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ネットフリックスを一気見して夜更かしする男性は、精子の質が悪い

研究では、ネットフリックスの番組を一気見するために夜更かしする男性は、精子の質が悪い傾向にあることが示されました。
研究者らは、子供が欲しい男性は午後10時半前には就寝し、7.5時間の睡眠を取るべきであるとしています。

この結果は、ダニッシュ不妊クリニックにて104人の男性を対象に行った、精子の質と睡眠週間に関する調査により判明しました。

夜更かしする男性の精子は、世界保健機構が示す”正常な”精子の基準を満たしていない傾向にあります。

つまり、精子数が少ない、もしくは精子の形成が不十分で、運動や受精にが上手くいっていない可能性があります。

午後10時半前に就寝した男性は、10時半~11時半の間に就寝した男性よりも、正常な精子を有する確率が2.75倍高くなりました。

これよりもさらに就寝時間が遅かった男性と比較すると、この差は4倍近く(3.97倍)にもなりました。

7.5時間~8時間の睡眠を取った男性は、7時間以下の睡眠であった男性と比較すると、基準を満たす割合が6.18倍高くなりました。

しかし、オーフス大学によると、夜中に起きた数などの睡眠の質による差はないことがわかりました。

この調査結果は、睡眠不足により免疫系の反応が過剰になり、精子を攻撃する可能性を示しています。

また、就寝時間が遅いと、カップル間の性交時間が無くなる原因となる可能性もあります。

この研究に携わったHans Jakob Ingerslev教授は、次のように述べています。
「就寝時間が速く、睡眠時間が7.5~7.99時間であることは、精子の質が高いことと関連していました。」

「この研究は、男性の不妊治療を最適化できる可能性を示しています。」
マンチェスター大学NHS財団トラストのRaj Mathur医師は、このようにコメントしています。
「この研究は、子供を持とうと考える男性は早く就寝し、十分な睡眠を取るべきであることを示しています。」

「就寝時間が遅くなる原因について考え、それがネットフリックスの一気見であろうとメールの返信であろうと、睡眠週間を変えようと試みる必要があります。」

出典: 2019年6月24日更新 The Sun 『Men who stay up late bingeing on Netflix have poorer quality sperm, study finds』(2019年6月24日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/9359014/men-netflix-poorer-quality-sperm/