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アメリカ人の食生活は、まだまだ加工食肉が多すぎて魚が少なすぎる

2019年6月21日(HealthDay News) - アメリカ人は20年前と同じくらい多くの加工肉を食べており、魚の消費量は増えていないようです。

それは食事データに関する新しい研究からの悪いニュースです。
ここではアメリカの成人の4分の1が未処理の赤身の肉を推奨量以上に摂取しており、そして魚や貝の摂取推奨量は15%も下回っていることが
報告されています。

一方で良いニュースもあり、アメリカ人は彼らが以前よりも少しだけ、牛肉の摂取量が減りの鶏肉の摂取量が増えました。

そして初めて、鶏肉の消費量が未加工の赤身肉のそれを超えました。 アメリカ・ボストンにあるタフツ大学の栄養科学研究科の主任研究員である
ザン・ファンファン博士は、次のように述べています。
「加工肉を癌のリスクと結びつける強力な証拠があるにもかかわらず、アメリカの成人の加工肉の消費量は 
1999年から2016年の研究期間では変化がありませんでした。」

「例えば、社会的、文化的、経済的など健康以外の要因がアメリカ人の食品の選択に影響を与えることがありますが、
加工肉に関連する健康リスクの広範な認識の欠如が消費傾向の変化がないことに関係しているのかもしれません。」

研究者らは、1999年から2016年の間に収集された、20歳以上のアメリカの成人の食習慣に関するデータを分析しました。

この18年間で、加工肉の消費量はほぼ横ばいであり、1999年には週182g、2016年には週187gでした。

2015年から2016年に消費された加工肉の上位5種類は、ランチョンミート(39%)、ソーセージ(24%)、ホットドッグ(9%)、ハム(9%)、
ベーコン(5%)でした。

研究期間中の未加工赤肉の消費量は、主に牛肉の消費量の減少により、週340gから週284gに減少しました。

鶏肉の消費量は、週256gから週303gに増加しました。 この調査によると、魚介類の消費量は、116gから115gでほぼ同様でした。  

研究者らは、魚介類の消費量が少ないのは小売価格の高騰、健康上の利点での認識の欠如、および特定の魚の水銀汚染に関する懸念などの結果である可能性があると指摘しました。

しかし科学的には、魚を摂取することの利点は、ほとんどの人にとっての潜在的なリスクを超えることを示唆しています。
「われわれの調査結果は、アメリカにおける加工食肉の大量消費に関連する健康上のリスクに対する国民の認識を高めるためのさらなる行動を支持するものです。」
とザン博士は述べました。

この研究は、6月21日に栄養学誌『Journal of Nutrition and Dietetics』に掲載されました。  

【以下のウェブサイトより引用】 
https://consumer.healthday.com/cancer-information-5/mis-cancer-news-102/still-too-much-processed-mea...