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JapanRx / ヤレリス・バリオス選手失格 円盤投げ銀メダル剥奪劇

ヤレリス・バリオス選手失格 円盤投げ銀メダル剥奪劇

キューバのヤレリス・バリオス選手は、ドーピングサンプルの再分析で陽性となり、2008年の北京オリンピックの女子円盤投げで獲得した銀メダルを剥奪されました。

 バリオス選手は、利尿効果がある禁止薬物のアセタゾラミドが陽性と判定されたと、国際オリンピック委員会は発表しています。
33歳のバリオス選手は過去に遡って失格となり、63.64m投てきで勝ち取った銀メダルを失うことになります。
銀メダルは現在、ウクライナのオレナ アントノバ選手へ、4位から繰り上がり銅メダルは、中国のソン アイミン選手となります。

この試合では、米国のステファニー・ブラウン・トラフトン選手が64.74メートルの投てきで金メダルを獲得しました。
バリオス選手はまた、2012年ロンドン五輪の後、ロシアのダリヤ・ピシャルニコワ選手のドーピングで銀メダルが剥奪された後、4位から銅メダルに繰り上がっていました。
 IOCはまた、トラック、フィールド競技の統治体であるIAAFに対し、2008年の円盤投げ競技の結果を変更し、また、世界選手権で2度の銀メダル、パンアメリカン競技大会で2度の金メダルのバリオス選手に対しての更なる処遇を検討するように呼びかけました。
また木曜日、カタールの短距離走の選手、サミュエルアデレバリフランシス選手は、ステロイド剤のスタノゾロールに陽性反応があり、北京大会から失格しました。

ナイジェリア出身のフランシス選手は、この大会、100メートルは予選敗退、200メートルは、棄権しました。
フランシス選手は、9.99秒の自己ベストタイムでアンマンで開かれた2007年アジア大会の100メートルのチャンピオンになりました。

バリオス選手とフランシス選手は、北京五輪とロンドン五輪から1000人以上の選手のサンプルの再試験を行った、98件の陽性反応があったうちの、最新の選手です。水曜日には、4人のメダリストを含む6選手が北京でのドーピングのために失格となりました。 IOCは、改良された試験方法が利用可能になった時の再分析を可能にするため、10年間、サンプルを保管するとしています。
最新のテストでは、ステロイドの使用に対しては、数日遡るのではなく、数週間、数ヶ月遡って検出することが可能です。


【記事元】http://www.espn.com/olympics/trackandfield/story/_/id/17438075/yarelys-barrios-cuba-stripped-olympic...