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アルツハイマー病患者における抗てんかん薬は肺炎リスクに関連

HealthDay)『Journal of Alzheimer's Disease』誌に最近発表された研究によると、抗てんかん薬の使用はアルツハイマー病患者の肺炎のリスクを高める可能性があります。

フィンランドのクオピオ市にある東フィンランド大学のハイジ・タイパレ博士と博士のグループは、抗てんかん薬の使用が、
その地域在住のアルツハイマー病患者の間で、肺炎のリスク増加と関連しているかどうかを評価しました。

フィンランドのデータベースを使用して、70,718人のアルツハイマー型認知症患者を特定しました。

新しい抗てんかん薬のユーザーは1年間の休薬期間で特定され、非ユーザーと一致させるようにコホートは1:1の比率で形成されました。

研究者らは、抗てんかん薬の使用は肺炎のリスク増加と関連していることを発見しました。

使用開始の最初の月は、肺炎のリスクが最も高く、そのリスクは2年間の使用時点まで上昇したままです。

フェニトイン、カルバマゼピン、バルプロ酸、およびプレガバリンはすべて、肺炎のリスク増加と関連していました。

「抗てんかん薬による治療は、てんかん患者には必要ですが、有効性と有効性に関する証拠に説得力がないということで、
多い他の症状への適応が広がっています。」
と著者らは記しています。  

そのため、これらの疾患での抗てんかん薬の使用は慎重に検討されるべきであり、特に脆弱な高齢者グループにおいては、
より鎮静作用の少ない薬剤を代用とするべきです。  

【以下のウェブサイトより引用】
https://medicalxpress.com/news/2019-04-aeds-tied-higher-pneumonia-alzheimer.html