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プロギノバ (エストラジオール吉草酸エステル)

プロギノバ錠(エストラジオール)は、不快な更年期障害の症状の緩和のため、ホルモン充填療法として用いられています。

同義語

プロギノバ, Progynova

有効成分

エストラジオール吉草酸エステル, Estradiol Valerate

その他のブランド名

プロギノバ, Progynova

包装

28

製造元

Zydus, German Remedies, Bayer

形状

含有量

1 mg, 2 mg

製造国

インド

SKU

182

【プロギノバ】食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。

【プロギノバ】内服薬の場合、アルコールと一緒に服用した場合、軽い副作用が出ることがあります。

【プロギノバ】プロギノバを妊娠中に使用することは非常に危険です。 ヒトおよび動物においての研究では、胎児に重大な悪影響を及ぼしています。 医師に相談してください。

【プロギノバ】母乳育児中の使用は恐らく安全ですが医師へご相談下さい。

【プロギノバ】車の運転などに影響を及ぼすことはありませんので、線量変更なども必要ありません。

【プロギノバ】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

【プロギノバ】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

エチニルエストラジオール

使用方法
プロギノバは、避妊、閉経後の骨粗鬆症(多孔性骨)、前立腺癌、ホルモン補充療法(HRT)および卵巣発育不全に使用されます。
効能・効果
プロギノバは、エストロゲン(女性ホルモン)と呼ばれる薬物のクラスに属しています。これは天然に存在するホルモンの合成形態であり、月経周期の発生と維持に役立ちます。 閉経後の女性においては、閉経後の症状を軽減し、骨や骨折を弱める危険性を減らすことで作用します。
一般的な副作用
頭痛、吐き気、気分の変化、体重の変化、腹痛、性的機能不全、乳房の拡大、不規則な間隔での月経出血、乳房の圧痛、浮腫、線維症
専門家のアドバイス
  • 子宮摘除術を受けている場合、または子宮の問題(子宮筋腫、子宮内膜の過形成、子宮癌)がある場合は、医師にご連絡ください。
  • 血液凝固障害、肝臓病、胆石症などの胆嚢疾患、高血圧、糖尿病、聴力障害、乳がん、心臓病、血中の高脂肪または片頭痛の病歴があれば、医師に相談してください。
  • 腕や首に広がる胸部の痛み、視覚異常のあるなしに関わらず原因不明の片頭痛型の頭痛、脚の痛みを伴う腫れ、突発的な胸痛と呼吸困難が発生した場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
  • プロギノバを服用している間、定期的な乳房スクリーニング(しこりの存在または異常な変化の有無の確認)および子宮頸部塗抹検査を受けるようにしてください。
  • 妊娠しているか、妊娠する予定がある、もしくは​母乳育児中である場合は医師にご相談下さい。
  • プロギノバまたはその成分のいずれかにアレルギーがある場合は服用しないでください。
  • 最近、血液凝固の問題や心臓発作のような関連症状がみられた場合は、服用しないでください。
  • 乳癌や子宮癌に罹患している場合は服用しないでください。
  • 子宮内壁で未治療の拡大(子宮内膜肥厚)がある場合は服用しないでください。
  • 肝臓疾患(例えば、黄疸)を有するか、または有していた場合は使用しないでください。
  • ヘモグロビン(ポルフィリン症)に関連する障害がある場合は、服用しないでください。
よくある質問
Q.プロギノバはにきびの治療に使用できますか?
プロギノバはにきびの治療に役立ちます。 しかし、あなたの状態やニーズに合った最良の治療法に関するアドバイスについては、医師に相談することを強くお勧めします。
基本情報
プロギノバ錠の有効成分であるエストラジオール吉草酸エステルは女性ホルモンです。
女性の卵巣で生成されるエストロゲンは閉経へ向かって徐々に少なくなっていきます。
エストロゲンの血中濃度の低下はさまざまな不快な症状を引き起こします。
その例として、寝汗、ほてり、情緒不安定、膣の乾燥・痒みなどです。
不快な更年期障害の症状の緩和のため、ホルモン充填療法としてエストロゲン(エストラジオール吉草酸エステルとして)が用いられています。
プロギノバ錠にはエストロゲンのみが含まれており、子宮摘出手術を受けた女性にも用いられます。
子宮摘出手術を受けていない女性にはエストロゲンと併せて黄体ホルモンも処方されるのが通常です。
エストロゲンは子宮内膜を厚く成長させる作用があり、それと反対の作用を持つ黄体ホルモンは子宮がんのリスクを下げると考えられています。
エストロゲンと黄体ホルモンを両方使用する療法は、組み合わせHRT療法として知られています。
子宮摘出を行っている場合には、子宮がんのリスクは無く、その必要(エストロゲンと黄体ホルモンを療法使用する組み合わせエストロゲンと黄体ホルモンを両方使用する組み合わせHRT療法)はありません。*子宮内膜症の既往歴がある場合を除く。
また、ホルモン補充療法(HRT)は骨粗鬆症の予防のためにも行われます。
エストロゲンの減少は骨がスカスカになり破損しやすくなる骨粗鬆症の引き金ともされています。
閉経後、数年で起こるケースが多いことが分かっているためその時期の骨のダメージ予防としてホルモン補充療法(HRT)が行われることもあります。
早期閉経を迎えた女性や骨粗鬆症の家族歴がある場合、また長期に渡ってコルチコステロイド療法を受けていたことがある方などは骨粗鬆症のリスクが懸念されます。
またその他、小柄で痩せ型、喫煙者なども注意が必要です。
女性であれば誰もが迎える閉経と更年期、健やかに快適にこの時期を乗り越えたいものですね。

