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オルベスコ インヘラー (シクレソニド)

オルベスコ 吸入剤(シクレソニド)は、コルチコステロイド剤です。主にアレルギー疾患や喘息の治療に使用されています。

同義語

オルベスコ, Alvesco

有効成分

シクレソニド, Ciclesonide

その他のブランド名

オルベスコ, Alvesco

包装

60回分, 120回分

製造元

Nycomed

形状

吸入剤

含有量

80mcg/回, 160mcg/回

製造国

トルコ, イギリス

SKU

2675

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 医師へご確認ください。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご確認ください。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 妊娠中に使用するのは危険である可能性があります。 動物研究では胎児に悪影響を及ぼしていますが、ヒトでの研究は限られています。妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【オルベスコ インヘラー (シクレソニド)】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

シクレソニド

使用方法
オルベスコ インヘラー (シクレソニド)は、アレルギー疾患および喘息の治療に使用されています。
効能・効果
オルベスコ インヘラー (シクレソニド)はコルチコステロイドです。 炎症の原因となる体内の特定の天然物質の放出を止めることにより作用します。
一般的な副作用
喉の刺激、声のかすれ、咳
専門家のアドバイス
  • 過去数週間以内に病気や感染にかかった場合は医師に知らせてください。
  • 結核、口腔または喉の感染、緑内障または白内障の病歴、眼のヘルペス感染、骨粗鬆症が本人、または家族歴がある場合は、医師に知らせてください。
  • 子供に使用する場合、使用期間中は子供の成長を観察し成長に遅れが見られるようであれば医師に知らせる必要があります。
  • 水痘、帯状疱疹、麻疹に感染している人との接触を避けてください。
  • 異常な体重増加(特に顔面に現れる)、筋肉衰弱、渇きや排尿の増加、混乱、異常な眠気、重度または持続性の頭痛、不安、抑うつ、過敏症、または視力の変化が生じた場合は、医師にご相談ください。
  • 妊娠中、妊娠を計画中であるか、授乳中である場合は医師にご相談ください。
  • オルベスコ インヘラー (シクレソニド)またはその成分のいずれかにアレルギーがある場合は薬の服用を避けるべきです。
  • 水痘や麻疹に感染している場合はオルベスコ インヘラー (シクレソニド)は服用できません。
よくある質問
Q.シクソソライドは安全ですか? オルベスコ インヘラー (シクレソニド)は、医師の指示に従って、所定の用量で使用する限り安全です。
基本情報
シクレソニド Ciclesonide はステロイド(副腎皮質ホルモン)のひとつで気道の炎症を抑えるお薬です。喘息は気管支の炎症が慢性化することで発作的な喘鳴、咳などの症状を引き起こす病気です。気道の炎症が抑えられていれば、発作が起こりにくくなります。通常、ステロイド吸入療法は、12歳以上から成人までの中等度以上の喘息に第一選択薬として使用されます。1日1回の吸入で十分な効果が得られるとされています。(ただし、1日800μg の場合は1日2回吸入)なお、既に起きている発作を速やかに軽減するものではありませんので、決められた用量を毎日きちんと使用していくことが大切です。


【気管支喘息について】

アレルギー、細菌感染、ウイルス感染などを引き金として発作的な呼吸器症状(喘鳴、呼吸困難、咳など)を呈する疾患です。そうした因子とのかかわり方はそれぞれですが、慢性の気道炎症、気流の制限、気道の過敏症などを基本的な症状として持つ疾患症状です。世界の喘息患者数は約3億人にも上るとされていますが未だ詳しいことは解明されていない複雑な疾患です。気管支喘息は近年では単に喘息とも呼ばれるようになっています。免疫不全症のひとつでもあるため、アトピーなどを併発することも多い。気道が狭まり呼吸ができなくなれば、死に至ることもあるため、長期に渡る日々の管理が大切です。特に子供の場合、発作の予防及び発作時に必要なお薬を正しい用量、正しいタイミングで使用するために家族や周囲の協力が欠かせません。咳の発作は夜や早朝に起こりやすい特徴があります。
子供の喘息はそのほとんど(9割)がアレルギー因子によるものである一方、大人の場合はアレルギーを因子にもつものは6割程度です。つまり、半分近くの4割はアレルギー体質でなくてもかかる可能性があるということです。アレルギーを引き起こす原因となるアレルゲンには、ダニ、カビ、ペットの毛、花粉、ハウスダストなどがあります。アレルギー以外の喘息を引き起こす要因となるものには、タバコ、ストレス、大気汚染、温度・湿度の変化、鎮痛解熱剤、風邪などがあります。近年、成人してから喘息を発症する人が多くなっているといいます。喘息はアレルギー体質の子供に多いという先入観から、自分がまさか喘息だとは思わずに症状が出ても大したことないと放置してしまうケースも多くあるようです。夜間や朝方の咳がなかなかよくならない、安静にしていても息苦しさを感じるなどの症状に気が付いたら、そのままにせずに専門医に診てもらうことが喘息を悪化させてないためには大切です。また、発作を起こさないためにアレルゲンやその他の発作誘因を避けましょう。
禁忌
●有効な抗菌剤の存在しない感染症、深在性真菌症は症状を増悪するおそれがあるので使用しないこと。
●本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある場合は使用しないこと。
●結核性疾患がある場合、症状を増悪するおそれがあるので使用しないこと。
慎重投与
感染症(急性呼吸器感染症を除く)にかかっている場合、症状を増悪するおそれがあるので使用の際は慎重に行うことが必要です。
重要な基本的注意
○毎日規則正しく使用する。
○喘息発作重積状態又は喘息の急激な悪化状態のときには原則として使用しない。
○気管支粘液の分泌が著しい患者では,肺内での作用を確実にするため本剤の吸入に先立って,○分泌がある程度減少するまで他剤を使用することが望ましい。
○自己判断で用量を変えたり、使用を止めたりしないこと。
○全身性ステロイド剤を減量、中止した場合に離脱症状があらわれることがあるのでその場合には適切な処置をとって下さい。
相互作用
併用注意
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
・イトラコナゾール
・リトナビル等
高齢者への投与
高齢者の場合、特に慎重に使用を進めることが大切です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性のある場合、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ限って使用します。動物実験で奇形の可能性が示唆されています。授乳中に本剤を使用する場合は、授乳を止めることが望ましい。
適用上の注意
症状の改善が見られたら、最小必要量の使用に抑えるようにしましょう。
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