トリメタジジン (バスタレル ジェネリック)

トリメタジジンは、胸痛（狭心症）を予防するために使用されます。

トリメタジジンは、代謝を脂肪からグルコースにシフトさせることによって、心臓の酸素要求量を減少させます。その結果として、心臓はより効率的に機能します。

頭痛、嘔吐、めまい、脱力感、便秘、吐き気

• トリメタジジンは、めまいや頭痛を引き起こすことがあります。このような症状を避けるため、座位や横になった姿勢からはゆっくりと起き上がって下さい。
• トリメタジジンを摂取した後、めまいを感じた場合は、車の運転は控えて下さい。
• 妊娠中である場合、投薬期間中に妊娠を計画している場合は、医師へご連絡ください。
• トリメタジジンの服用中は、授乳を行わないで下さい。

Q.トリメタジジンとは何ですか？
トリメタジジンは、他の医薬品への追加療法として、狭心症（心臓への不十分な血液供給の為に発生する胸の圧迫、絞めつけ感、胸部の痛み）の治療に使用されます。

トリメタジジン塩酸塩 trimetazidine hydrochloride（JP） 虚血性心疾患治療剤 本剤は、有効成分：トリメタジジン塩酸塩が配合されたお薬です。トリメタジジン塩酸塩は冠動脈（心臓の表面を取り巻いている血管）の内腔(ないくう)を広げて心臓の活動に必要な血流量の確保を改善する作用があります。狭心症の発作が起こったときに服用しても効果はみられず、普段から服用を続けて発作を予防するお薬になります。

【狭心症について】
狭心症は、動脈硬化や攣縮など冠動脈の異常によって心筋に虚血（血液が欠乏すること）が生じることで起こる胸の痛みや圧迫感などの書状を主にする虚血性心疾患です。冠動脈の異常を引き起こす要因となる動脈硬化のリスクを高めるものとして、高血圧、高脂血症、肥満、高尿酸血漿、ストレスなどがあります。狭心症の発作は、そのほとんどが15分以内に治まりますが、症状を放置すると心筋梗塞や心室細動などを引き起こすことになります。冠攣縮性狭心症は夜間、明け方や早朝に発作が起きることが多いこのでこの時間帯には特に注意が必要です。

〔錠剤〕：1錠中トリメタジジン20mg、35mg配合

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
トリメタジジン錠は、1回35mgを1日2回、朝と夕方の食事中に服用して下さい。
腎障害がある、もしくは75歳を超える高齢患者の場合、医師による用量調節が行われることがあります。

【用法】
トリメタジジン錠は、グラス1杯の水と一緒に経口服用して下さい。

【過量服用した場合】
トリメタジジン錠の過量服用による毒性の発症は報告されていません。

【服用を忘れた場合】
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【服用を中止する場合】
医師に相談することなく、服用を中止してはいけません。

下記の場合の使用はできません。
本剤に含まれる成分に対してアレルギーの既往歴がある場合

高齢者は一般に生理機能が低下しているので、特に慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦中または妊娠している可能性がある場合は治療上の有益性が危険性を上回ると判断可能な場合に限って使用すること。

乳児、小児への使用に対しての安全性は確立されていません。

お子様の手の届かない場所に保管して下さい。

室温保存