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トビエース

トビエースは、頻尿、緊急性および失禁の症状を伴う過活動膀胱の治療に使用されます。有効成分のフェソテロジンは、膀胱の筋肉の攣縮を軽減する作用があります。

同義語

トビエース, Toviaz

有効成分

フェソテロジン, Fesoterodine

その他のブランド名

トビエース, Toviaz

包装

28

製造元

Pfizer

形状

含有量

4mg, 8mg

製造国

トルコ, インド

SKU

2774

基本情報
トビエースは(有効成分:フェソテロジン )膀胱の収縮を抑える作用を持つお薬で、過活動膀胱(OAB)における尿漏れ・頻尿などの症状に用いられます。フェソテロジン(抗コリン薬)が膀胱平滑筋や膀胱知覚神経のムスカリン受容体と結合することで収縮や排尿反射を抑えるのです。この働きのためフェソテロジンはムスカリン受容体拮抗薬と呼ばれます。

過活動膀胱(OAB)の主な症状は不随意の収縮による尿意切迫感です。そして、昼夜間の頻尿、切迫性尿失禁の症状もみられることがあり、これらの症状を総合して捉えられています。原因は未だ解明されていませんが、膀胱平滑筋の機能異常と何らかの関連があると考えられています。

欧米の成人の約1/6が過活動膀胱であると推測されていましたが、高齢化が進むこれらの先進国諸国では今後更に罹患率が増えると予想されています。

過活動膀胱(OAB)と診断されたらどのような対処法がとられるのでしょうか?初期の過活動膀胱(OAB)ではまず行動療法が取られます。その内容としては水分の取りすぎに注意することは、カフェインの摂取を避けること、排尿間隔を少しずつのばしていき膀胱の容量を増やしていく訓練、排尿と関連のある骨盤底筋を鍛えることなどがあります。

その後、過活動膀胱(OAB)治療の柱としてお薬を用いた治療が取られます。

比較新しいタイプの過活動膀胱治療薬です。世界的に広くこの疾患の治療薬として選択されているお薬です。以前からある同タイプのお薬よりは口の渇きなどの副作用は少ないとされていますが、口内乾燥、便秘、腹痛、物忘れ、などの副作用が出てひどい場合には医師に診てもらうことが必要です。
*注意:腹圧性尿失禁には用いられません。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
トビエース錠の推奨初回投与量は、1回4mgを1日1回の服用です。
個々人の反応性や忍容性に応じ、用量は1回8mgを1日1回まで増量されることがあります。
以下に該当する方は、1日4mgを超えて服用してはいけません。

  • 重度の腎障害患者 (CLCR<30mL/分)
  • 強力なCYP3A4阻害薬(ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)を服用中の患者
トビエース錠は、重度の肝障害患者(チャイルド・ピュー分類C)への使用は推奨されません。

【用法】
錠剤は噛んだり分割したり砕いたりせず、水と一緒にそのまま飲み込んで下さい。
食事の有無にかかわらず服用いただけます。

禁忌
下記の場合の使用はできません。

  • 本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
  • 酒石酸トルテロジンに対して過敏症の既往歴がある場合
  • 尿閉症状がある場合(症状の悪化を招くおそれがあります)
  • 眼圧がコントロールできない閉塞隅角緑内障の場合
  • 幽門閉塞の場合
  • 十二指腸閉塞の場合
  • 腸管閉塞の場合
  • 麻痺性イレウスの場合
  • 胃アトニーの場合
  • 腸アトニーの場合
  • 重症筋無力症の場合
  • 重い肝障害の場合
  • 重い心疾患の場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。該当を事前に医師に伝えて下さい。

  • 腎障害の場合
  • 肝臓障害(*重度以外)の場合
  • CYP3A4阻害薬を使用中の場合
  • 潰瘍性大腸炎の場合
  • 甲状腺機能亢進症の場合
  • 下部尿路閉塞疾患を合併している場合(例:前立腺肥大症など)
  • 消化管活動が低下するおそれがある場合
  • パーキンソン症状または脳血管障害がある場合
  • 認知症、認知機能障害がある場合
  • 眼圧を調整可能な状態にある閉塞隅角緑内障の場合
  • 虚血性心疾患の場合(例:狭心症など)
相互作用
【下記のお薬やサプリメントとの併用には注意が必要です。】
○抗コリン作用を有する薬剤
 フェノチアジン系薬剤
 モノアミン酸化酵素阻害剤
 三環系抗うつ剤

○CYP3A4誘導薬
 フェニトイン、カルバマゼピン、リファンピシン、フェノバルビタール等
 セイヨウオトギリソウ(St.John’sWort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

○CYP3A4阻害薬
 アタザナビル、クラリスロマイシン、インジナビル
 イトラコナゾール、ネルフィナビル
 リトナビル(ブースト療法における全てのリトナビル投与を含む)、サキナビル、テリスロマイシン等

○CYP2D6阻害薬
 キニジン、パロキセチン等

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦中、または妊娠している可能性のある場合は治療上の有益性が危険性を越えると判断可能な場合に限って使用すること。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児への使用に対しての安全性は確立されていません。

1 件の お客様のレビュートビエース

伍萬系 様より投稿

シンガポール便は速い

泌尿器科で膀胱炎と水分取り過ぎのせいにされていた尿漏れが一発で解決しました。

オンライン薬局より いつも当社をご利用頂き有難うございます。 また、このたびは、お薬についての貴重なご意見を頂きありがとうございました。 ご購入薬により少しでも病状が改善されることを願っております。 これからもご満足いただけるサービスを提供できるよう努めてまいりますので、今後もよろしくお願い致します。
死亡率の増加と夜間の頻繁な排尿の関係 2015年9月17日

夜間頻尿に苦しみ、夜間に少なくとも2回以上排尿に起きる必要のある患者では、死亡率が大幅に増加したという報告があります。 研究者は日本の養護施設で生活する入居者で夜間頻尿に悩まされている患者は、他の入居者に比べて死亡率が大幅に増加したことを示す米国泌尿器科学会の第104回年次学術大会(AUA)で研究

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