2型糖尿病患者の寿命を運動が延ばす

2020年9月24日-2型糖尿病の人にとって、運動は早期での死亡リスクを3分の1も減らすことができると研究者らは報告しています。

台湾の研究チームによると、運動はインスリン感受性を改善し、心臓病のリスクを減らし、炎症を抑制します。

研究者らは、2型糖尿病の約5,000人の男女のうち、運動量が多い人は、運動をしていない人と比較して、研究期間中に死亡するリスクが低かったことを研究者らは明らかにしました。

適度な運動をした人は早期死亡のリスクが25％低く、最も運動をしていた人はその死亡リスクが32％低くなりました。

この研究は、台湾の南投にある台中退役軍人総合病院埔里支部のユン・ジュ・ライ博士とその同僚によって行われました。

ライ博士のチームは、2001年、2005年、2009年、2013年の国民健康インタビュー調査のデータと、台湾の国民健康保険研究データベースを使用しました。

参加者は2016年まで追跡されました。

この研究結果は最近、糖尿病研究のための欧州連合のバーチャル会議で発表されました。

「2型糖尿病の人々の中で、運動能力が向上した人は、全死因死亡のリスクが大幅に低下しました。更なる研究により、健康の促進と平均余命の延長に最も役立つ運動の種類と用量を調査する必要があります。」

と、研究者らは会議のニュースリリースで述べています。

この会議で発表されたデータと結論は通常、医学雑誌への掲載について査読を受けるまでは予備的なものと見なされます。

 

【以下のリンクより引用】

 

Exercise Ups Life Span for Type 2 Diabetics

Healthday