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JapanRx / メキシコの少年の気管を塞ぎ始めた首の巨大な長い腫瘍:米国での手術で救われる

メキシコの少年の気管を塞ぎ始めた首の巨大な長い腫瘍:米国での手術で救われる

リンパ管腫は、成長すると、ざらざらしたうろこ状の痛みを伴う嚢胞を形成します。

メキシコに住む11才のホセ君は、危険な出血が起こるのを避けるため、自転車に乗ったり、泳いだり、または、走ることをあきらめていました。
彼は、腫瘍のサイズと重さが大きくなるにつれて、町では好奇の目に晒されていました。

しかしリオ牧場のファーストバプテスト教会の宣教師がシウダーフアレスの貧困街で彼を発見した後、ホセは、治療法が見つかることを期待し、医療ビザでアメリカニューメキシコ州に渡りました。

医師は、新薬のシルデナフィル(『バイアグラ』の名前で知られています。)が腫瘍の成長を低下させるであろうといった期待をもち、注射しました。
しかし、小さい子供への治療に成功の兆しが見えた、この一風変わった治療の18ヶ月後、 医師はそれに効果がないことに気が付きました。

腫瘍の状態が良くなっていく代わりに、ホセは危険な感染症に苦しむようになりました。
医師は血管に感染症の危険性があるため、リンパの成長と静脈が絡んだリンパ管腫の手術には消極的でした。

しかし、そのリスクにもかかわらず、外科医は、ホセの命を救うためには手術をする必要があると思ったようです。
ホセは、手術前にこう言いました。「僕は手術を受けたことがありませんので、とても心配で、また緊張しています。」

彼の父ホセ・シニアさんは次のように言いました。「私たちには、ホセより小さい子供たちがいますが、ずっと私たちは彼らを犠牲にしてきました。でも彼らはそれが兄のためだと理解しています。」
「すべてがうまく行くことはわかっています。そして今がその時なのです。私たちは彼の未来の先々を考えているので満足しています。なので、私は幸せを感じています。」

彼の母、シンディはこう言いました。「この手術が終わった後、彼が自転車に乗ったり、サッカーをしたり、他の兄弟たちを遊んだり、彼がこれまでにできていたであろうことを、普通にしている姿を見てみたいです。」

ホセの手術は、ニューメキシコ大学病院の小児外科医シンシア・レイエス博士が率いる12人の外科医チームにより、16時間にも及ぶ手術が行われました。
しかし、治療過程は合併症を伴うものでした。そして、ホセ君の両親は、30cmX10cmの腫瘍部分を除去した後、大変心配していました。

レイエス博士はこう述べました。
「残念ながら大量出血が発生し、私たちは、彼の血液のほとんどを交換しました。そしてその時、手術の中止を決断したのです。」

しかし、驚くべきことに、予想外の結果であったにもかかわらずホセ君は完全に手術から回復し、腫瘍も縮小していました。

彼はこう言いました。「最初は腫れていましたが、一晩たつと塊が完全に消えていました。僕は今、もう重い物を持ち歩かずにすみ、腕も前よりもっと上げることができます。とても幸せです。腫瘍はまだありますが、以前よりは不安もなく、危険に感じることがはるかに少ないです。」

医師は、瘢痕組織がリンパ管腫を手術後数ヶ月で縮小させたと言います。

今ホセ君は他の少年のように、 路上で遊んだり自転車に乗って遊べます。彼は順調に回復し、家族全員がいるメキシコの自宅へ帰ることができました。
そして、彼はアメリカの医師のチームに感謝しつつ、将来について明るい希望を持っています。
彼はこう話しています。「教会から来た医師や牧師さんに僕と家族は、沢山助けられました。そして、彼らが助けてくれたことにとても感謝しています。僕は勉強して、将来、大学も卒業したら、機械整備士になり、家族も持ちたいです。」

(記事元)http://www.dailymail.co.uk/news/article-3203337/Mexican-schoolboy-11-huge-foot-long-tumour-neck-saved-life-saving-16-hour-surgery-amid-fears-growth-starting-block-windpipe.html