健康に関するヒント：抗生物質について知りましょう

抗生物質により、いつもあなたやあなたの子供の体調が良くなるとは限りません。
アメリカ小児科学会は次のように説明しています。

抗生物質は、ウイルスによって引き起こされる一般的な風邪を助けることはありません。
抗生物質は、細菌感染症のみを治療し、ウイルスやその他の病原菌による症状を治療するものではありません。

抗生物質の過剰使用は、その薬剤に耐性となる細菌につながる可能性があります。そのため、抗生物質は本当に必要な場合を除いて決して使用すべきではないのです。
抗生物質は、下痢などの軽度の副作用を引き起こす可能性があります。

緑色または黄色の粘液は、ウイルス感染または細菌感染を示すことがあります。また、発熱を伴って10日以上続く症状が細菌感染を意味する場合もあります。

耳の感染症には抗生物質が効かない場合もあります。
喉の痛みはほとんどの場合、ウイルスによって引き起こされますが、連鎖球菌性咽頭炎には抗生物質が必要です。

抗生物質は通常3日以内に効き始めますので、それまでに改善が見られない場合は医師にご相談ください。
抗生物質は、誰とも共有せず指示どおりに服用し、気分が良くなっても途中で服用を止めず、常に処方量を飲みきってください。

（記事元）https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/antibiotics-news-30/health-tip-get-the-facts-about-antibiotics-716993.html