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メトプロロール (セロケン/ ロプレソール ジェネリック)

メトプロロール(英名:Metoprolol)は高血圧、狭心症などの治療に使用されているお薬です。β遮断薬に分類されており、β受容体に作用します。

同義語

セロケン/ ロプレソール ジェネリック, Generic Lopressor/ Toprol XL

有効成分

メトプロロール (コハク酸メトプロロール/ メトプロロール酒石酸塩), Metprolol (Metoprolol Succinate/ Metoprolol Tartrate)

その他のブランド名

シプセロン錠, セレクナート錠, ゼグミューラー錠, メデピン錠, メトプリック錠, メルコモン錠, ロプレソール錠, Lopresor, エンベータ, Embeta, ベタロック, Betaloc, メトラー, Metolar, メットXL, MET-XL, メトカード XL, Metocard XL, サネロック, Saneloc その他

包装

10

製造元

Ajanta Pharma, Novrtis, Astrazeneca Pharma, Cipla, Intas Pharma, Torrent, Sandoz ジェネリック各社

形状

錠, 徐放性錠 (SR錠, ER錠, CR錠, XL錠), カプセル

含有量

12.5mg, 25mg, 50mg, 75mg, 100mg

製造国

インド

SKU

67

【メトプロロール】  食事の有無にかかわらず摂取できますが、一定時間に服用することをお勧めします。 オリーブオイル、ナッツや植物の種、ダークチョコレート、バター、肉などの高脂肪食と一緒に摂取することは避けて下さい。

【メトプロロール】  アルコールと一緒にメトプロロールを服用すると、血圧を下げるのに相加的な影響があります。 頭痛、めまい、たちくらみ、失神、脈拍数や心拍数の変化を経験することがあります。

【メトプロロール】  妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究は胎児に悪影響を及ぼしているが、ヒトの研究は限られています。 そのリスクにもかかわらず、妊婦の使用による利益はあります。 医師に相談してください。

【メトプロロール】  授乳中の使用は注意が必要です。本薬での治療を終え、薬が排泄されれから授乳を再開して下さい。

【メトプロロール】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【メトプロロール】 腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。

【メトプロロール】 不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

メトプロロール

使用方法
メトプロロールは、胸痛(狭心症)、不整脈、心臓発作、高血圧、心不全および片頭痛の治療に使用されます。
効能・効果
メトプロロールは、心臓に特異的に作用するβブロッカーです。心拍数を遅くし、血管を弛緩させ、器官への血流を改善することによって作用します。
一般的な副作用
吐き気、頭痛、疲労、便秘、下痢、めまい
専門家のアドバイス
  • 毎日同じ時間に服用下さい。
  • メトプロロールは、効果が現われるまで1〜2週間かかります。
  • 糖尿病患者である場合、低血糖の症状が隠れてしまう可能性があります。 インスリンやその他の抗糖尿病薬を服用中である場合は、血糖値をよりこまめに確認する必要があります。
  • 突然メトプロロールの服用を止めると、血圧が急激に上昇し、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなります。
  • 心拍が遅い場合や、特定の種類の不整脈、重度の肝障害がある場合は、メトプロロールを使用しないでください。
よくある質問
Q. メトプロロールは安全ですか?
メトプロロールは、医師の指示に従い、規定の用量で使用した場合、安全です。

Q.メトプロロールは利尿薬、ベータブロッカー、スタチン、MAOI、ACE阻害薬、またはARB、カルシウムチャネル遮断薬ですか?
メトプロロールはベータブロッカーのクラスに属しています。利尿薬、スタチン、MAOI、ACE阻害薬またはカルシウムチャネル遮断薬ではありません。

Q.メトプロロールはビタミン剤と一緒に摂取できますか?
メトプロロールはビタミン剤と一緒に摂取することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは不安感を引き起こしますか?
メトプロロールは不安感を引き起こしません。メトプロロールを服用し不安を感じた場合は、さらに検査と管理が必要となる場合がありますので、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは下痢の原因ですか?
メトプロロールはまれには下痢を引き起こすことがあります。これは、他の根底にある症状が原因である可能性があるため、医師に相談してください。

Q.メトプロロールにはパラセタモール(アセトアミノフェン)が含まれていますか?
メトプロロールはパラセタモール(アセトアミノフェン)を含みません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.アルプラゾラムと一緒にメトプロロールを服用できますか?
メトプロロールはアルプラゾラムと一緒に服用することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.不安感を治療するためにメトプロロールを服用できますか?
メトプロロールは不安の治療には適応されていません。

