イプラトロピウム臭化物（アトロベントエロゾルジェネリック）, Ipravent, 吸入剤・吸入器

イプラトロピウム臭化物（アトロベントエロゾルジェネリック）, Ipravent, 吸入器 (Cipla) 箱

イプラトロピウム臭化物（アトロベントエロゾルジェネリック）, Ipravent, 吸入器 (Cipla) 製造

イプラトロピウム臭化物（アトロベントエロゾルジェネリック）, Ipravent, 吸入器 (Cipla) 成分

イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)

イプラトロピウム臭化物　吸入器は、抗コリン薬に分類される気管支拡張薬です。慢性閉塞性肺疾患および喘息の治療に使用されます。

同義語

アトロベントジェネリック, Generic Atrovent

有効成分

臭化イプラトロピウム, Ipratropium Bromide

その他のブランド名

イプラベント, Ipravent その他

包装

200回分

製造元

Cipla, その他ジェネリック各社

形状

インヘラー (吸入剤 + 吸入器)

含有量

20mcg, 40mcg

製造国

インド

SKU

477

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　医師へご確認ください。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　妊娠中に使用するのは恐らく安全です。動物研究では、胎児に悪影響を及ぼさないか、または全く示されませんでしたが、ヒトでの研究は限られています。医師にご相談ください。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　母乳育児中の使用はおそらく安全です。ヒトの研究データは限られていますが、この薬物が乳児に重大なリスクがないことが示唆されています。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】気分が優れない場合は、運転を行わないでください。本薬はめまいや集中力の低下、視覚不良などをひき起こす可能性があり、運転能力に影響することがあります。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)】　情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。

シルデナフィル

イプラトロピウム

使用方法

イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は、慢性閉塞性肺疾患および喘息の治療に使用されます。

効能・効果

イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は、肺上のアセチルコリンの活性を低下させることによって作用します。これにより、空気道が開放され呼吸が容易になります。

一般的な副作用

頭痛、吐き気、口渇、めまい、咳、喉の炎症

専門家のアドバイス

吸入器を用いてイプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)を適切に投与することが治療の成功には不可欠です。
以下の病状の既往歴がある場合、医師よりアドバイスを受けてください。
- 嚢胞性線維症（厚い粘着性の粘液が蓄積し、身体の器官の多くに損傷を与えることがある遺伝疾患）は、胃腸運動障害を起こしやすい可能性があります。
- 緑内障（視覚上の問題を引き起こす眼の中の圧力の上昇）がある場合。
- 尿の問題または前立腺（男性生殖器）に問題がある場合。
- 蕁麻疹、血管浮腫（唇や目の腫れ）、発疹、気管支攣縮（気道の狭窄）、口腔咽頭腫脹、重症アレルギー（アナフィラキシー）などのアレルギー（過敏症）反応がある場合。
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)を鼻スプレで使用後に心拍が不規則になった場合は、医師に相談してください。
イプロトロピウム吸入器は、吸入直後に喘鳴や呼吸困難を引き起こすことがあります。その場合はすぐに医師に相談してください。
眼や不快感、視界のぼやけ、幻覚、結膜の鬱血やの腫れによる色覚異常、角膜腫脹は、急性狭角緑内障の兆候であり得ます。すぐに医師に相談してください。
高温や火の気のある場所では、使用しないでください。爆発する可能性があります。
めまいや視界のぼやけなどの副作用が報告されています。そのような症状が見られた場合は、車を運転したり機械を操作する場合に注意してください。

よくある質問

Q.イプロトロピウムはステロイドですか？
いいえ、イプロトロピウムはステロイドではありません。

Q.イプロトロピウムは麻薬ですか？
いいえ、イプロトロピウムは麻薬ではありません。

Q.アヘンを含んでいますか？
アヘンまたはその誘導体を含んでいません。

Q.イプロトロピウムは体重の増加を引き起こしますか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)が体重の増加を引き起こすことは知られていません。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は便秘の原因になりますか？
はい、便秘はイプロトロピウムの既知の副作用です。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は頻脈（心拍数の増加）を引き起こしますか？
一部の患者において、イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)が頻脈（心拍数の増加）を引き起こすことがあります。しかしイプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)の一般的な副作用ではありません。

