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JapanRx / セラピーによって傷つくことはあるか – 効果が無い場合の見分け方は?

セラピーによって傷つくことはあるか – 効果が無い場合の見分け方は?

心理療法は強力です。
腕の良い療法士とは良い指導者のようなものであり、不快な変化のプロセスの中を安全に導きます。
しかし間違いを犯す療法士も存在し、こうした間違いは時に何よりも大きな害となります。

例えば、セラピーの中で不当に評価されたり、過度に批判されたり、屈辱を受けたりする場合そもそもこうした問題のために助けを求めているのだから、良いセラピーであるとは言えず、他の療法士を探す必要があります。

さらに深刻なのは、肉体関係や恋愛関係を始めてしまったり、あなたを顧客ではなく友達のように扱うなど、療法士が境界を越えてしまった時です。
この場合療法士が二人の関係性において力を持ちすぎてしまうため、必ず悪い影響があります。
このような境界を越えることは非倫理的であり、モラルに反しており、非合法的ですが、起こり得ることです。

また、苦痛は無いものの助けにもならないようなセラピーもあります。
例えば、セラピーを受けた後の数日間は気分が良くなるものの、新しい姿勢や変わるための能力もしくは戦略が全く生まれない場合、サポートとしては良いものの、これは心理療法とは言えません。
これでは人生の問題に立ち向かうより効果的で柔軟な方法を見つけることはできません。

また、療法士と気が合わない場合や同じ目標に向かって進んでいけない場合、セラピーは挫折を招くこともあります。
この場合、「この方法は私にとって効果的ではないので、他の療法士を見つけてくれませんか?」と言っても問題ありません。
良い療法士であれば、相性の問題であることを理解しているでしょう。
才能のある療法士でさえ、誰とでも相性が素晴らしく良い訳ではありません。

自分に合う療法士を見つけるまでには時間がかかるかもしれません。
運よくすぐに合う人が見つかることもありますが、数人の療法士を試してみる必要がある場合もあります。

出典: 2019年10月18日更新 health essentials『Can Therapy Hurt You – and How Can You Tell It’s Not Working?』(2019年11月13日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/can-therapy-hurt-you-and-how-can-you-tell-its-not-working/