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ベンズトロピン

ベンズトロピンは、特定の精神病の薬(クロルプロマジン、ハロペリドールなどの抗精神病薬)の副作用のために発生する、パーキンソン病または不随意運動の症状を治療するために使用されます。

同義語

Cogentin, コゲンチン, Benztropine

有効成分

ベンズトロピン

その他のブランド名

Benztropine

包装

60

製造元

形状

含有量

2mg

製造国

SKU

5555

使用方法
通常食事の時刻と就寝時に、就寝時を1回分として、1日2〜4回、医師の指示どおりに服用してください。
医師は、低用量での服用から始め、ゆっくりと用量調整を行いながら最良の線量を処方しますので、途中で用量の増減があります。
服用量は、病状、年齢、および治療への反応に基づいて決定されます。  

薬の効果を最大限得るために薬を定期的に服用してください。
毎日同じ時間の服用が勧められます。 

マグネシウム、アルミニウム、またはカルシウムを含む制酸剤を服用している場合は、その服用から少なくとも1時間以上時間を空けて本剤を服用してください。  

下痢止め薬(カオリン、ペクチン、アタパルジャイトのような吸着性の止瀉薬)を服用した場合、少なくとも1〜2時間時間を空けてください。  

ケトコナゾールを服用した場合、本薬を服用するまで2時間以上経ってから、本薬を服用してください。

本薬を別の薬剤の副作用の緩和を目的として服用している場合、医師は定期的なスケジュールで、または必要に応じて服用を指示することがあります。  
本薬をパーキンソン病の治療に服用している場合、 医師は他の薬(例えばレボドパ)の投与量を変更することがあります。また、長期間使用すると、薬効がうまく現れず別の薬剤の投薬が必要になることがあります。薬の使用方法に関しては、医師の指示に従ってください。 
薬の効果が現れるまでに2〜3日かかることがあります。 症状が悪化したり思わしくない場合は、医師に連絡してください。
効能・効果
ベンズトロピンは、ある種の天然物質(アセチルコリン)を遮断することによって作用する、抗コリン作動薬と呼ばれる薬物のクラスに属しています。
本薬は筋肉のこわばり、発汗、唾液の生成を減少させ、パーキンソン病患者の歩行能力の改善に役立ちます。
一般的な副作用
眠気、めまい、便秘、潮紅、吐き気、緊張、視力障害、口渇   これらの副作用は、通常、体が薬に慣れていくにつれて減少します。
これらのいずれかが持続または悪化した場合は、医師または薬剤師に速やかに連絡してください。  
口渇を感じた場合は、水分を多く摂りシュガーレスのキャンディーや氷などで口の中を潤したり、ガムを噛んで唾液分泌を促してください。  
本薬の使用は医師により、薬によって得られる利益がリスクよりも大きいと判断された場合にのみ処方されます。  
多くの場合、深刻な副作用は見られませんが、高熱、性的能力の低下、重度の胃痛や腹痛、嚥下困難、排尿困難、衰弱などの副作用が現れたら直ちに医師に相談してください。  
慎重投与
下記の特定疾患がある場合は、この薬を使用しないでください。  
  • 緑内障(アングル閉鎖型)
  • 膀胱/食道/胃腸/腸の閉塞
  • 重度の潰瘍性大腸炎  
上記の既往歴がある、または家族歴がある場合は、この薬を使用する前に医師または薬剤師に相談してください。
重要な基本的注意
抗コリン薬は、時抗精神病薬によって引き起こされる背中、頸部および眼の重度の筋肉痙攣を止める作用があります。
また、筋肉のこわばり/剛性(錐体外路兆候 - EPS)などの他の副作用も減少させることがわかっています。
しかし遅発性ジスキネジーによって引き起こされる運動障害を治療するのに役立たず、むしろそれらを悪化させる可能性があります。


相互作用
制酸薬や下痢止めの薬物の中には、ベンツトロピンの吸収を妨げるお薬があるため、また、ケトコナゾールと併用した場合はケトコナゾールの完全な吸収を妨げる可能性がありますので、ご注意ください。
小児等への投与
ベンズトロピンは、3歳未満の小児には使用しないでください。

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