メランコシル 外用ローション (メトキサレン)

メトキサレンの外用薬は、白斑および乾癬の治療に使用されます。

皮膚の赤み、皮膚の水疱、浮腫、かゆみ

• メトキサレンでの治療後、24時間はUVA吸収着を着用し、サングラスで多い、肌の露出部分は何かで覆うかSP15以上の日焼止めを使用して下さい。
• 各治療の後、少なくとも48時間はよく注意を払ってください。 各治療の後、保護服を着用し、皮膚を少なくとも8時間覆ってください。
• 日光や紫外線ランプの下で余分な時間を過ごしたりする必要がある場合は、メトキシサレン外用薬の量を増やさないでください。
• 治療を開始する前、また治療開始後は1年に1回、眼の検査を受けなければならない場合があります。
• 妊娠しているか、妊娠を計画中である場合、また母乳育児を行っている場合は、医師へ伝えて下さい。
• メトキサレンやその成分にアレルギーがある場合は使用しないでください。
• 12歳未満の子供は使用しないでください。
• 光線に敏感な病歴（例えば、白斑、狼瘡、ポルフィリン症、色素性乾皮症など）がある場合は使用しないでください。
• アファキア（無水晶体眼）がある場合は使用しないでください。
• メラノーマや他の種類の皮膚がんの病歴がある場合は使用しないでください。
  

Q.メランコシルは何に使われますか？
メランコシルは、白斑（体の異なる部分に白い斑点の存在を特徴とする皮膚疾患）、乾癬、および菌状息肉腫（皮膚リンパ腫の一種）などに使用されます。

メトキサレンは、ソラレンと呼ばれるの薬に分類されている尋常性白斑などの皮膚の治療に用いられている外用ローションです。 薬を塗った箇所の光に対する感度を高め、皮膚の色素を薬により増やしてくれます。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
メトキサレンローションは、医師に診断を受けた白斑がある皮膚に使用し、その後患部に適切な方法で紫外線（UVA）を照射して下さい。
最初の照射は短時間で行います。
治療間隔は、紅斑の反応性に応じて決定します。
一般的には週1回以下の使用が推奨されています。
メトキサレンローションを塗布する際は、光増感や火傷を防ぐため、手指を保護する手袋もしくは指サックを使用して下さい。

色素再生は数週間で開始することがありますが、顕著な再生が見られるまで6～9カ月の継続治療が必要となる可能性があります。
また、新しくできた色素再生を保持するために、定期的な再治療が必要となる場合があります。
特発性白斑は可逆性ですが、これは全ての患者に該当する訳ではありません。
治療方法は個々人に合わせて決定して下さい。
色素再生は、白斑の発症時期や発症期間等によって異なります。
顔や腹部、臀部など肉付きの良い部分では、手の甲などと比べて色素再生が早く起こります。

(1)メトキサレンの成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
(2)患部以外に塗った場合はすぐに水で洗い流してください。
(3)長期PUVA療法はがんの発生率を上げますので定期的に検査を受けてください。
(4)光線感受性は6-8時間ほど持続します。その間治療目的以外で光にあたらないようにしてください。

下記に該当する場合には注意が必要です。

• 光に敏感な疾患（血液疾患のポルフィリン症、狼瘡、色素性乾皮症）を持っている場合
• 太陽の光に敏感である。
• 皮膚がんやメラノーマの既往歴がある。

ノロン系の抗菌薬、チアジド系降圧利尿薬、テトラサイクリン系抗生物質の薬と併用する場合には注意が必要です。