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リンの取りすぎは腎臓に悪い?!

健康専門家や医師は、体内のリン酸塩濃度が異常に高いレベルにまで上昇する慢性腎臓病のリスクを高める可能性があると主張し、人体内の余分なリンに対して警鐘を鳴らしています。  
彼らの話では、筋肉の痙攣、しびれ、うずき、骨や関節の痛み、および発疹はすべて高リン酸血症の症状であり、そういった症状が見られる場合は早急に医者に相談するべきとしています。

リンは、骨を強化するために、体内のカルシウムの適切な細胞機能と調節に必要不可欠な栄養素です。  
リンの欠乏は貧血、筋肉痛、食欲の低下を引き起こし、また免疫系を弱めることがあります。
リンは私たちが食べる食品のほとんどに自然に存在しているので、欠乏症となることはまれですが、反対に体内で過剰となったリンにより体が損傷を受ける可能性があります。
また、リンの過剰は骨を逆に弱くし、また心臓病のリスクを高めるかもしれないことが知られていますが、医師により、今、腎臓に影響を与えるかもしれないことが分かっています。  

「高リン血症の患者は、筋肉痙攣、しびれ、うずきなどの低カルシウム血症の症状が報告されることがあります。他の症状としては、骨や関節の痛み、発疹などの症状があらわれます。より一般的には、疲労や息切れ、食欲不振、吐き気、嘔吐、睡眠障害です。」と、マックススーパー専門病院のコンサルタント腎臓科医のスデップ・シン・サッチェフ博士は述べました。  

サッチェフ博士は、高リン酸血症を診断するために、リン酸、カルシウム、マグネシウム、血液尿素窒素および副甲状腺ホルモン(PTH)を測定する特定の血液検査が行われると説明しています。  
さらに、正常なリン酸代謝を治療および回復するために、高リン酸血症の根底にある原因を診断し、発見することが重要であると付け加えます。  
「高リン酸塩血症に使用される薬物には、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、酢酸カルシウム、水酸化マグネシウム、塩酸セベラマーや、腸からのリン酸塩の吸収を阻止するリン酸塩結合剤が含まれます。」と指摘しています。  

「ループ利尿薬は、腎臓からのリン酸排泄を増加させるのに役立ちます。これらの薬剤には、フロセミド、ブメタニドなどが含まれます。」とサッチェフ博士は述べています。  

医学的には、特に腎臓患者の場合には、食事の改変または低リン食のメニューに従う必要もあります。

「血中リン酸塩レベルの回復で腎臓機能が効率的に機能するならば、食事を変えるだけで十分かもしれません。
厳密に避けるべきであるか、少なくとも食べすぎないようにする食品には、ソフトドリンク、チョコレート、缶詰のミルク、加工肉などが含まれています。  

【以下のウェブサイトより引用】
https://food.ndtv.com/health/too-much-phosphorous-may-harm-your-kidneys-1653289