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イレッサ (ゲフィチニブ)

イレッサ(ゲフィチニブ)は、癌細胞の増殖を阻害する抗がん剤です。主に小細胞肺癌の治療に使用されます。

同義語

イレッサ, Iressa

有効成分

ゲフィチニブ, Gefitinib

その他のブランド名

イレッサ, Iressa

包装

30

製造元

AstraZeneca India

形状

含有量

250mg

製造国

インド

SKU

1435

【イレッサ (ゲフィチニブ)】食べ物の有無によらず服用できますが、毎日一定の時間に摂取してください。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】アルコールとの相互作用は不明です。医師にご確認下さい。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】妊娠中の使用は安全ではありません。人間の胎児へのリスクが認められていますが、妊娠中の女性の使用による利益は、例えば生命を脅かすような状況下において許容される可能性があります。医師へご相談ください。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】授乳中の使用は安全ではありません。限られたヒトの研究データでは、薬剤が乳児にとって大変有害である可能性が示されています。医師へご確認ください。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】気分が優れない場合は運転をお控えください。イレッサ (ゲフィチニブ)の服用後疲労感が強まる可能性があり、こうした症状は運転に支障をきたします。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】腎疾患患者の使用は注意が必要です。用量調整が必要な場合がありますので、医師へご確認ください。

【イレッサ (ゲフィチニブ)】肝臓疾患患者の使用は恐らく安全です。利用可能なデータは限られていますが、用量調整の必要もない可能性が示されています。医師へご確認ください。

シルデナフィル

ゲフィチニブ

使用方法
イレッサ (ゲフィチニブ)は、非小細胞肺癌の治療に用いられます。
これは癌が身体の他の部分に広がり、異常な上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子を有し、過去に癌治療を受けていない患者に使用されます。
効能・効果
イレッサ (ゲフィチニブ)は抗癌剤です。これは、癌細胞を増殖させる信号を送る異常なタンパク質の作用を阻害することで働きます。
これによりがん細胞の広がりを止める、もしくは遅らせることができます。
一般的な副作用
吐き気、発疹、嘔吐、疲労感、食欲不振、肌の乾燥、下痢、口内炎
専門家のアドバイス
  • イレッサ (ゲフィチニブ)の服用前の2時間と、服用後の1時間の間は制酸薬を摂取しないでください。(胃酸分泌量を減らすため)
  • 毎日一定の時間に服用してください。
  • 子供には使用しないでください。
  • イレッサ (ゲフィチニブ)や類似の医薬品、本薬中成分のいずれかにアレルギーがある場合は、服用しないでください。
  • 妊娠中や授乳中の場合は、服用しないでください。
  • 胎児に害を及ぼす可能性がある為、イレッサ (ゲフィチニブ)服用期間中に妊娠しないようにしてください。
  • ワルファリンを含む医薬品を服用している場合は、より頻繁な血液検査が必要になることがあります。
  • イレッサ (ゲフィチニブ)の服用期間中は疲労感が強まることがある為、車の運転、工具や機械の操作には注意が必要です。
よくある質問
Q. イレッサ (ゲフィチニブ)はモノクローナル抗体ですか?
いいえ、モノクローナル抗体ではありません。チロシンキナーゼ阻害薬です。
基本情報
イレッサ(ゲフィチニブ)はがん細胞の増殖を促進するチロシンキナーゼという酵素の働きを阻害する抗がん剤です。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

  • イレッサ錠は、1回250mg錠1個を1日1回服用することが推奨されています。
  • 毎日大体同じ時間に服用して下さい。
  • 食事の有無にかかわらず服用いただけます。
  • イレッサ錠の服用2時間前、服用後1時間は制酸薬を摂取しないで下さい。
【過量服用した場合】
直ちに医師に連絡して下さい。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れた場合に取るべき行動は、次の予定時間までの時間によって異なります。

  • 次の予定時間まで12時間以上ある場合は、思い出し次第忘れた用量を直ちに服用し、次の予定時間から通常通り服用を再開して下さい。
  • 次の予定時間まで12時間未満の場合は1回分を飛ばし、次の予定時間から通常通り服用を再開して下さい。
  • 忘れた用量を補うために倍量(1度に2錠)服用してはいけません。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある場合、妊婦又は妊娠している可能性がある場合、これらの場合の使用は禁忌です。

慎重投与
下記の場合の使用は慎重に行う必要があります。

  • 急性肺障害、特発性肺線維症、間質性肺炎、じん肺症、放射線肺炎、薬剤性肺炎又はこれらの疾患の既往歴がある場合
  • 肝機能障害がある場合
  • 全身状態が悪い場合
重要な基本的注意
  • 肺機能の状態に十分注意を払い、急性肺障害、間質性肺炎等が疑われた場合には直ちに本剤による治療を中止してステロイド治療等の適切な処置を行います。
  • 肝機能検査値に十分注意を払い、異常な変動がみられた場合は使用を中止するなど適切な処置をとってください。
  • 痢及び皮膚の副作用がみられる場合、使用を中止する、また適切な処置を取ってください。
相互作用
【併用注意】
CYP3A4阻害剤
・アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール等)
・マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン等)
・リトナビル
・硫酸インジナビルエタノール付加物
・塩酸ジルチアゼム
・塩酸ベラパミル等
グレープフルーツジュース
プロトンポンプ阻害剤
・オメプラゾール等
H2-受容体拮抗剤
・塩酸ラニチジン等
CYP3A4誘導剤
・フェニトイン
・カルバマゼピン
・リファンピシン
・バルビツール酸系薬物
・セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等
ワルファリン

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いため、患者の状態を観察しながら慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に限って使用します。やむを得ず使用する場合、本剤使用がもたらすリスクについて患者に十分説明・理解したうえで使用開始します。授乳中の本剤使用は避け、やむを得ず使用する場合、授乳は中止します。

保存等
室温保存

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