乾癬が寛解している可能性を示す5つの徴候

乾癬は、体の細胞が肌の表面に急速に蓄積する慢性的な皮膚疾患です。
乾癬と共に暮らすことは、身体だけでなく、感情的な幸福にも悪影響を及ぼします。
米国の750万人にのぼる乾癬患者が揃って医師に質問することは、自分の乾癬はいつ治るのかということです。

乾癬の寛解、または症状が消失する可能性はありますが、乾癬が実際に「消える」ことは決して無いことを心に留めておいてください。
寛解とは皮膚の症状が目に見えてなくなることを意味しますが、それでも今後再発する可能性があります。
症状がいつ消えるか疑問に思われる場合は、治療選択肢について医師に相談してください。
それまでは、乾癬が寛解している可能性のある以下の兆候に注意してください。


1. 斑点が小さくなる、もしくは消える
乾癬は、肌に形成される厚く鱗状の斑点が特徴です。
斑点の大きさには小さいものから大きいものまで様々あり、通常頭皮や肘、腕、手などの身体の特定の部位に現れます。
乾癬が重症である場合、かなり大きな斑点が現れたり、痒みや痛みを伴うこともあります。

幸い、既に出ている斑点を小さくし、新たな斑点形成を防ぐのに役立つ薬がいくつか存在します。
一般的な選択肢のひとつとしてメトトレキサートがあり、これは乾癬治療の第一選択薬として長年使用されてきました。
この薬を使い始めると、多くの場合約1カ月以内に乾癬の斑点が消失します。


2. かゆみがなくなる
中等度または重度の乾癬がある人は、再発時に激しいかゆみを伴うことを既に知っていることでしょう。
厚い鱗状となった皮膚の周囲のかゆみは耐え難いと感じる人が多く、このかゆみは再発が続く限り消えることはありません。

幸い、かゆみが減少した場合は乾癬が寛解している可能性があります。
ステロイド配合クリームなどの皮膚のかゆみや炎症を軽減する外用薬の使用量が少なくて済むと感じるかもしれません。


3. 皮膚の赤みや剥がれが減る
乾癬一般的にみられる厚く鱗状の皮膚の斑点は通常赤い色をしており、銀色がかった薄片状の皮膚で覆われていることがあります。
肌色と皮膚の厚みが両方改善した場合、これは寛解に向かっている兆候である可能性があります。
以前より肌の乾燥や、皮膚の剥がれが少ないことに気づくかもしれません。


4. 関節の痛みがなくなる
乾癬を患う30%もの人が、乾癬性関節炎を経験します。
これは身体の小関節と大関節が腫れて痛みを伴うようになる疾患です。
これにより身体を動かすことが困難になり、生活の質に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
乾癬再発の唯一の兆候として、関節の腫れや痛みが出ることもあります。

幸いなことに、皮膚の乾癬を目的とする治療の多くは、関節炎の症状も和らげるようです。
以前よりも関節に腫れや痛みが無く、動きが楽になったことに気づき始めたら、乾癬が寛解に向かっている兆候かもしれません。


5. 爪の見た目が改善する
乾癬再発の初期兆候として、爪に変化が現れる人もいます。
手や足の指の爪のくぼみや変色、異常な成長に気付くかもしれません。
また、乾癬により爪がはがれたり、割れることがあります。
乾癬が寛解すると、爪が通常の色に戻り、強くなり、くぼみが少なくなります。

出典:2017年9月19日更新 CNN Health 『5 Signs Your Psoriasis May Be In Remission』(2019年4月30日に利用)
https://healthguides.cnn.com/advances-in-psoriasis-treatment/5-signs-your-psoriasis-may-be-in-remiss...