Q.メトプロロールはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬ですか?
メトプロロールはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬ではありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.メトプロロールは利尿薬ですか?
メトプロロールは利尿薬ではありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.メトプロロールは勃起不全を引き起こしますか?
メトプロロールが勃起不全を引き起こすことは滅多にありません。メトプロロールを服用し、勃起不全を起こした場合は医師に相談してください。薬の投与量を変更する必要や、代替薬を使用する場合があります。

Q.メトプロロールに利尿作用はありますか?
メトプロロールに利尿作用はありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.グレープフルーツジュースとメトプロロールを一緒に摂取できますか?
メトプロロールとグレープフルーツジュースは一緒に摂取できます。それらの間に、既知の相互作用はありません。しかし、メトプロロールとグレープフルーツジュースを一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは血中希釈剤ですか?
メトプロロールは血液希釈剤ではありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.メトプロロールはスタチンですか?
メトプロロールはスタチンではありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属しています。

Q.メトプロロールは血管拡張剤ですか?
メトプロロールは血管拡張剤ではありません。メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる一群の医薬品に属します。

Q.メトプロロールは脱毛の原因になりますか?
メトプロロールは非常にまれですが脱毛を引き起こすことがあります。メトプロロールを服用中に脱毛を起こした場合は、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは不眠症の原因になりますか?
メトプロロールが不眠症を引き起こすことは滅多にありませんが、不眠症やその他の睡眠障害を経験した場合は、医師に相談してください。

Q.イブプロフェンと一緒にメトプロロールを服用できますか?
イブプロフェンはメトプロロールの薬効を減少させる可能性があります。薬の用量を調整する必要があるため、両方の薬を一緒に飲む必要がある場合は、医師に相談してください。

Q.メトプロロールと、避妊薬は一緒に服用できますか?
メトプロロールは、避妊薬と一緒に服用することができます。両者の間に薬物間相互作用は報告されていません。しかし、これは相互作用が起こり得ないことを意味するものではありませんので2つの薬を一緒に摂取する前に、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは規制薬物ですか?
メトプロロールは規制物質ではありません。規制薬物とは、その製造、所持、または使用が政府によって規制されている薬物または化学物質です。
メトプロロールはベータブロッカーと呼ばれる医薬品群に属し、医師の処方を受けた上で、薬局から購入することができます。

Q.メトプロロールは体重の増加を引き起こしますか?
メトプロロールは、大変まれですが、体重の増加を引き起こすことがあります。注意を必要とする根底にある病気が原因である可能性があるため、メトプロロールの服用で体重の増加を経験した場合は、医師に相談してください。

Q.メトプロロールは便秘の原因になりますか?
メトプロロールの使用は便秘と関連していると考えられます。その使用に伴うその他の一般的な副作用としては、吐き気、頭痛、疲労、めまい、動悸、腹痛、下痢、息切れ、心拍の乱れなどがあります。

基本情報
心臓を休ませる作用があります。作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体というものをを遮断することにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がります。高血圧症のほか、狭心症や不整脈(頻脈)の治療にも用います。β遮断薬という系統の薬で脂溶性でよく吸収され,脳内に入りやすい傾向があります。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。

高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。
本来、心不全には禁忌なのですが、病状によっては有効なことが分かってきました。心臓の負担が軽くなり、予後の改善(長生き)につながる可能性があります。心筋症や一部の慢性心不全に対し、専門医により使用されます。

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

<コハク酸メトプロロール錠>

コハク酸メトプロロール錠は、1日1回服用して下さい。
錠剤は、分割線で半分に割って使用することができます。ただし服用の際は、噛んだり砕いたりせずにそのまま飲み込んで下さい。

【高血圧】
コハク酸メトプロロール錠は通常、単独で、もしくは利尿薬に加えて、初回投与量として1回25~100mgを1日1回服用します。
用量は最適な降圧効果が得られるまで、1週間(もしくはそれ以上の期間)毎に増量されることがあります。
一般的に、用量によらず治療開始後1週間で最大の効果が見られます。
1日400mgを超える用量については研究がされていません。

【狭心症】
通常初回投与量として、1回100mgを1日1回服用します。
用量は最適な臨床反応が得られるまで、もしくは著しい心拍の低下が見られるまで、1週間毎に徐々に増量されることがあります。
1日400mgを超える用量については研究がされていません。
コハク酸メトプロロール錠の服用を中止する場合は、1~2週間に渡って徐々に減量していく必要があります。

