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JapanRx / ルピン、ユニケム、アレンビック、ザイダスの4社が、米国でシアリスのジェネリック薬販売を開始

ルピン、ユニケム、アレンビック、ザイダスの4社が、米国でシアリスのジェネリック薬販売を開始

インドの製薬会社ルピン、ユニケム・ラボラトリーズ、アレンビック・ファーマスーティカルズの3社は、
イーライリリー社(Eli Lilly)の勃起不全治療錠「シアリス」ジェネリック薬の販売について、米国食品医薬品局から承認を受けていると述べました。
またライバル社のザイダス・カルディア社は、既に販売を開始していると述べています。

イーライリリー社が所有するシアリスの特許は2018年9月に終了しましたが、
インドのジェネリック薬製造業者は最初のジェネリック申請者ではなかったため、6ヶ月待たなければなりませんでした。

シアリスのジェネリック版は、米国のテバファーマスーティカル社が最初に申請しています。

タダラフィル錠は勃起不全や良性前立腺肥大症、肺高血圧症の治療に用いられます。

バイアグラやその他の薬と競合する本薬は、2.5mg、5mg、10mg、20mgの用量で販売されます。

2018年12月の時点で、シアリスの米国市場での年間売上高は、17.8億ドルでした。

シアリスはバイアグラに次いでジェネリック薬として販売される、2番目にメジャーな勃起不全薬です。
2017年末にバイアグラのジェネリック版が発売されたことで、ブランドのシアリスの販売にも影響が出始めました。

ルピン社は世界最大のジェネリック医薬品メーカーの1つで、ブランド薬およびジェネリック薬、バイオテクノロジー製品、医薬品原料を世界各地で販売しています。
また世界最大の抗結核薬製造メーカーでもあり、医薬品市では心血管疾患や糖尿病、喘息、小児疾患、中枢神経疾患、消化器疾患、抗感染薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の分野に重点を置いています。

ムンバイに本社を置くユニケム社は、マハーラーシュトラ州のロハ、ゴア州、ヒマーチャル・プラデーシュ州のバディ、ウッタル・プラデーシュ州のピサンプールやガーズィヤーバード、シッキム州に事業を展開しています。
ユニケム社はジェネリック医薬品の販売メーカーとして世界中で知られています。

ヴァドーダラーに本社を置くアレンビック社は、世界中でジェネリック医薬品を製造、販売しています。
1907年に設立され、インドではブランド薬のジェネリック版製造の大手企業でもあり、国内市場で5000人を超えるマーケティングチームを有しています。

アフマダーバードに本社を置くザイダス・カルディア社は、グジャラート州、マハーラーシュトラ州、ゴア州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、シッキム州、さらにはアメリカやブラジルにも製造拠点と研究施設を持っています。

出典:2019年3月27日更新『Lupin, Unichem, Alembic & Zydus Okayed To Sell Generic Cialis In US』Urtra News(2019年3月29日に利用)
https://ultra.news/s-t/45871/lupin-unichem-alembic-zydus-okayed-to-sell-generic-cialis-in-us