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お医者様に尋ねた ‐ あざができやすい理由、そして糸状虫の治療方法

【質問】うちの家内は、数年前からすねが簡単に傷つきやすくなりました。

彼女はそれらを覆うためにいつも長いドレスやズボンを着用しなければならず、できる手立ては何もないと言われました。どうしたらよいでしょうか。

 

【回答】簡単な打撲痕は一般的であり、薬や、基礎疾患、または加齢によって引き起こされる可能性があります。

500人の健康な成人を対象としたある研究では、18%が怪我がなかったり、または軽度の打ちみや、どこかにぶつけた後に打撲痕が見られると報告 されています。

あざは、毛細血管と呼ばれる小さな血管が損傷して破裂し、皮膚の下に溜まる血液が漏れるという3段階のプロセスを経て発症します。

これにより、血小板(循環血液中の小さな細胞)が損傷した部位に急いで「プラグ」を形成しようとします。最後に、このプラグ、つまり血栓は、凝固因子と呼ばれるタンパク質によって強化されます。

これらの手順のいずれかが変更された場合、アザができやすくなります。

たとえば、血小板の異常は特定の薬によって引き起こされる可能性があり、また、ニンニクを食べることによって引き起こされることさえあります。   一方で肝臓病やビタミンK欠乏は血液の凝固に影響を与える可能性があります。

私たちは加齢とともに傷つきやすくなり、特に色白でぽっちゃりとした女性は明確な理由もなくあざができやすくなります。

鼻血などの重大な出血があるかどうか、また、個人が服用している薬を判断することが重要です。

あざを引き起こす可能性のある薬には、イブプロフェンおよび他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、抗凝固薬(ワルファリンなど)、抗血小板薬   (アスピリンやクロピドグレルなど)およびステロイド(プレドニゾロンなど)があります。

一部の抗生物質と同様に、特定の抗うつ薬(フルオキセチンなど)も犯人になりえます。

話を戻して、あざは奥様のすねに限定されているため、奥様の状態が悪い物であるとは思いません。そしてこれは何年もの間、起こっています。   背景にある疾患の他の兆候はないようです。

しかし、このタイプの原因不明のあざに対する治療が彼女のすねを衣服で保護する以外にはないと言うのは悲しいことです。

とはいえ、サイズが1cmを超えるあざが5つ以上あり、すねを叩いたり傷つけたりしていないのであるなら、奥様は念のため血液科医に診察してもらう必要があります。

 

【質問】 私の親戚はこの1年程度、睾丸に痛みがありました。

私はこれが感染や重い物を持ち上げる作業によっても引き起こされる可能性があることを何かで読みましたが、抗生物質と手順は            役にたちませんでした。

 

【回答】睾丸は敏感な部分であり、軽傷でも痛みや不快感を引き起こすことがあります。

原因には、前立腺の腫れ(前立腺炎)、糖尿病、精巣癌、感染症による神経の損傷などがあります。

不快感が、初期のヘルニアが原因と思われる、原因以外の身体の一部に感じられる痛みが検出されていないのでない限り、通常、重い物を持ち上げることは関係ありません。

長文で頂いた手紙の中で、あなたはその親戚の方が泌尿器科を何件か訪れ、また癌が切除されたことを説明しています。

彼は前立腺炎なのではないかと思います。これは、「骨盤頭痛」と呼ばれることもある一般的でしかし、神秘的な疾患でありそう聞いて安心されるかと思いますが、決して悪性のものではありません。

しかし、特に患者がその症状のために受けなければならないテストがあり、それが大きな心配を引き起こす可能性があります。

男性の2%〜10%が何らかの段階で前立腺炎を起こすことがありますが、その原因は不明であり、唯一の症状は鈍くしつこい痛みです。

これは前立腺に端を発しますが、背中下部、下腹部、内腿上部や睾丸など、他の場所で感じることもあります。

確定的な検査はないため、診断は他の可能性を除外することに基づいています。また、同様に、決まった治療法はありません。

泌尿器科医はしばしば、タムスロシンなどのアルファ遮断薬、またはフィナステリドなどのアルファ還元酵素阻害薬を処方します。

どちらも前立腺肥大(良性前立腺過形成)の症状を緩和するために使用されます。

フィナステリドは、男性型脱毛症の治療にも使用されます。

しかし、研究不足のため薬物が前立腺炎にどの程度効果があるかは不明なのです。

抗炎症薬も、座薬として処方されることが多く、治療は最大1か月間、継続する必要があります。

ご親戚の方が次に診察を受けた際には、前立腺炎と診断される可能性が高いかと思います。

 

【質問】糸状虫がいます。

医者からOvex(メベンダゾール)タブレットを購入しましたが、まだ治りません。家の中にあるものすべてを洗いました。もう切羽詰まっています。

 

【回答】ギョウチュウは結腸と直腸に寄生し、特に10代より下の子供によく見られます。

メベンダゾール(Ovex)を1回100mg服用するのは正しいことです。

メベンダゾールは子供用として内服薬でも入手できます。

簡単に伝染してしまうため、家族全員が治療を行うことが良いと思います。

糸状虫は肛門部に持続性のかゆみを引き起こし、子どもたちは、特に夜、白い綿のように見える虫が出産するために出てくると掻き始める傾向があります。

メベンダゾールの服用で数日以内に虫は死にますが卵は殺せません。

したがって、残留卵が孵化すると、寄生が継続しますので、14日後に2回目の投与を行ってください。

どうして苦しみ続けているのかはわかりませんが、糸状虫が確認できたら、2倍の用量、つまり200mg(一部の感染症は治療に耐性があるため)を   服用し、14日後に繰り返します。

ギョウチュウが確認できない場合は、肛門の周囲にかゆみがあり、糸状虫の感染によって引き起こされている慢性の肛門掻痒症である可能性が   あります。

医師に相談しギョウチュウ検査を行うことを推奨します。これは、肛門に5cmの長さの透明な粘着テープを貼ってから、付属のスライドガラスに     貼り付けます。そして、顕微鏡で検査されます。卵が存在する場合、継続的な感染があります。

そうでなければ、肛門掻痒症となります。

後者の場合は、水性のクリームで罹患している領域を洗浄し、1%のヒドロコルチゾンクリームを約2週間、1日2回塗布してください。

 

【以下のウェブサイトより引用】

Ask the GP: This could be why you bruise easily and how to treat threadworms

THE IRISH NEWS