【心不全】
用量は個人の症状に応じて決定し、用量の増量期間中は綿密なモニタリングを行って下さい。
コハク酸メトプロロール錠の服用を開始する前に、利尿薬やアンジオテンシン変換酵素阻害薬、ジギタリス(もし服用している場合)の投与量を安定させる必要があります。
初回投与量として、NYHA分類IIの心不全患者には1回25mgを1日1回、より重度の心不全患者には1回12.5mgを1日1回投与することが推奨されています。
用量はその後2週間毎に倍量ずつ、患者が許容できる最高用量もしくは最大200mgまで増量して下さい。
もし一時的に心不全が悪化した場合、利尿薬の用量を増量することで治療することができ、またコハク酸メトプロロール錠の用量を減量するもしくは服用を一時的に中断する必要がある可能性があります。
コハク酸メトプロロール錠の用量は、悪化した心不全の症状が安定するまで増量してはいけません。
症候性の徐脈がある心不全患者には、コハク酸メトプロロール錠の用量を減量する必要があります。

<メトプロロール酒石酸塩錠>

【推奨用量】
メトプロロール酒石酸塩錠は、1日400mgを超えて服用してはいけません。

高血圧:
初回投与量として、1回100mgを1日1回服用します。
用量は1日200mg(1日1回もしくは分割での服用)に増量されることがあります。

狭心症:
1回50~100mgを1日2~3回服用します。

不整脈:
1回50mgを1日2~3回服用します。用量は1日300mg(1日1回もしくは分割での服用)に増量されることがあります。

心臓発作:
6時間毎に50mgを服用します。
維持用量は通常1日200mg(1日1回もしくは分割での服用)です。
メトプロロール酒石酸塩錠は、最低3か月間は継続服用する必要があります。

片頭痛予防:
1日100~200mgを、1日1回もしくは分割(朝と夕方に)して服用します。

甲状腺機能亢進(甲状腺中毒):
1回50mgを1日4回服用します。

小児:
服用は推奨されません。

肝障害および腎障害を患う患者:
用量調節が必要です。医師の指示に従って下さい。

警告
  • 褐色細胞腫の患者に投与する場合、α-遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα-遮断剤を併用する
  • 他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること
  • 心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること
  • 服用後にめまい、傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる
  • 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
禁忌
以下の症状を持っている場合には薬は使用しないでください。

  • 他のβブロッカー(プロプラノロール、アテノロール)に対してアレルギーを持っている。
  • 低血圧
  • 心臓の機能が低下している。
  • 心不全を持っている。
  • 徐脈
  • 治療を受けていない腫瘍をもっている。
  • 代謝性アシドーシスを持っている。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には慎重に投与をおこなって下さい。

  • 高齢者
  • 肝機能低下
  • 心不全の既往歴
  • レイノー症候群または間欠性跛行などの末梢動脈疾患
  • 糖尿病
  • 甲状腺機能亢進症
  • 喘息、喘鳴などの呼吸への問題をもっている。
  • アレルギーの既往歴
相互作用
トプロロールを降圧剤と併用すると相互作用を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
血圧を低下させる薬は次のものがあります。

  • エナラプリルACE阻害薬
  • アルデスロイキン
  • プラゾシン
  • アルプロスタジル
  • ロサルタン
  • クロルプロマジン
  • ベンゾジアゼピン
  • バクロフェン
  • プロプラノロール
  • グリセリルトリニト
  • チザニジン

次の薬はメトプロロールの排出率を減少させ、その血中濃度レベルをあげます。 そのため副作用のリスクが高まる可能性があります。医師の指示に従い用量を調整してください。

  • シメチジン
  • ヒドララジン
  • プロパフェノン
  • SSRI系抗うつ薬:シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン

次のお薬はメトプロロールの排出を高める可能性があります。薬の血中濃度を減少させ、効果が弱まる可能性があります。

  • バルビツレートアモバルビタール、フェノバルビタール
  • リファンピシン

メトプロロールは次の薬と組み合わせて使用​​される場合、心拍数に影響などの副作用があります。

  • ジゴキシン
  • 抗不整脈薬:アミオダロン、フレカイニド、キニジン

エルゴタミンやメチセルジド(偏頭痛治療薬)とメトプロロールとの組み合わせで使用している場合は、手足のしびれやうずきのリスクの増加があるかもしれません。

メトプロロールはリドカインの血中濃度を増加させるためリドカインの副作用のリスクを高める可能性があります。

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