健康愛好家がショウガ飲料を好む理由

ショウガは食事のスパイスとして、もしくはお茶として使用されることが多いかもしれませんが、ショウガはその健康効果に対する関心が高まっています。

研究では、吐き気などの胃のむかつきを落ち着かせ、痛みを和らげるのに役立つことがわかっています。

「吐き気のような消化障害を和らげることが、ショウガの一番良く知られる健康効果です。」
と、ロサンゼルスに拠点を置く栄養士であり、「Body Love」という本を執筆したケリー・レベック氏は言います。

「ショウガの健康効果を示す研究は数多く存在します。いくつかの研究では、ショウガは抗炎症作用のある食材であり、身体の中で抗酸化物質として作用することが示されています。」と彼女は言います。

2015年に鎮痛薬ジャーナル(journal Pain Medicine)で発表されたとある研究では、7件のランダム化比較試験を評価したところ、生理周期の最初の数日間ショウガパウダーを摂取することで、生理痛を緩和できるとことがわかりました。

2010年に疼痛ジャーナル(The Journal of Pain)にて発表された小規模研究では、生の、もしくは加熱済みのショウガ摂取は、プラセボ(偽薬)と比較して、運動後の筋肉痛が最大25%軽減することに関連していることがわかりました。

「ショウガは素晴らしい食材だと思います。」と、ジョージア州アルファレッタにある内科・統合医療センターに努める内科医兼栄養士であるエディー・ファタコブ医師は言います。
「喉の消炎に役立ちます。また、吐き気の軽減に役立つ可能性もあります。気分が悪かったり下痢がある場合は、ショウガを食べると効果的である可能性があります。」

ファタコブ医師は、ショウガは痛みを和らげる作用において、唐辛子科もしくはチリ・ペパーに似ていると付け加えました。
チリ・ペッパー由来の唐辛子クリームは、痛みの緩和に使用されることがあります。

ショウガはまた食欲抑制剤としても研究されており、体重管理においても役立つ可能性が示されています。

ショウガのベストな摂取方法として、ファタコブ医師は生で食べることを進めています。

「生のショウガに含まれる成分はギンゲロールと呼ばれます。これは、強力な抗炎症作用を発揮する主要な成分です。」と、ファタコブ医師は言います。

「これは調理すると、ジンゲロンに変化します。ジンゲロンは、ギンゲロール程強力ではありません。」と彼は話します。
「そこで、ショウガは生のものと調理済みのものどちらを食べる方が良いのかという質問が出るでしょう。調理すると、あらゆる性質が失われてしまいます。ですので、生で食べるのが一番であると考えます。次に良いのは、スパイスとしてパウダー状や顆粒状になったものです。」

どのようにしてショウガを食事に取り入れれば良いのでしょうか?
お勧めは飲み物に加えることです。

ファタコブ医師は、ゴールデンミルクやhaldi doodh、もしくはターメリックティーやターメリックラテと呼ばれ、最近では「一番流行りのホットドリンク」とも称される飲み物を試すことを進めています。
この伝統的なインドの飲み物は、古代の医学や健康へのアプローチであるアーユルベーダに由来しています。

ファタコブ医師は、フラックスシードミルクと数種類のスパイス(ターメリック、シナモン、カルダモン、ジンジャーと、黒コショウ少々)を使ってオリジナルのドリンクを作成しました。
少量のアシュワガンダの根とバニラビーンズ、溶かしたスパイシーダークチョコレート、ひとつまみのピンクヒマラヤソルトを加えます。
全ての材料を鍋に入れ、蓋をして10分煮込みます。濾した後必要に応じて蜂蜜で甘味を付ければ、完成です。

ショウガ愛好家には、生のショウガスライスを水やお茶に入れて飲む人もいるかもしれません。

「ショウガをお湯に入れ、ティーバッグのように煮出します。煮出したショウガをお湯や水に入れて飲むと、食事にスパイスとして加えたりスムージーに混ぜて摂取するのと同じ健康効果が得られます。」と、レベック氏は言います。

「ショウガを食事に取り入れるその他の方法としては、スープに混ぜることができます。」と彼女は言います。
「キャロットスープのような裏ごしした野菜スープとの相性がとても良いです。また、朝に飲む暖かいレモン水にひとスライス混ぜても良いスパイスとなるでしょう。」

出典: 2019年5月7日更新 CNN Health 『Why some health enthusiasts are drinking ginger』(2019年5月27日に利用)
https://edition.cnn.com/2019/05/07/health/ginger-health-benefits-faf/index.html