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JapanRx / インドの州はCOVID危機でイベルメクチンに目を向ける — 2つの州では警告にもかかわらず広範囲の人々へこの駆虫剤を予防的に投与

インドの州はCOVID危機でイベルメクチンに目を向ける — 2つの州では警告にもかかわらず広範囲の人々へこの駆虫剤を予防的に投与

インドの州、ゴアとウッタラーカンド、イベルメクチンを予防的に投与

インドのCOVID-19危機が続く中、ゴア州とウッタラーカンド州の指導者は、感染の予防にイベルメクチンを注目しています。特に観光地であるゴア州とヒマラヤ北部のウッタラーカンド州では、広範囲の人々に対してこの駆虫剤を予防的に投与する計画が進められています。両州の指導者は、この措置が証拠に基づいていると主張しています。ウッタラーカンド州の総務長官やゴア州の保健相は、それぞれの州の専門医療委員会がイベルメクチンの使用を推奨していることを強調しました。

薬剤の有効性についての議論

一方で、国際的な健康機関や専門家の間では、イベルメクチンのCOVID-19に対する有効性について議論が続いています。NIHやWHOなどの機関は、イベルメクチンの治療や予防についての具体的な推奨を出していません。カナダ・モントリオールにあるマギル大学の疫学とグローバルヘルスの教授であるマドゥ・パイ医学博士は、イベルメクチンの使用に関する最新のガイダンスに言及しました。しかし、このガイダンスは、ランダム化比較試験の文脈に従うべきだとしています。

州の動向とその背景

ゴア州では、18歳以上の人々にイベルメクチン錠剤が配布される予定です。一方、ウッタラーカンド州では、さらに広範な人々にイベルメクチンが提供される見通しです。この動きは、州のCOVID-19症例数の増加に伴って急務とされています。ウッタラーカンド州では、特にKumbh Melaと呼ばれる大規模な祭典の開催が影響して、感染が拡大しています。この祭典には何百万もの人々が集まり、マスクの着用や社会的距離の確保が困難でした。

イベルメクチンの支持者の立場

COVID-19クリティカルケアアライアンスなどのイベルメクチンの支持者は、これらの州の動きを支持しています。彼らは、イベルメクチンの配布が増加した後に、インド全体で症例数と死亡者数が減少したことを指摘しています。しかし、因果関係と相関関係の違いについての議論は今も続いています。

【以下のリンクより引用】

Indian States Turn to Ivermectin in COVID Crisis — Two states give anti-parasitic preventatively to large swaths of population despite warnings

Medpagetoday