ボリコナゾール (ブイフェンド ジェネリック)

ボリコナゾールは重篤な真菌感染症の治療に使用されます。

ボリコナゾールは抗真菌剤です。体内に真菌が生存するために必要な保護カバーを形成しないようにすることで、真菌の増殖を阻止します。

悪心、腹痛、皮膚発疹、肝酵素増加

• ボリコナゾールは感染症の症状を改善し、治療する為に処方されます。
• 気分が良いと感じても、線量を飛ばしたりすることなく、治療の全過程を終了させて下さい。

Q.ボリコナゾールは抗生物質ですか？
いいえ、ボリコナゾールは抗生物質ではありません。酵母および真菌感染症を治療するために使用される抗真菌剤です。

Q.ボリコナゾールは殺菌剤ですか？
はい、ボリコナゾールは殺菌剤です。真菌の細胞壁合成を阻害することによって真菌を死滅させます。

Q.ボリコナゾールは一般名ですか？
はい、ボリコナゾールは一般名です。様々な商品名での入手が可能です。

Q.ボリコナゾールは腎毒性ですか？
はい、それは腎毒性（腎臓のネフロンの炎症）を引き起こす可能性があります。しかし、腎臓の炎症は、ボリコナゾールの一般的な副作用ではありません。

Q.ボリコナゾールは脱毛を起こしますか？
脱毛は、ボリコナゾールでの治療においての一般的な副作用です。

Q.ボリコナゾールの使用により、口が乾燥したり、疲労を感じたりしますか？
ボリコナゾールの服用で口の乾燥や、疲労が発生することは知られていません。

Q.ボリコナゾールは安全ですか？
ボリコナゾールは、医師の指示に従って、所定の用量で使用すると安全です。

Q.ボリコナゾールとは何ですか？
ボリコナゾールは、酵母および真菌感染症を治療するために使用されるアゾール抗真菌剤です。
ボリコナゾールは、血流に広がる肺の侵襲性アスペルギルス症という真菌感染症を治療するために使用されます。
ボリコナゾールはまた、皮膚の穿刺（食道カンジダ症）をもたらす口腔および、食道および咽喉の治療にも使用されます。
ボリコナゾールは、皮膚、胃、腎臓、膀胱および創傷の酵母感染にも使用されます。
ボリコナゾールは、非好中球減少症（白血球数が異常に低い）や、カンジダ属（C.kruseiを含む）および深刻な真菌感染症による重篤なフルコナゾール耐性真菌感染症において、カンジダ属菌による真菌感染症の治療にも使用されます。また、生命を脅かす重度の進行性真菌感染症においても使用されることがあります。

Q.ボリコナゾールは透析可能ですか？
はい、ボリコナゾールは透析可能です。

Q.ボリコナゾールの費用はいくらですか？
ボリコナゾールの価格は、処方されたブランドによって異なる場合があります。製品パッケージで正しい価格をご確認下さい。

ボリコナゾールは重篤な真菌感染症の治療に使用されます。

ボリコナゾールは米国ファイザー社が創薬し、開発した新トリアゾール系抗真菌薬であり、注射剤型と経口剤型があります。 カビを専門用語で真菌と呼びます。体の内部で真菌が増殖する症状があり、その際にこのお薬が使用されます。 ボリコナゾールは細胞膜の生合成を阻害することで真菌を殺菌してくれます。 消化管吸収をしやすく、経口薬でありながら注射と同じほど高い血中濃度が得られます。 カンジタ系の菌に対する効果はフルコナゾール（ジフルカン）より強いとされます。

〔錠剤〕：1錠中ボリコナゾール200mg配合

※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

成人への推奨用量：
＜最初の24時間（負荷用量）＞
体重40kg以上の患者：　最初の24時間は、12時間毎に400mgを服用して下さい。
体重40kg未満の患者：　最初の24時間は、12時間毎に200mgを服用して下さい。

＜24時間以降（維持用量）＞
体重40kg以上の患者：　1日2回、200mgを服用して下さい。
体重40kg未満の患者：　1日2回、100mgを服用して下さい。

薬への反応性に応じて、医師により1回300mg1日2回の用量まで増量されることがあります。

軽度～中等度の肝硬変がある場合は、用量が減量されることがあります。

小児および青年への推奨用量：
＜最初の24時間（負荷用量）＞
2～12歳の小児および体重50kg未満の12～14歳の青年：　治療は点滴の形で開始します。
体重50kg以上の12～14歳の青年及び14歳を超える青年：　最初の24時間は、12時間毎に400mgを服用して下さい。

＜24時間以降（維持用量）＞
2～12歳の小児および体重50kg未満の12～14歳の青年：　体重1kgあたり9mgを1日2回服用して下さい。（最大用量：350mgを1日2回）
体重50kg以上の12～14歳の青年及び14歳を超える青年：　1日2回、200mgを服用して下さい。

薬への反応性に応じて、医師により用量が増量もしくは減量されることがあります。

ボリコナゾール錠は、錠剤を飲み込むことができる小児にのみ投与して下さい。

ボリコナゾール錠は食事の1時間以上前、もしくは1時間以上後に服用して下さい。
錠剤は、水と一緒に飲み込んで下さい。
ボリコナゾール錠を子供の真菌感染症予防に使用し、治療関連の副作用が出た場合、医師によりボリコナゾール錠の投与が中止される場合があります。

【過量投与した場合】
処方量を超えて服用した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。

【服用を忘れた場合】
ボリコナゾール錠は、毎日同じ時間に定期服用する事が大切です。
服用を忘れたら、次の予定時間から通常通り服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【服用を中止する場合】
処方された用量全てを適切なタイミングで服用する事で、薬の効果が大幅に高まることが示されています。
そのため、医師の指示が無い限りは、ボリコナゾール錠を正しく服用し続けることが大切です。

ボリコナゾール錠は、医師の指示があるまで服用を継続して下さい。
感染が治癒していない可能性があるため、服用を早期に止めてはいけません。
免疫系の弱い患者もしくは治療困難な感染を患う患者は、感染の再発を防ぐために長期的な治療が必要となる可能性があります。

医師によりボリコナゾール錠が中止された場合、通常悪影響はありません。

• 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
• 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
• 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
• お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
• お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
• 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
• 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
• 高齢者へは慎重に投与してください。

下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
肝臓病、不整脈

下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
ピモジド（オーラップ）、エルゴタミン製剤（カフェルゴット、ジヒデルゴット）、トリアゾラム（ハルシオン）
ワーファリン、オメプラゾール（オメプラゾン）、タクロリムス（プログラフ）、シクロスポリン（サンディミュン、ネオーラル）、ジアゼパム（セルシン）、経口避妊薬 リファンピシン（リファジン）、リファブチン（ミコブティン）、リトナビル（ノービア）、エファビレンツ（ストックリン）、カルバマゼピン（テグレトール）、フェノバルビタール（フェノバール）