アミスルプリド (ソリアン ジェネリック)

アミスルプリドは、統合失調症の治療に使用されます。

アミスルプリドは非定型抗精神病薬です。思考に影響を及ぼす脳内の特定の化学的メッセンジャーの作用を調節することによって作用します。

吐き気、嘔吐、口渇、便秘、体重増加、血圧の低下、ジストニア、アカシジア、パーキンソニズム、血液中のプロラクチンレベルの増加

• 腎疾患があるか、痙攣（てんかん発作）、パーキンソン病、または認知症である場合は、医師に知らせて下さい。
• 心臓病、不均一な心拍、遅い心拍、QT間隔の延長、脳卒中、糖尿病、血栓、血中カリウムの低濃度、血液中の白血球が低レベル（無顆粒球症）などの病状がある場合、またはこれらの家族歴がある場合は、医師に知らせて下さい。
• アミスルプリドは眠気を引き起こす可能性があるため、車の運転や機械の操作を行わないで下さい。
• 副作用を悪化させる可能性があるため、治療中はアルコールを控えて下さい。
• 副作用が増える可能性がありますので、アミスルプリドの服用を突然止めないでください。
• 重度のアレルギー反応（発疹、皮膚のかゆみ、顔面、舌、その他の体の部分の腫れ）、血餅、およびてんかん発作が見られた場合は直ちに医師の診察を受けて下さい。
• 妊娠中、妊娠を計画中であるか、または授乳中である場合は、医師にご相談ください。

Q.アミスルプリドは中毒性がありますか、また、規制薬物ですか？
アミスルプリドは中毒性がありません。また、規制薬物でもありません。しかし、この治療薬の用量と治療期間については医師の指示に従ってください。

Q.アミスルプリドは抗精神病薬または、非定型抗精神病薬ですか？
はい。 アミスルプリドは非定型抗精神病薬です。

Q.アミスルプリドは体重の増加を引き起こしますか？
アミスルプリドは体重の増加を引き起こすことが知られています。アミスルプリドを服用した後に体重の増加が見られた場合は、医師に相談してください。

Q.アミスルプリドは効果が見られるまで、どれくらい時間がかかりますか？
アミスルプリドの治療での効果が見られるまでには数週間かかることがあります。6〜8週間治療を行っても症状が改善しない場合は、医師に相談してください。

アミスルプリドは、抗幻覚妄想作用が強いベンズアミド系の安定剤です。

気分を落ち着ける作用があるので統合失調症のほか、躁病などいろいろな精神症状の改善に使われます。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
成人：
統合失調症の陽性症状がある場合、推奨用量は1日400～800mgの範囲となります。
上記用量はその後、個々人の症状や重症度、腎機能に応じて医師が調節します。
1日の最大用量は1200mgです。

陽性症状と陰性症状の両方がある場合、医師が用量を、陽性症状の抑制に十分な値まで調節します。
維持治療には、医師より最小有効量が処方されます。

症状の大半が陰性症状である場合、推奨用量は1日50～300mgの範囲となります。
上記用量はその後、個々人の症状や重症度、腎機能に応じて医師が調節します。

65歳以上の患者：
アミスルプリド錠は鎮静（眠気）や血圧低下を引き起こすことがあり、またこの年齢層の患者への使用症例が限られているため、一般的に使用は推奨されません。

小児および青年への使用：
アミスルプリド錠は、18歳未満の子供に使用した場合の安全性および効果が確立されていません。
絶対的な必要性がある場合、15～18歳の青年の治療は、この年齢層の総合失調症患者の治療歴を持つ医師により開始される必要があります。
15歳未満の子供は、アミスルプリド錠を服用すべきではありません。

腎障害患者：
通常医師により低用量が処方されます。
この用量は、腎臓の機能具合により、通常用量の半分もしくは3分の1となることがあります。

【用法】
錠剤は、グラス1杯の水と一緒に服用して下さい。
アミスルプリド錠は、食事中もしくは食間に服用することが出来ます。
1日最大300mgまでの用量は、1日1回服用することができます。できれば毎日同じ時間に服用して下さい。
1日300mgを超える用量は、半分を朝に、もう半分を夕方に服用して下さい。
100mgおよび200mgの錠剤は、均等に半分に分割して使用することができます。

【過量服用した場合】
直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、以下のような症状が起こることがあります：
情動不安や震え、筋硬直、低血圧、眠気、意識喪失

【服用を忘れた場合】
服用し忘れた場合は、思い出し次第直ぐに服用て下さい。
思い出した時間が次の予定時間に近い場合は1回分を飛ばし、次の用量から通常通り服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【服用を中止する場合】
医師から中止指示があるまで服用を継続して下さい。
症状が悪化する、もしくは戻る可能性があるため、症状の改善が見られても、服用を止めてはいけません。
医師の指示無しで服用を突然止めると、吐き気や嘔吐、発汗、睡眠障害、過度の情動不安や筋硬直、異常運動が起きたり、元々の症状が戻る恐れがあります。
副作用を避けるため、用量は医師の指示通りに徐々に減量することが大切です。

(1)本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
(2)他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること
(3)妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること
(4)服用後にめまいや傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる

以下の症状を持つ人は服用しないでください。
15歳未満の患者、授乳をしている、薬の成分に対しアレルギー反応を経験している。

以下の症状を持つ人は慎重に投与を行ってください。
高齢者、腎機能の低下、糖尿病の既往歴、パーキンソン病、心臓病、低カリウム血症、認知症、脳卒中の既往歴