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JapanRx / 禁煙治療薬のチャンティックス(チャンピックス)の統合失調症を患っている喫煙者対しての安全性と有効性の高さ

禁煙治療薬のチャンティックス(チャンピックス)の統合失調症を患っている喫煙者対しての安全性と有効性の高さ

ニュージャージー州の医学大学歯学部(UMDNJ)、ロバートウッドジョンソンメディカルスクールでの医師による新しい研究によると 禁煙治療薬のチャンティックスは統合失調症を患っている喫煙者へ対して安全で、効果的な治療法だと報告されました。精神疾患、特に統合失調症患者の喫煙率は高く、多くの患者は禁煙が困難であると見られています。 UMDNJ-ロバートウッドジョンソンメディカルスクールで精神医学の准教授であるジルM·ウィリアムズさんは統合失調症または統合失調性感情障害を持つ患者はニコチンへの依存度が高く、一般の喫煙者よりもより緻密な治療計画が必要となると述べました。ただし禁煙治療で統合失調症の治療に用いられる薬との相互作用及び悪い反応を起こさないよう注意が必要であると述べました。 試験者達は症状がそれほど深刻でないと診断された統合失調症または統合失調性感情障害を持つ喫煙者を集め、無作為にプラセボ服用グループと、バレニクリン服用グループとに分けました。試験は2週間にわたる観察期間、12週間の治療期間、12週間の治療後調査を設けました。参加者は全員喫煙を止めたいと希望している人たちを集めました。 12週間の治療期間後に19%のバレニクリン服用グループは喫煙を止め、プラセボ服用グループは4.7%と喫煙を止めました。 24週間にわたる試験の後、バレニクリン服用グループの参加者はプラセボ服用グループに比べ時間がかかりましたが低い喫煙率でした。 しかし注目すべきことはバレニクリン服用グループは試験中に統合失調の症状に大きな変化が見られなかったことです。 ウィリアムス博士は言うには『この私達の研究はバレニクリンは統合失調症を持っている患者へ対しての禁煙治療に有効で安全性が高いということが分かりました。』 この研究はJournal of Clinical Psychiatryにて発表されました。 以下のサイトより翻訳、引用
http://psychcentral.com/news/2012/05/30/anti-smoking-drug-chantix-considered-safe-and-effective-for-smokers-with-schizophrenia/39402.html