Q.イプロトロピウムは血圧を上昇させますか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は血圧には影響しません。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)はアルブテロールと同じですか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)とアルブテロールは2種類の薬ですが同じ作用があります。気道を広げ緩和し、呼吸を容易にする作用がある気管支拡張剤です。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)にはアルブテロールが含まれていますか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)およびアルブテロールの両方を含む配合薬は、喘息および喘息に関連する症状を治療するために利用可能です。

Qイプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)はブデソニドと同じですか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)とブデソニドは異なる種類の医薬品に属しますが、いずれも単独または併用して気管支炎、喘息および喘息に関連する症状を治療するために使用されます。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は気管支拡張薬ですか？
はい、イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は、気管支炎、喘息および喘息に関連する症状を治療するために使用される気管支拡張薬です。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は長期作用性気管支拡張薬ですか？
いいえ、イプロトロピウムは短時間作用性の気管支拡張薬です。

Q.イプロトロピウムは抗ヒスタミン剤や抗生物質ですか？それとも抗コリン作用薬ですか？
イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は、抗ヒスタミン薬でも抗生物質でもありません。抗コリン作動性気管支拡張剤のクラスに属しています。

Q.イプロトロピウムは短時間作用性の抗コリン作動薬ですか？
はい、イプロトロピウムは、短時間作用性の抗コリン作動性気管支拡張薬です。

Q.イプロトロピウムは乳児にとって安全ですか？
はい、イプロトロピウムは乳児に安全に使用されます。しかし薬の使用に関しては医師の助言に従うべきです。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は喘息レスキュー吸入器ですか？
いいえ、イプロトロピウムは、気管支痙攣の維持治療のための気管支拡張剤です。救急治療が必要な気管支痙攣の急性発作の初期治療には適していません。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は単独で使用できますか？
はい、イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)は、気管支痙攣、喘息および他の関連する状態の治療における維持療法として単独で使用することができます。

Q.イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)に使用期限はありますか？
はい、イプラトロピウムインヘラー (アトロベントジェネリック)製剤には有効期限があります。正しい有効期限についてはパッケージの詳細をお読みください。

基本情報

抗コリン薬に分類される気管支拡張薬です。気管支を広げる作用があり、主に喘息や気管支炎に用いられています。喘息、肺気腫および慢性気管支炎など気道が狭くなり息が苦しくなる疾患では、肺まで空気を送り込むこと（また排出すること）が困難となります。イプラトロピウムは、肺の中でムスカリン受容体をブロックすることでその力を発揮します。通常、アセチルコリンという天然の体内物質がこの受容体に作用して気道を狭めるのですが、イプラトロピウムがそれをブロックすることで力を発揮します。

警告

(1)本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること
(2)飲み合わせの悪い薬があるので医師と相談すること
(3)目に入らない注意すること

禁忌

下記の場合の使用はできません。
○本剤に含まれる成分又はアトロピン系薬剤に対して過敏症の既往歴がある場合
○前立腺肥大症の場合
○緑内障の場合

慎重投与

上室性不整脈がある場合、また既往歴がある場合では室性頻脈・心房細動等があらわれることがありますので慎重に使用を進めることが大切です。該当の症状・症歴がある場合は事前に医師に伝えて下さい。

高齢者への投与

高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが大切です。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊娠中の使用に対しての安全性は確立されていません。妊娠中または妊娠している可能性がある場合は治療上の有益性が危険性を上回ると判断可能な場合に限り使用すること。

取扱い上の注意

眼に入らないように注意して下さい。本剤は吸入用です。その他の使用方法では用いないこと。