ED治療の満足度

EDの患者さんは、タダラフィルや海綿体内注射治療と比較して人工陰茎移植により満足しています。

勃起不全の治療法は様々で、治療の達成度や満足度も様々です。
私たちは、勃起不全の患者に対し、タダラフィル、海綿体内注射、および人工陰茎移植患者の満足度を比較しました。
この研究では勃起不全患者3448人の記録について、遡及的に評価しました。有機勃起障害のある合計356人がこの研究に参加しました。

これらの患者のうち、132人(37%)へは、12週間にわたり週に2回、タダラフィル20 mgが投与され、
106人(30%)の患者へは、毎日1回タダラフィル5mg、96人(27%)の患者へは海綿体内注射療法(パパベリンとフェントラミンの混用)が投与されました。

また、22人の患者が陰茎プロステーシス移植を受けました。患者とパートナーの満足度は、国際勃起機能指数(IIEF)と治療満足度(EDITS)アンケートの勃起不全インベントリを用いて評価されました。
患者の年齢は、32歳から71歳、平均年齢は52.4歳でした。

勃起不全の病因は慢性全身性疾患133人(44%)、根治的前立腺切除術121人(40%)でした。治療後の平均IIEF-5スコアの改善は、タダラフィル5mg(6.7±1.5)(P <0.01)、タダラフィル20mg6.2±1.5)(P <0.01)、および海綿体内注射群(8.4±3.2)(P <0.05)と比較して、陰茎プロテーゼ移植群(12.4±1.3)の方が高く出ました。

EDITSスコアは、陰茎海綿体注射(60.3±6.3)、タダラフィル5mg(72.5±4.5)、およびタダラフィル20 mg 70.7±3.4(P <0.05)のグループと比較して陰茎プロテーゼ移植群(78.2±11.3)で有意に高くなりました。
パートナーのEDITSスコアでは陰茎補綴注入群では70.1±10、海綿体内注射群で50.2±1.5、タダラフィル 5mg群は62.9±7.8で、タダラフィル20mg群では61.3±5.3(P <0.05)でした。

陰茎プロステーシス移植を受けた勃起不全の患者は、タダラフィルの治療および海綿体内注射と比較して、より満足しているようです。
今後の臨床試験では、これらの結果が確証されることと思われます。


 (記事元)http://www.urotoday.com/recent-abstracts/men-s-health/erectile-dysfunction/89820