アストラゼネカの糖尿病治療薬が心不全治療のファスト・トラックに

(ロイター)- アストラゼネカ社の糖尿病治療薬であるフォシーガは、米国の規制当局により、心不全の治療薬としてファスト・トラックの指定を受けた ことで、薬をより広範に広げる可能性を高め、競合他社の一歩前を行きます。

米国食品医薬品局(FDA)は、HFrEF(EF(駆出率)が低下した心不全)およびHFpEF(EFが保たれた心不全)のサブタイプの心不全の成人における  致命的な心臓発作および疾患進行のリスクを軽減するための薬剤としての開発というステータスを承認したとイギリスの製薬会社が発表しました。

 

2型糖尿病の治療薬としてすでに承認されているフォシーガは、SGLT2阻害剤クラスの抗糖尿病薬のひとつであり、腎臓が尿を介して体から糖を排出するようにします。

糖尿病は、多くの場合、心不全のリスクの高さに関連しています。

アストラゼネカ社は先月、フォシーガで治療できる疾患として心不全を追加するという目標に向けて前進し、市場で「ワイルドカード」と見なされる後期段階の試験で、肯定的な結果が得られたため、ライバルであるEli Lilly社の薬剤よりも先に進みました。

フォシーガは、アストラゼネカ社の売上高トップ10の医薬品の1つです。

 2018年に13億9000万ドルを売り上げ、業績好転への将来の鍵となります。

心不全におけるフォシーガのファスト・トラック指定は、2つの後期臨床試験に基づいています。

ある研究では、参加者の約40%が心不全患者によく見られる2型糖尿病を患っていましたが、残りの参加者はそうではありませんでした。

FDAのファスト・トラックプログラムでは、満たされていないニーズがある深刻な疾患の治療のための新薬の開発とレビューをスピードアップするようにされています。

アストラゼネカ社によると、心不全は世界中で約6400万人が罹患し、患者の半数は診断から5年以内に死亡しています。

 

【以下のウェブサイトより引用】

AstraZeneca diabetes drug granted fast track status for heart failure treatment

REUTERS