組成
〔錠剤〕:1錠中1mg もしくは2mg
 
用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
最大の効果を得るため、プロギノバ錠は毎日同じ時間に服用して下さい。
これは、服用時間の記憶にも役立ちます。
食事の有無にかかわらず服用いただけます。

錠剤シートを1シート分飲み終えたら、直ぐに次のシートに移行して下さい。
医師の指示が無い限り、各錠剤シートの服用間隔を空けてはいけません。
錠剤は継続して服用する必要があります。

錠剤は、グラス1杯の水と一緒にそのまま飲み込んで下さい。

【服用期間】
プロギノバ錠は、短期間のみ使用できます。
適切な服用期間や長期的なホルモン補充療法のリスクについては、医師にご確認下さい。
最近の研究では、ホルモン補充療法を受ける女性は、乳がんリスクがわずかに上昇することが示されています。
このリスクは、ホルモン補充療法を受ける期間が延びるにつれて上昇します。

ホルモン補充療法は、乳がんや心臓発作、脳卒中、肺の血栓を含む血栓、認知症発症リスクのわずかな上昇を伴います。
しかし、決定的な証拠はありません。
一方で、股関節骨折や大腸がんリスクは減少する可能性があります。
個人の症状を踏まえ、リスクとベネフィットについて医師と相談して下さい。

【服用を忘れた場合】
予定時間から24時間以内に思い出した場合は、できるだけ早く服用し、次の予定時間からは通常通り服用を再開して下さい。
服用を数日間忘れた場合、不正出血が起こることがあります。

【服用を中止すべき状況】
以下のいずれかの症状が出た場合は、服用を中止して医師に連絡して下さい。

  • 片頭痛が初めて起きた場合(通常、吐き気を伴うズキズキとした頭痛の後、視覚障害が起こる)
  • 既存の片頭痛の悪化、および異常に頻繁な頭痛や、異常に重度の頭痛が起きた場合
  • 突然の視覚障害もしくは聴覚障害
  • 静脈の拡張(静脈炎)
  • 全身の痒み
  • 短時間で消失しない異常な上腹部痛
プロギノバ錠の服用中に血栓ができた、もしくはその疑いがある場合は、直ちに服用を中止し医師に連絡して下さい。
以下の症状に注意して下さい。

  • 吐血
  • 腕や足の異常な痛みや腫れ
  • 突然の息切れ
  • 卒倒
黄疸(皮膚および/もしくは目の黄化)が出た場合も、プロギノバ錠の服用を直ちに中止し、医師に連絡して下さい。

警告
(1)重篤な肝障害のある患者は代謝能が低下しており肝臓への負担が増加し、症状が増悪することがある為使用を避けること
(2)投与前に病歴、家族素因等の問診、乳房検診並びに婦人科検診を行うこと
(3)投与初期に性器出血が発現した場合、通常は投与継続中に消失するが、頻発する場合又は持続する場合には、必要に応じて子宮内膜検査を行う 

禁忌
下記の場合の使用はできません。

  • 乳癌がある場合、またはその既往歴がある場合
  • エストロゲンによる刺激が癌を増長していることが疑われる癌がある場合、またはその既往歴がある場合(例:子宮内膜癌)
  • 子宮内膜増殖症
  • 膣からの原因不明出血がある場合
  • 深部静脈血栓症、肺塞栓症がある場合、またはこれらの既往歴がある場合
  • 血栓による脳卒中を起こしたことがある場合、特に近々での既往歴がある場合
  • 近々出の心臓発作が会った場合
  • 狭心症の場合
  • 肝臓疾患がある場合
  • 肝臓機能異常がある場合
  • 遺伝性血液疾患がある場合(例:ポルフィリン症)
  • 妊娠中、または妊娠している可能性がある場合
  • 授乳中の場合
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、妊娠している可能性がある場合、授乳中の本剤の使用はできません。

保存等
室温保存

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