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考えすぎが体に与える影響

何かを選択する度に、数十個の「こうしていたら」という可能性に苛まれると感じたことはありますか?
自分の取った選択肢についてくよくよと考えたことはありますか?
過去の会話を繰り返し思い出し、些細なことにストレスを感じることはありますか?
そうだとすれば、あなたは考えすぎてしまう人である可能性が非常に高いです。
でもあなただけではありません。

実際、これは一種の流行になっています。
ミシガン大学の調査によると、45~55歳の52%が、25~35歳では73%もの人が考えすぎることに苦しんでいるといいます。
そして、今日のデジタル世界では、ソーシャルメディアに投稿するイメージに自分を正確に投影することを強制されており、原因は明白です。

興味深いことに、考えすぎる人の大部分は、考えを巡らせることが様々な観点からあらゆる状況を理解する方法の一つであるため、自分のやっていることは自身にとって良いことであると考えています。
そのことを念頭に置いたとしても、研究では結局考えすぎは健康に悪く、自身の心身の健康リスクを高めるものであることが示されています。

では、考えすぎると何が起こるのでしょう?

一つは、分析まひに陥り、何も手につかなくなることです。

「インプットが多すぎることで、第六感や直感が機能しなくなってしまいます。そして結果として、その時の自分に適切な選択肢を取ることができなる可能性があります。」と、ニューヨーク大学ランゴーン医療センター精神科の臨床助教授であるローラ・プライス氏は言います。

英国の別の調査では、考えすぎると創造性が低下し、「mental ruts(新しいアイディアが浮かばなくなること)」を引き起こしたり、さらに考えすぎることになる精神的な障壁を作ってしまうことに繋がりかねないことが明らかになっています。

その上、脳のエネルギーを使うことで、疲れやすくもなります。
また、多くの考え事により何時間も眠れず、睡眠時間が短くなることにも繋がります。

専門家によると、これを止める最善策は、自分自身が考えすぎていることい気づき、心を別の方向に向けることができるような行動を取ることです。
友人や恋人、セラピストに話すことも効果的です。

出典: 2019年11月21更新 Medical Daily『Overthinking Does This To Your Body』(2019年11月26日に利用)
https://www.medicaldaily.com/overthinking-does-body-446227