他セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）および選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）にさらされた新生児は、長期入院や呼吸器サポート、経管栄養を必要とする合併症を発症しました。
妊娠第3期の妊婦へ使用する場合は、治療のリスクとベネフィットを十分に考慮する必要があります。
〔肝疾患患者〕
中等度の肝疾患患者は、開始投与量を50％減量することが推奨されます。
〔腎疾患患者〕
腎疾患患者は、1日の合計用量を25～50％減量することが推奨されています。
血液透析を受けている場合は1日の合計用量を50％減量し、透析治療が完了するまではその用量を維持して下さい。
〔高齢者〕
年齢のみに基づいた用量調節は推奨されていませんが、高齢者の治療は慎重に行って下さい。
また、増量を行う場合も細心の注意を払って下さい。
【維持用量】
推奨治療期間に関する情報はありません。
一般的に、大うつ病性障害の急性発作には数カ月以上の薬物治療が必要となるとされています。
全般性不安障害患者においては、6カ月間の臨床試験においてエフェクサーXRの効果が示されています。
エフェクサーXRによって改善が見られたGAD患者に対する薬物治療継続の必要性については、定期的に見直しを行って下さい。
社交不安障害患者においては、12週間を超えてエフェクサーXRを使用した場合の効果に関する情報がありません。
エフェクサーXRによって改善が見られたSD患者に対する薬物治療継続の必要性については、定期的に見直しを行って下さい。
12週間にわたってパニック障害患者に対するエフェクサーXRによる急性期治療の反応性を調べた研究では、エフェクサーXRを継続使用した患者はプラセボ群と比較して再発までの期間が有意に長くなることが示されています。
エフェクサーXRによって改善が見られたPD患者に対する薬物治療継続の必要性については、定期的に見直しを行って下さい。
【エフェクサーXRの中止】
妊娠第3期にエフェクサーXRやその他セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）および選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）の服用中止と関連した症状が報告されています。
治療を中止する際はこれらの症状についてモニタリングを行って下さい。
服用を突然中止するのではなく、出来る限り徐々に用量を減量することが推奨されています。
用量の減量後もしくは服用中止後に許容できない症状が起こった場合は、以前の処方量から服用を再開することが検討される可能性があります。
その後、医師の指示により以前よりも更に遅いペースでの減量が継続される可能性があります。
臨床試験では、1週間の間隔を空けて75mg/日毎に減量が行われました。
個人の症状に応じた減量が必要となる可能性があります。
- 本剤の成分に対しアレルギーがある場合は使用を避けて下さい。
- 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談して下さい。
- 妊婦、または妊娠している可能性のある場合は使用を避けて下さい。
- お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
- 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
- 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
- 傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意して下さい。
イソカルボキサジドなどのMAO阻害剤、シメチジン、ケトコナゾール、リネゾリド（ザイボックス）、リチウム、ハロペリドール
2021 年 6 月 3 日(ヘルスディニュース) - 毎日 1 時間早く起きるだけで、うつ病のリスクを下げることができるのでしょうか？ 答えはイエスのようです。早起きは気分障害を発症するリスクを 23% 低下させることに関連していると新しい研究は主張します。 840,000 人以上の人々を対象
永続的なうつ病性障害（PDD）は非常に一般的で人々を衰弱させるものですが、このタイプのうつ病を対象とする治療選択肢はほとんどありません。 ガイドラインでは、認知行動療法分析システム（CBASP）でPDDを治療することを推奨しています。 CBASPの有効性は多数のランダム化比較試験で実証されていま
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