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JapanRx / 1日1杯の赤ワインは前立腺がんを予防する

1日1杯の赤ワインは前立腺がんを予防する

ウィーン大学の新しい研究によると、適量の赤ワインを飲むことは前立腺癌に対してわずかな予防効果があると言います。

約611,000人の患者を対象とした質の高い17件の遡及分析では、適量の赤ワインはわずかに予防効果を示すことが明らかになりました。
しかし、白ワインは疾患発症率を高めます。赤ワインは白ワインの10倍のポリフェノールが含まれています。

前立腺がんは西欧諸国で最も一般的ながんです。男性の15〜20%の生涯のある時点で罹患し、内2.6%がこの病気で死亡しています。

研究の筆頭著者であるシャフロク・シャリアット氏次のように述べています。
「主に赤ワインに含まれるポリフェノールは、その他の病気やがんに対しても予防効果があることが既に示されています。 このポリフェノールの効果により前立腺がんの発症リスクが約12%減少しましたが、白ワインを摂取した場合は26%増加しました。」

シャリアット氏によると、「適量」とは1日にグラス1杯の赤ワインを意味します。
現在研究者らは、赤ワインに含まれるどの成分にこの予防効果があるのか、そしてこれが治療に使用できるのか否かについての調査を進めています。

出典:2018年5月10日更新『One glass of red wine a day ‘protects against prostate cancer’』Health Spectator UK(2019年4月17日に利用)
https://health.spectator.co.uk/one-glass-of-red-wine-a-day-protects-against-prostate-cancer/