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JapanRx / エストロゲン外用薬を使用した膣萎縮の治療

エストロゲン外用薬を使用した膣萎縮の治療

ローチ医師への質問:
膣萎縮についての情報を探しています。現在75歳で、症状が2年半続いており、とても惨めに感じています。

ローチ医師からの答え:
膣萎縮は、年配の女性や、閉経後数年以上経過した女性によく見られます。
正常な膣の内層は、エストロゲンによって維持されています。
エストロゲン濃度が低下すると、膣の内膜が薄くなることがあり、乾燥や不快感の症状を引き起こします。
この場合、性交が痛みを伴うことが多いと感じます。
最初は再発性の尿路感染症によって、この問題が認識されることが多いかもしれません。
外陰部や、重症の場合陰唇にも影響することがあります。

医師の診断を受けていない女性が多く、診断を受けたにも関わらず症状が続くという女性は見たことがありません。
ただ、診断を受けること自体が困難なのです。
医師を受診しようとしない、または受診が恥ずかしいと感じる女性もいます。
また、医師(特に内科医)の多くは、定期的な問診や検査を行いません。
診断が下されれば、治療は簡単で効果的です。通常、エストロゲンクリームやジェルが有効です。

バイオアイデンティカル女性ホルモンであるエストラジオールは、外用薬として使用すると上手く作用し、血液内への吸収が少ないため、安全であると考えられています。
しかし、過去に乳房のエストロゲン反応性や子宮内腫瘍の既往歴がある女性は、外陰膣用のエストロゲン外用薬を使用する際は、事前に医師と相談してください。
ある専門家グループは、性交の少なくとも12時間前のエストロゲンの投与を推奨していますが、男性にはリスクがが無いため安心して使用することができます。

また、以前米国食品医薬品局(FDA)が、外陰部や膣の外観を改善することを目的としたレーザー機器に対する警告を出した件に関する記事を書いて以来、時々レーザー治療に関する質問を受けます。
FDAは、こうした装置の有効性は証明されておらず、火傷や瘢痕化のような深刻な損傷を引き起こし、痛みを悪化させる可能性があるとしており、米国産科婦人科学会もこれに同意しています。
私としても、レーザー機器は使用されないことを推奨します。

出典:2019年4月4日更新『Turmeric supplements safe to try』Herald-Star(2019年4月10日に利用)
http://www.heraldstaronline.com/news/national-news-apwire/2019/04/turmeric-supplements-safe-to-try/