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年齢とともに血圧が上がるのは、西洋的なライフスタイルが原因?

老化による高血圧は避けられないのでしょうか?

米国のデータを見ると、年齢とともに高血圧の罹患率が増加することがわかります。
2017年のある報告によると、有病率は18-39歳の年齢層で7.5%、40-59歳で33%、60歳以上で63%となりました・。

本研究が指摘しているように、考えられる1つの理由は、身体が以前のような効率性では機能しないことが挙げられます。
動脈は年齢とともに硬くなり、慢性疾患の全体的なリスクも上昇します。

しかし、この結果の必然性に疑問が投げかけられました。
人里離れたコミュニティに住む非西洋人の成人には、加齢と血圧上昇の関連性があまり見られなかったのです。
しかし、この例外はどれだけの意味を持つのでしょうか?

新しい研究で、研究者は、ベネズエラにある熱帯雨林の奥地にある、ヤノマミ族とイエクアナ族2つのコミュニティを調査しました。
前者は「世界で最も同化されていない人々」のひとつであるとみなされていますが、後者はいくつかの側面において西洋文化に晒されています。

論文には、次のような記載がされています。
「イエクアナ族の人々はヤノマミ族の近くに住んでいますが、小型飛行機用の滑走路が近いことで、
医薬品や西洋のライフスタイルが運び込まれ、断続的に加工食品や塩に触れる機会があります。」

5ヶ月間に渡り、ヤノマミ族から72名、イエクアナ族から83名の被験者の血圧が測定されました。
これらの被験者には、1歳の乳児から60歳の高齢者までが含まれました。

結果として、ヤノマミ族の被験者では、年齢にかかわらず、年齢に関連した血圧の上昇は見られませんでした。
しかし、イエクアナ族の被験者では結果が異なり、大人から子供まで加齢に伴う血圧上昇の兆候が見られました。

これについて、著者は次のように記載しています。
「私たちの研究は断面的なものであり、サンプル数が限られていますが、ヤノマミ族の調査結果では、
加齢に伴う血圧の上昇は自然なものではなく、むしろ不自然に西洋文化に晒されたことによる結果であることが示されています。」
そしてこう続けました。
「さらに、より西洋化されたイエクアナ族のコミュニティで見られた加齢に伴う血圧上昇は小児期に始まっており、
これは高血圧症予防には、子供のライフスタイルに介入する必要がある可能性を強調しています。」

加工食品にはしばしばナトリウムが含まれていることが知られており、ナトリウムの消費量が高血圧症に関連する可能性があります。
こうした加工食品は、西洋のライフスタイルと肥満の可能性増加との関連を研究する際にも重要な要素です。

過去の研究では、肥満以外にも、西洋のライフスタイルがどのように血圧を上昇させるかを説明する上で、
文化変容の不安や情報オーバーロードなどの要素も強調しています。
さらなる研究では、より多くのサンプルを利用することで、こうした要因についての理解を深められるかもしれません。

Parade, Health 2018年11月14日
https://www.medicaldaily.com/western-lifestyle-may-increase-blood-pressure-age-study-suggests-428503