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バルプロ酸ナトリウム (セレニカ / デパケン ジェネリック)

バルプロ酸ナトリウムは、てんかん治療や双極性障害に使用されています。 用法や副作用については医師、または薬剤師にご相談下さい。
*妊婦、妊娠の可能性がある方、または妊娠を希望されている女性は使用いただけませんのでご注意下さい。

同義語

セレニカ / デパケン ジェネリック

有効成分

バルプロ酸ナトリウム, Sodium Valproate

その他のブランド名

エピレナート錠200mg, サノテン錠200mg, セレニカR錠200mg, セレニカR錠400mg, デパケンR錠100, デパケンR錠200, デパケン錠100, デパケン錠200, ハイセレニン錠100mg, ハイセレニン錠200mg, バルデケンR錠200mg, バルプロ酸ナトリウムSR錠200mg「アメル」, バルプロ酸ナトリウム錠200mg「アメル」, バレリン錠100mg, バレリン錠200mg,バルパリン, Valparin, エンコレート,Encorate その他

包装

10

製造元

Torrent Pharmaceutical, Sun Pharma その他ジェネリック各社

形状

含有量

100 mg, 200 mg, 500 mg, 200 mg CR, 300 mg CR, 500 mg CR

製造国

インド

SKU

329

【バルプロ酸】食事と一緒に服用下さい。

【バルプロ酸】アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。

【バルプロ酸】バルプロ酸を妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児においての実験ではリスクがあるという証拠がありますが、妊娠中の女性への使用は命にかかわるリスクに瀕した場合、許可されることがあります。医師へご相談下さい。

【バルプロ酸】母乳育児中の使用は恐らく安全ですが、念のため、医師にご相談ください。

【バルプロ酸】車の運転や機械を操作する際には、注意が必要です。

【バルプロ酸】本薬は、腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。

【バルプロ酸】不明ですので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

バルプロ酸ナトリウム

使用方法
バルプロ酸は、てんかん、躁病および片頭痛の治療に使用されます。
効能・効果
バルプロ酸は、脳内の神経細胞の異常な過度の活性を抑制することにより、てんかん発作やひきつけの発生を制御します。
一般的な副作用
食欲不振、吐き気、嘔吐、眠気、脱毛、体重増加、肝機能異常、振戦
基本情報
バルプロ酸ナトリウム (Sodium valproate/ Valproic acid) :抗てんかん、躁病・躁状態治療剤

本剤は、有効成分バルプロ酸ナトリウムが痙攣や気分を抑えてくれるお薬です。
主に、てんかんや双極性障害の治療薬です。GABA(γ-アミノ酪酸)トランスアミナーゼを阻害して抑制性シナプスのGABAを増加させることで作用します。
 

脳と神経は電気信号によって相互通信する多くの神経細胞で構成されています。
これらの電気信号は、健康な状態においては脳が適切に機能するように調節されるようになっています。
しかしながら、異常な電気信号が過剰に脳内で放出されると、脳が過剰に刺激され、正常な機能が阻害されることとなり、発作や発作をもたらします。
 

バルプロ酸ナトリウムは、脳内の過度の電気的活動を抑え、てんかん発作を防ぐ薬理作用があります。
脳内のGABAと呼ばれる神経伝達物質の活性を増加させることによって作用すると考えられています。
神経伝達物質は神経細胞内に格納され、神経細胞の間でのメッセージの転送に関与している化学物質です。
GABAは、自然な "神経を落ち着かせる"機能を持つ神経伝達物質です。

バルプロ酸ナトリウムは脳内のGABA生産を増加させ、またそれらの破壊を防止することで電気的神経活動を安定させ、発作を防ぎます。

<てんかんについて>

てんかんは、脳の神経活動に異常を起こし(てんかん放電、過剰活動)、発作症状を引き起こす脳の病気です。
100人~200人に1人の割合でてんかん患者がいると言われています。
以前は子供の病気と考えられていましたが、実際は高齢になってから発症することもあることが分かっています。
てんかんの発作は突然起こり、全身の痙攣や、意識の低下、運動機能や感覚のの変化などを生じます。
通常、短時間(数十秒~数分)で発作症状がおさまることがほとんどです。
 

てんかんの発作は大きく分けて、2つのタイプに分類されます。
ひとつは、はじめから脳全体が発作を起こす全体発作。
もうひとつは、脳の一部がはじめから発作を起こす部分発作です。
症状も痙攣だけでなく、ボーっとした欠神状態が短時間続く欠神発作として現れる場合もあります。
部分発作では、身体の一部にのみ運動機能や感覚異常を生じるということもあります。
 

