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子猫が大好きなキャットニップの葉は蚊を追い払う

キャットニップは猫にとっては特別な植物であることが知られています。

猫はこの植物で顔や頭をこすったりそれを敷いた地面の上を転がったり、またその上でうたた寝をしたりします。

しかし、それが魔法のような効果がある生物学的なメカニズムや、猫に対して他にはどういったメリットがあるのかについては疑問のままでした。

研究者の国際チームは水曜日に、Science Advances誌で研究を発表し、日本と中国の山中で見つかったさらに強力なハーブであるキャットニップとシルバーバイン(マタタビ)が蚊を追い払う効果があることを発見しました。

彼らはまた、マタタビに含まれる主な化合物、ネペタラクトルが脳内の報酬系を担うオピオイドを活性化することを発見しました。

この物質は、キャットニップの主要な精神活性化合物であるネペタラクトンと類似しています。

論文の筆頭著者である日本の岩手大学の宮崎正夫教授は、チームが彼らの発見に基づいて防虫剤を開発するために特許を申請したと述べました。

研究チームは、25匹の実験用の猫、野良猫、アムールヒョウを含む30匹の大型猫、2匹のジャガーと2匹のオオヤマネコがネペタラクトルを染み込ませた濾紙にどのように反応するかをテストすることから始めました。

全ての猫は、対照として使用された普通の濾紙よりもネペタラクトルを染み込ませた濾紙を好み、そこでより多くの時間を過ごしました。

対照的に、犬や実験用マウスはネペタラクトルを含む紙には興味を示しませんでした。

次に、彼らは12匹の猫がマタタビに含まれる、すべての既知の生物活性化合物にどのように反応するかをテストし、ネペタラクトルが物質の中で最も強力であることを確認しました。

この物質に対する猫の反応が脳のオピオイド系によって支配されているかどうかをテストするために、彼らは血液サンプルを採取し、ネペタラクトルに曝露される前後5分のβエンドルフィン濃度をチェックしました。

エンドルフィン濃度の上昇は、ネペタラクトルへの暴露後にのみ発生し対照物質では発生しませんでした。

研究者が猫にオピオイドの効果を阻害する薬であるナロキソン与えると、猫はもはやネペタラクトルの付着した紙に体をこすりつけることをしませんでした。

ナロキソンは、オピオイドの過剰摂取を治療するために人間に対して一般的に使用されています。

しかし、科学者らはオピオイドとは異なり、ネペタラクトルへの反応は「中毒性がない」と考えています。なぜなら、それはすでに体内で生成されているエンドルフィンの増加を引き起こすことによって機能するからです。

一方、モルヒネのような薬は、脳のオピオイド受容体を間接的にではなく直接刺激します。

最後に、猫が植物に体をこすりつけた時に、マタタビの葉がヒトスジシマカを撃退するかどうかをテストしました。

彼らは、この行動を行っている猫に近寄る蚊が大幅に少ないことを発見しました。

これは、「動物が害虫から自分自身を保護するために植物代謝物をどのように使用するか」という一例であり、たとえば、柑橘系の果物を自分自身にこすりつけたりするいくつかの種類の鳥や、忌避性のある木から寝床を作るチンパンジーなどにもみられます。

 

 

【以下のリンクより引用】

Catnip leaves kitties feline groovy, wards off mosquitoes: study

PHYSORG News