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イミプラミン (イミドール ジェネリック)

イミプラミン塩酸塩(英訳;Imipramine Hydrochloride)は三環系抗うつ薬(TCA)であり、脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンとセロトニンの量を増やす事で作用します。子供の夜尿症の治療に他の治療法との併用で使用されることもあります。

同義語

イミドール ジェネリック

有効成分

イミプラミン塩酸塩, Imipramine Hydrochloride

その他のブランド名

イミドールジェネリック, デプソル, Depsol, アンチデップ, Antidep その他

包装

200

製造元

Intas Pharma, Torrent Pharma その他ジェネリック各社

形状

含有量

10 mg, 25 mg, 75 mg

製造国

インド, トルコ

SKU

328

【イミプラミン】食事の有無に関わらず摂取できますが、常に一定の時間に服用することが推奨されます。

【イミプラミン】アルコール摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【イミプラミン】妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【イミプラミン】母乳育児中の使用は恐らく安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクがある可能性があります。

【イミプラミン】気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬により注意が散漫になったり、めまい、疲れ、視界のぼやけなどを起こし、運転能力に影響する可能性があります。

【イミプラミン】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。

【イミプラミン】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。また薬の服用中は肝機能検査が定期的に行われます。

イミプラミン

使用方法
イミプラミンはうつ病および夜尿症の治療に使用されます。うつ病の代替治療選択薬で不耐であったかまたは無反応であった場合に使用されます。
効能・効果
イミプラミンは、脳内の化学物質のレベルを上昇させ、気分の調節とうつ病の治療に役立ちます。
一般的な副作用
眠気、視覚障害、口渇、排尿困難、便秘、起立性低血圧(立位時の血圧の急激な低下)、体重の増加、心拍数の増加
専門家のアドバイス
  • この薬は眠気を引き起こす可能性があるため、就寝前に服用下さい。
  • 薬の効果が見られるまで4〜6週間かかります。
  • うつ病の再発を防ぐため、気分が良くなったと感じても、少なくとも6ヶ月間は治療を続けてください。
  • 医師よりイミプラミンの使用を止めるように指示があった場合は、4週間以上かけて、ゆっくりと線量を減らしてください。突然、薬の使用を中断しないでください。
  • 車の運転や機械の操作は避けて下さい。
  • 過度の眠気や鎮静を引き起こす可能性があるので、イミプラミンはアルコールと一緒に摂取しないでください。
  • イミプラミンは中毒性や依存性は非常に低いとされています。
  • 過剰摂取は非常に危険ですのでお止め下さい。
よくある質問
Q.イミプラミンはモノアミンオキシダーゼ阻害剤、抗コリン作用薬、三環系抗うつ薬、もしくはベンゾジアゼピンですか?
イミプラミンは、三環系抗うつ薬と呼ばれる薬物のクラスに属しています。 モノアミンオキシダーゼ阻害剤、抗コリン作用薬、ベンゾジアゼピンではありません。

Q.イミプラミンに中毒性はありますか?
いいえ、イミプラミンには中毒性がありません。

Q.イミプラミンは鎮静剤ですか?
その抗ヒスタミン作用のために、鎮静作用を有しています。

Q.イミプラミンは不安症に効果がありますか?
はい、イミプラミンは不安症(パニック障害)の治療に使用できます。
基本情報
イミプラミンはうつ病の治療に使用されており三環系抗うつ薬(TCA)に分類されます。

気分が晴れない、悲観的になっている、集中できない、眠れないといった心の症状を改善する作用があります。

どういう原理で作用するかは完全には解明されておりませんが、精神的なバランスを保つために脳に2つの神経伝達物質、ノルアドレナリンとセロトニンの遊離量を増やし、神経の働きを良くすると考えられています。

1973年と1959年にそれぞれ夜尿症、うつ病の治療目的でFDAによって承認されました。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
うつ病の場合、イミプラミン錠は通常低用量から服用を開始します。(例:1日最大75mg)
治療開始後1週間の間、最大150~200mgまで徐々に用量を増量することが出来ます。
もし症状が非常に重度である場合、1日最大300mgが処方される可能性があります。
生体の化学反応は個々人で異なるため、通常よりも多くの用量が必要となる場合があります。
症状の改善が見られたら、時通常50~100mgまで、徐々に用量が減量される可能性があります。

寝小便の場合、5~8歳の小児に対する標準用量は1日20~30mgです。
9~12歳の子供には1日25~50mg、12歳以上の子供には1日最大75mgとなります。
治療開始後1週間たっても症状が改善されない場合は、通常用量の増量を行います。

65歳以上の高齢者の場合、副作用を避けるため通常低用量(例:1日10mg)から開始します。
用量は10日間かけて徐々に30~50mgまで増量し、この用量はその後も維持して下さい。

【服用のタイミング】
うつ病には、1日2~3回に分けて服用する、もしくは医師の指示に従って下さい。

もし眠気が起きる場合、睡眠の質を上げる為、就寝時に1回分服用することが提案される可能性があります。

寝小便には、夕食後に1回分を服用する、もしくは医師の指示に従って下さい。

寝小便が夜早いうちに起こる傾向にある場合、服用時間を早める(例:午後4時)ことが提案される可能性があります。

【用法】
コップ一杯の水で錠剤をのみ込んで下さい。
服用後胃の不快感がある場合、食事と共に、もしくは間食の後に服用して下さい。

【服用期間】
医師の指示があるまで服用を継続して下さい。

服用期間は症状や効果によって異なります。

うつ病の場合、治療期間は症状の改善具合によって異なります。
この種の医薬品は、効果が出るまでに時間がかかりますので、直ぐに効果が表れなくても心配しないで下さい。
症状のいくつかについては1~2週間で改善が見られることがありますが、本当に改善を実感できるまでは4~6週間かかる可能性があります。
症状の改善が見られても、効果を持続させるためには、通常数カ月もしくはそれ以上長くイミプラミンの服用を継続する必要があります。

寝小便の場合、通常1~3か月間服用が継続されます。

【飲み忘れた場合】
もし通常1日2~3回服用しており、飲み忘れに気づいた時間が次の服用時間に近い(例:2~3時間以内)場合、忘れた1回分を飛ばし、次の服用予定時間から通常通り服用を再開して下さい。
そうでなければ、思い出し次第出来るだけ早く服用し、次の服用予定時間から通常通り服用を再開して下さい。

もし通常就寝時に1日1回のみ服用している場合、医師への確認無しに翌朝服用することはお止め下さい。
もし全ての用量を朝に服用すると、副作用を引き起こす恐れがあります。

副作用のリスクが高まるため、忘れた分を補うために2回分まとめて服用しないで下さい。

服用時間を覚えることが困難な場合は、薬剤師にアドバイスを求めてみましょう。

警告
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
  • 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
  • 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
  • お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
  • お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
  • 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
  • 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
緑内障、心筋梗塞の回復初期、尿閉、不整脈、前立腺肥大症、心臓病、てんかん、低血圧、便秘、躁うつ病、低カリウム血症

相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
セレギリン(エフピー)、ロラゼパム、テマゼパム、オキサゼパム、クロナゼパム、モノアミンオキシダーゼ阻害薬

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