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喘息にはベントリン(サルブタモール)がお勧めです。

魔法のような青い吸入器、ベントリンは店頭で売られるべきです。

私は子供の頃から喘息がありました。
横になるのが恐ろしく、綿毛のような呼吸を繰り返しながら、長く眠れない夜を経験しました。
実際息を吐き出すことの方がより困難です。
これは、肺の空気を押し出せないように働く謎の圧力に対抗するような感覚なのです。
そしてベントリンは不思議なことに、ほとんどの場合吸引するとすぐに肺を広げることができるのです。

私にとってこの青い吸入器は不可欠であり、これなしで家を出ることはできません。

使い果たしたり失くしたりすると(整理整頓が苦手なためしょっちゅう起こります。)、パニックに陥ります。
人に頼み込んで貸してもらい、時にはそのまま自分のものに。いつも傍に置いておく必要があるのです。

私の住むロンドン南部では、レクリエーショナルドラッグが簡単に手に入ります。
医者の診察を受けるまで1週間以上待ち、再処方を受ける手続きに3日かかることもあります。
薬局で応急的に薬を頼むことができますが、薬剤師の対応には全く一貫性がありません。
直ぐに薬の販売許可をもらえることもあれば、質問攻めにしたあげく1時間以上放置されたり、単純に拒否されることもあります。
結果、ロンドン中心部の親切な薬剤師とそうでない薬剤師のかなり包括的なリストができあがりました。
欧州の国々の多くで、ベントリンは店頭で購入できます。私は大抵フランスへ行った際に買いだめしています。

この国では550万人が喘息を罹患し、2012年には1,242人が喘息発作で死亡しています。
困ったことに、先日のイギリスで起きた喘息死亡者の報道は、
医療関係者の間では現状の治療方法について満足しているとの声が多いと締めくくられていました。

これは、個人的ではありますが、私の喘息治療における医師との長いやりとりの経験に関連しています。
問題なのは、総合診療医が喘息患者の自身の症状に対する考えによく耳を傾けないことです。
上から目線の態度で行われるベントリンの基本的な使用方法を聞くためだけに、
息も絶え絶えな中わざわざ予約を取って病院へ赴かないといけないということが、心から腹立たしく感じます。
通常喘息患者は、自身の肺の機能状況を認識しています。

私はいつも驚くべき正確さで自分のピークフロー値を推測することができます。
遊びで医者に行っている訳ではありません。医療関係者は、もっと患者の意見に耳を傾ける必要があります。

もちろん、私たち喘息患者が自分自身の最大の敵となる可能性もあります。
発作予防用の吸入器を使用すべきである場合に、使用しない喘息患者もたくさんいます。
しかしそうとはいえ、必要な薬を入手することが困難なことには変わりありません。

個人的には、この国でもベントリンが店頭薬として売られるべきだと思います。
人々が狂ったように殺到し、行列をなす訳でもないのですから。
それに、私の周りで吸入器の使いすぎにより害が出たという話は効いたことがありません。
もちろん、使いすぎは良くないでしょう。しかし、水だって飲みすぎることもあるのです。

喘息治療において、患者自身の言葉をもう少し信用すべき時が来たのではないでしょうか?

2014年5月6日, PML Daily, Asthma, Opinion, by Giles Fraser
https://www.theguardian.com/commentisfree/2014/may/06/asthma-trust-gps-chemists-ventolin-magic