万が一、てんかん発作の場面に居合わせた場合、家族や周囲の人がまず安全確保をすることが大切です。
呼吸の確保、嘔吐物などで窒息しないような配慮、危険物を遠ざけることなど。
てんかんの発作を起こしている人の身体をゆする、抱きしめる、顔や背中を叩く、大声で話しかけるなどはしてはいけません。
意識低下を繰り替えす場合や、意識低下が回復しないまま発作を繰り返す、激しい痙攣が止まらないなどの重積状態の場合は直ちに医師による処置が必要です。
てんかんの正しい診断や処置のためには、どのような状態、症状があらわれたのか十分に知ることが大切です。
てんかんの場面に居合わせた場合には、発作が起きた時間、状況、誘因となった可能性があるもの、意識の有無、痙攣の状態、顔色・唇などの身体の状態、発作後の様子などについて十分に観察したことを医師に伝えて下さい。
周りの方のそうした、手助けがてんかんの早期発見・治療には大変な助けとなります。
組成
〔錠剤 (普通剤)〕:1錠中バルプロ酸ナトリウム 125mg, 250mg, 500mg, 750mg, 1000mg 配合

〔錠剤 (徐放性)〕:1錠中バルプロ酸ナトリウム 200mg, 300mg, 500mg 配合

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
錠剤は砕いたり噛んだりせずに、水と一緒にそのまま服用して下さい。
バルプロ酸ナトリウム錠は、食事の直後に服用して下さい。これにより、吐き気や胃腸障害などの特定の副作用リスクを下げることが出来ます。

【用量】
成人:
通常、1日1000~2000mgの範囲で服用します。
用量は、1日2500mgまで増量されることがあります。
1日の用量は2回に分けて、半分を朝、もう半分を夕方に服用して下さい。

体重20kg以上の子供:
用量は体重によって異なります。
通常、体重1kgあたり1日20~30mgを服用します。
用量は、体重1kgあたり1日35mgまで増量されることがあります。
1日の用量は2回に分けて、半分を朝、もう半分を夕方に服用して下さい。

体重20kg未満の子供:
用量は体重によって異なります。
通常、体重1kgあたり1日20を服用します。
1日の用量は2回に分けて、半分を朝、もう半分を夕方に服用して下さい。

腎障害患者:
医師により低用量が処方されることがあります。

医師への相談なしに、処方された用量を変更しないで下さい。

慎重投与
下記の場合の服用は特に慎重に注意が必要です。必ず医師の判断に従って下さい。

  • 幼い子ども
  • 腎機能が低下している場合
  • 肝臓疾患の既往歴がある場合
  • 尿素サイクル異常症の肝臓障害がある場合
  • 全身性エリテマトーデスなどの長期炎症がある場合
  • 糖尿病
重要な基本的注意
  • 他の抗てんかん薬を併用している場合、眠気を引き起こすことがあります。車の運転や危険を伴う機械の操作は控えること。
  • 本剤の服用により、体重増加がみられることがあります。
  • この薬はまれに肝臓、膵臓または血液細胞に影響を与える可能性があります。治療開始の前に、肝機能、血液細胞と血液凝固時間をモニターするための血液検査が必要です。肝機能は治療の最初の6ヶ月間継続的に観察し、いかなる手術を行う前に血球数をチェックする必要があります。
  • この薬は皮膚反応を引き起こす可能性があります。発疹、皮膚が剥離、かゆみ、またはその他の原因不明の皮膚反応が現われた場合、医師に診てもらうこと。
  • 本剤を含む抗てんかん薬の服用により、自殺念慮および自殺行動のリスクの増加の可能性があることがわかっています。
  • てんかん治療に用いる場合、定められた用量・用法を守って服用することが特に大事です。
  • 勝手な判断で服用を中止することは絶対にしないで下さい。
  • 糖尿病の場合、本剤の服用で尿内のケトン値が偽陽性となる場合があります。必ず、医師に本剤服用の旨および糖尿病であることを事前に伝えて下さい。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
てんかんを持つ女性の妊娠・出産は専門医のアドバイスを受けることが必須です。
抗てんかん薬を用いた治療を続けながら妊娠することの胎児へのリスクを十分理解する必要があります。
妊娠によって抗てんかん治療を中断した場合、てんかんによる母体へのリスクがあることも十分に理解が必要です。
バルプロ酸は少量、母乳に移行することが分かっています。

保存等
室温保存

子供のてんかんの治療法とは? 2020年2月6日

UCLAヘルスの回答:てんかんの治療法には、薬物療法と食事療法があります。その他の方法で発作のコントロールが出来ない子供には、電気刺激の使用の他、手術の選択肢もいくつか存在します。ニューヨーク・プリスバイテリアン・ホスピタルの回答:多数の抗てんかん薬の中から、患者が許容できる副作用の種類や、可能な投

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