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飛行機が満席でなければ、COVIDリスクは低下する

再び旅行に行きたくてむずむずしている人は、いつ安全に飛行機に乗れるようになるのだろうかと疑問に思っていることでしょう。COVID-19に感染した3月の飛行機の乗客の影響を調査したとある研究は、この疑問に答えようとしています。8月18日にJAMAで発表されたケースシリーズは、イスラエルのテルアビブからドイツのフランクフルトまでのフライトに乗っていた102人の乗客のデータに基づいています。

フライト中のCOVID感染リスク

内24人の乗客は、同じ観光グループに属していました。フライトの1週間前、これらの乗客は知らずのうちに、後にCOVID-19検査で陽性反応を示した人と接触していました。フライト前、体調が悪い乗客はいませんでした。研究者らは4時間40分間のフライトについて、「感染を予防するための対策(例えばマスクの着用など)は取られていなかったと述べています。

フライト後の感染確認

研究者らはこの観光客グループがドイツに着陸した際検査を行ったところ、24人中7人から陽性反応が出ました。4人はフライト中に体調が悪化し、2人が症状を発症し、1人は陽性であったものの無症候性でした。乗客の4分の1を占めていたこの観光グループは、搭乗中にほかの乗客にもさらされていました。研究チームはその他乗客の大半を追跡することに成功し、発見された2件のCOVID-19症例は、飛行機の中で感染が起こったかどうかは定かでなかったものの、この観光グループに起因していました。

飛行機の座席間のリスク

別の「空の旅で起こること」に関する研究では、マサチューセッツ工科大学の統計学教授であるアーノルド・バーネット博士が、飛行機でCOVID-19に感染する可能性についての、彼の推定値を発表しています。同氏は、確率は「満席のフライトで4,300分の1、真ん中の席が空席のままにされていた場合は7,700分の1」となることに気が付きました。



出典 2020年8月20日更新 Medical Daily『5 Steps to Help Prevent Digestive Problems as You Age』(2020年8月21日に利用)
ttps://www.medicaldaily.com/fewer-passengers-planes-reduces-covid19-risk-455509