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ATS2016で話題にしたNCFBEのためのアラディムの薬品

米国胸部学会(ATS)は、カリフォルニア州サンフランシスコで5月18日までATS 2016国際会議を開催している。重篤な呼吸器疾患の予防および治療のための薬に焦点を当てた新興製薬会社アラディムは2のプレゼンテーションを特徴とする予定の会議に参加しました、

プレスリリースによると同社は現在、非嚢胞性線維症の気管支拡張症(NCFBE)の治療のための 吸入用のシプロフロキサシンの独自の製剤であるPulmaquin®に関する第3相試験を行っています。アラディムの吸入シプロフロキサシン製剤は嚢胞性線維症(CF)、非結核性マイコバクテリアの治療、バイオテロ感染の潜在的な予防および治療を行うための候補となっています。 

5月15日のアラディムの最初のプレゼンテーションは継続的な第3相臨床試験の設計の詳細を議論し、ポスター発表とともに行われた。ORBIT-3とORBIT-4:慢性的に緑膿菌が定着した非嚢胞性線維症気管支拡張症(NCFBE)患者のPulmaquin®の安全性と有効性を調査するためのフェーズ3プログラムの設計

アラディムの第二のプレゼンテーション、午前9時 - 午後4時15分今日(5月16日)は、アラディムの治験薬Lipoquin®(Pulmaquinのリポソーム部分)が微小凝集体の形成を阻害することを実証するオレゴン州立大学の調査研究の結果を説明します。

微小凝集塊は、ヒトの肺の中の非結核性マイコバクテリア(NTM)からのバイオフィルムの形成の最初のステップです。ポスター発表では、リポソームシプロフロキサシンは用量と時間に比例してトリ(型)結核菌ホミニスシス微小凝集塊を阻害するというものです。

2015年調査研究は、緑膿菌がNCFBE患者に最大の影響を及ぼしたと結論付けました。アラディムは、カプセル化したリポソームとカプセル化していないものとの混合でなり立つ2重放出剤としてPulmaquinを開発しました。
シプロフロキサシンは広く処方される抗生物質で、広域な薬効範囲の抗菌活性に起因する急性肺感染症を治療するために使用されます。Pulmaquinに関し、2つの継続的な第3相臨床試験がおこなれており、緑膿菌による慢性肺感染症をもつNCFBE患者のための一日一回の吸入製剤として安全性と効果を検証中です。
NCFBEは大変な状態で、気管支及び細気管支の異常な拡張によって特徴付けられます。これは、高い罹患率と死亡率につながり、米国では11万人以上、欧州で20万人以上が罹患していると推定されます。
http://lungdiseasenews.com/2016/05/16/two-presentations-on-aradigms-inhaled-liposomal-ciprofloxacin-programs-at-the-american-thoracic-society-2016-international-conference/