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JapanRx / アメリカ国立衛生研究所はCOVIDワクチンに対するまれなアレルギー反応を調査するための試験を開始

アメリカ国立衛生研究所はCOVIDワクチンに対するまれなアレルギー反応を調査するための試験を開始

新しい臨床試験では、アレルギーが強い人や肥満細胞障害として知られている人が、モデルナ、またはファイザーのCOVID-19ワクチンに対して、突然のアレルギー反応のリスクが高いかどうかを調査します。

米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長であるアンソニー・ファウチ博士は、次のように述べています。

「国民は当然のことながら、モデルナおよびファイザー-ビオンテックのCOVID-19ワクチンに対して稀に重度のアレルギー反応の報告があることについて懸念を抱いています。」

「この試験中に収集された情報は、アレルギーの強い人や肥満細胞障害のある人が、これら2つのワクチンを接種することのリスクと利点について医師がアドバイスを行うことに役立ちます。ただし、ほとんどの人にとって、COVID-19ワクチンの利点はリスクをはるかに上回ります。

とファウチ博士はNIAIDのニュースリリースで述べました。

ワクチンに対する全身性アレルギー反応は、注射部位周辺やそこから離れた体のひとつ、または複数の部位で発生します。

肥満細胞障害は、異常で、過度に活動的であるか、またはその両方である白血球のタイプによって引き起こされます。

それはアレルギー反応のように見える、生命を脅かす反応の危険にさらされます。

研究者はまた、反応を引き起こす生物学的メカニズムと、誰が最も危険にさらされているかを予測する方法があるかどうかについて調査されます。

モデルナおよびファイザーのCOVID-19ワクチンは、何百万人ものアメリカ人に接種されています。

まれで深刻な反応のほとんどは、アレルギー病歴を持つ人々で発生しました。

それらの多くの人は以前にアナフィラキシーと呼ばれる生命を脅かすアレルギー反応を起こしていたとと研究者らは述べました。

新しい研究には18歳から69歳までの3,400人が登録されます。

NIAIDによると、研究には全米において最大35軒のアレルギー研究センターが参加する予定です。

研究の設計上、研究参加者の約60%は、重度のアレルギー反応の病歴があるか、肥満細胞障害と診断されている必要があります。残りの人々にはアレルギー疾患はありません。

 

参加者は、ファイザーまたはモデルナのワクチン、またはプラセボとそれに続くワクチンのいずれかを受け取るようにランダムに割り当てられます。

ワクチンについて、特にモデルナおよびファイザーの COVID-19ワクチンに対する重度のアレルギー反応が女性で起きているため、参加者の約3分の2が女性になると研究者らは述べました。

研究者は、ワクチン接種後90分以内に各グループの何人の参加者が全身性アレルギー反応を起こすかどうかを調査します。

そしてその結果はこの夏の終わり頃まで確認されると期待されています。

 

 

【以下のリンクより引用】

NIH Starts Trial Looking at Rare Allergic Reactions to COVID Vaccines

Healthday