ミグレックス

ミグレックスは片頭痛の治療に使用されます。ミグレックスは、既に頭痛がある場合に効果があります。
頭痛の予防や、数の減少には効果がありません。

片頭痛は、頭部の血管の拡張から生じると考えられています。
ミグレックスは、これらの血管を収縮させることによって、片頭痛を緩和します。
またミグレックスは、頭痛、吐き気、光や音に対する過敏性、その他片頭痛症状を引き起こし得る体内物質を減少させます。

めまい、疲労、感覚異常、潮紅、視界の変化、胸の痛み、心拍または脈拍の変化や上昇、発汗の増加

片頭痛の確実な診断がされている場合にのみ、ご使用ください。
ミグレックスを一度服用して片頭痛改善の効果がない場合、
二度目の服用を行う前に診断を再考する必要がありますので、医師へご相談ください。
ミグレックスは片頭痛発作の予防には対応しておりません。
ミグレックスは、群発頭痛の治療に関しては安全性と有効性が確立されておりません。

Q.ミグレックスとは何ですか？
ミグレックスは、成人の片頭痛の治療に使用される薬剤です。気管支炎の有無にかかわらずご使用いただけます。
ミグレックスは、片頭痛以外の頭痛の治療には使用されません。また片頭痛の予防や軽減にはご使用いただけません。
群発頭痛の治療に関しては安全性と有効性が確立されておりません。
またミグレックスは、18歳未満の子供に安全かつ有効であるかどうかは、現状不明です。 Q.ミグレックス服用中、何を避けるべきですか？
服用中は副作用としてめまいや衰弱、眠気を引き起こす可能性があります。これらの症状がある場合は、車の運転や機械の使用、
その他注意が必要になる活動はお控えください。 Q.ミグレックス使用前に、医者に何を相談するべきですか？
ミグレックスを使用される前には、以下の場合を含め、すべての病状について医師に相談してください。 - 高血圧がある
- 高コレステロール
- 糖尿病にかかっている
- 喫煙している
- 過体重である
- 閉経している
- 心臓病である、または心臓病や脳卒中の家族がいる
- 妊娠中、もしくは妊娠の予定がある
- 授乳中、もしくは授乳の予定がある

めまい、疲労、感覚異常、潮紅、視界の変化、胸の痛み、心拍または脈拍の変化や上昇、発汗の増加

マイグレックス　Migrex　は、有効成分フロバトリプタン Frovatriptan　を配合した偏頭痛のお薬です。フロバトリプタンFrovatriptanはトリプタン製剤のひとつで、頭痛、痛み、吐き気、嘔吐、光や音への過敏症状など偏頭痛の症状を緩和する作用があります。偏頭痛は脳内の血管が広がるために痛みを生痔増すが、脳内の血管を狭めるセロトニンへ作用します。フロバトリプタンはは予防目的や偏頭痛発作の頻度解消などの目的で使用されるものではありません。

　偏頭痛は頭の片側に発作的に脈打つような痛みや吐き気を伴ってでる頭痛です。男性よりも女性に多くみられます。多くの人（１/３）の場合で、目がチカチカしたり、鼻の奥がどくとくの感じを察知したりなど前兆を感じます。いったん発現すると４時間～72時間ほど痛みが続きます。そのため、偏頭痛のために穏やかな日常生活が過ごせない、大切なイベントに出席できない、楽しみにしていた旅行が台無しになってしまったなど多くの人を苦しませています。偏頭痛の原因は未だ分かっていませんが、一般的にセロトニンの働きが何らかの原因で障害を起こすという説が唱えられています。

　偏頭痛を引き起こすはっきりとした原因は分かっていませんが、それぞれに偏頭痛を引き起こしやすい要因がある場合があります。チョコレートやチーズなどの食べ物、睡眠不足、天候、ストレス、運動不足、強い香りの香料などです。自分が偏頭痛を引き起こしやすい要因を把握し、それを避けるようにすることも予防のひとつです。

(1)持病、アレルギー持ち、心臓の悪い患者には本剤は適していない場合があるのでなど医師に相談をすること
(2)その他別に薬を服用している場合も医師と相談すること
(3)服用後に眠くなることがありその場合は車の運転やその他危険な作業は避けること
(4)追加服用するときは２時間以上の間隔を空けること
胸の痛みや違和感、動悸など異常があった場合は、医師の検査を受けること

高齢者は肝機能および腎機能が低下していることが多いため，高い血中濃度が持続するおそれがあるので慎重に投与すること

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人にはできるだけ投与を避けること(2)授乳中の婦人には投与後12時間は授乳を避けさせる。

小児等に対する安全性は確立していない

お子様の手の届かない場所に保管して下さい。

室温保存