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コロナウイルス隔離:誰が、どのくらいの期間実施すべき?

フランスが隔離措置を実施する国のリストに追加されました。
つまり、フランスを含め同リストに記載の地域からイギリスに戻る場合は、14日間の自己隔離を行う必要があります。

国家統計局(ONS)によると、イングランドにおけるコロナウイルス感染者数は、7月に増加した後に横ばい状態になっていますが、当局は依然として国境を跨いだウイルスの感染を懸念しています。

8月15日土曜日の午前4時以降、何十万人ものイギリス人観光客が、フランスから戻った後自己隔離することを義務付けられました。
その他の影響を受ける国には、マルタとオランダが含まれます。

モナコ、アルバ、タークス&カイコス諸島も「安全な」リストから外されています。
これは、英国人が隔離義務無しで訪問しても十分安全であると政府が判断した国のリストです。

上記の国は、現在ではスペインやポルトガル、ベルギー、およびその他多くの国々と同様の扱いとなり、今では多くの英国の旅行者にとって、実質的に立ち入り禁止となっています。

隔離中にできることとできないことについて知っておくべきこと全てを、以下に記載しています。


<自己隔離中にできることとできないことは?>

隔離中は、他人から離れ、旅行中に使用した公衆衛生旅客検索フォームに記載された住所に滞在する必要があります。

仕事や学校に行ったり、公共の場所を訪れることはできません。
また、食べ物やその他の買い出しのために外出すべきではありません。

食料品の購入、その他の買い物や薬の受け取りについてサポートが必要な場合は、友人や親戚に尋ねる、もしくは自宅配達を利用してください。

イギリスでは、運動することは許可されていますが、自宅もしくは自宅の庭の中での運動に限定されています。
家を出て犬を散歩させることはできません。
犬の散歩は、友人や親戚に手伝ってもらう必要があります。


<家に人を招くことはできますか?>

検疫中は、緊急援助、医療援助、または獣医サービスの提供者を除いて、家に人を招くことはできません。


<家を出ることはできますか?>

イングランドでは、緊急の医療援助が必要な場合や、食料品や医薬品といった基本的な必需品を購入する必要がある場合など、限られた状況でのみ宿泊施設を離れることができます。(ただし、配達サービスを利用できない場合にかぎります)

もしくは、家族や同居人の葬式に参列する必要がある場合も、外出が許されます。


<同居人も自己隔離を行う必要がありますか?>

隔離中の家にいる同居人は、旅行に同行していなかった場合は、自宅待機を行う必要はありません。

コロナウイルスの感染リスクを回避するために、できるだけ他人との接触を避けることが重要です。

政府は、同居人から離れた、開閉可能な窓のついた換気の良い部屋に滞在することを推奨しています。


<コロナウイルスによる自己隔離が必要な人とは?>

英国政府は、「travel corridors」リスト(英国人が旅行後の自己隔離なし渡航できる国々のリスト)にに含まれていない国から帰国したすべての人に対し、14日間の隔離を行うことを要求しています。

さらに、免除リストにない国を乗り換えで通過する場合も、14日間の隔離が必要となります。


<自己隔離しない場合のペナルティとは?>

イングランドでは、「安全リスト」に含まれていない国から帰国した後に自己隔離しない場合、1,000ポンドの罰金が科せられます。

加えて、正確な接触者詳細の自己申告を提出しない場合、限定された状況下(または自己隔離している宿泊施設から別の場所に移動して自己隔離を続ける場合など)で接触者詳細フォームを更新しない場合、最大3,200ポンドの罰金が科せられます。

出典 2020年8月15日更新 Independent『Coronavirus quarantine: Who needs to do it and for how long?(2020年8月19日に利用)
https://www.bbc.com/news/world-europe-53763267